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2010年10月16日

BARK AT THE MOON 「月に吠える」 / OZZY OSBOURNE (1983)

Album Cover (front): Bark at the Moon / Ozzy Osbourne緻密で繊細なサウンドを奏でるランディ・ローズを「静」とすると、野太く力強いサウンドイメージがするジェイク・E・リーは「動」といったところでしょうか。それはステージ上でのパフォーマンスに於いても言えることですが、ここではそのジェイクもランディ同様、メロディーラインに重点を置いたプレイに徹している感じもします。まぁ、新参者が好き勝手にプレイできるはずもなく、当然そこにはオジーの意向が大きく働いているのでしょうが、それでもこのアルバムの収録曲とギターサウンドはかなり気に入って聴いていました。それにしてもジェイクのパワフルなリフは今聴いても痺れますね。

収録曲に関しては、オジーのアルバムの中でもトップクラスと言える充実度を誇るのがこの「Bark at the Moon / 月に吠える」だと思うのですが、一般的には、このアルバムでのハイライトと言えば、タイトルトラックでもあり、ファーストシングルにもなった、オープニングを飾る"Bark at the Moon"になるのではないかと。ただ、個人的にはスローな"You're No Defferent Me"と"So Tired"の2曲、それに"Now You See It (Now You Don't)"辺りが特に好きですね。中でも"So Tired"は故美空ひばりさんが歌ってもおかしくないようなバラードで、仮に美空ひばりさんが歌っていたならば「川の流れのように」と並ぶ名曲になっていたんじゃないかと思えるくらいの曲。いや~、アルバムジャケットからは全く想像できませんよね(笑)。

 

Live Video (VHS): Bark at the Moon / Ozzy Osbourneそれと、このアルバム"Bark at the Moon"を語る上で欠かせないのが、翌年にアルバムと同タイトルで発売されたVHSのライヴビデオ。今はDVDで発売されているのでしょうか? このビデオ、\12,800と凄く高かったのですが、奮発して買ったんですよね、日系人ギタリスト(母親が日本人)であるジェイク・E・リーのお披露目ツアーともなったこのライヴ。主役の座をオジーから奪う位にジェイクが目立っています(笑)。

テクニックも然ることながら、とにかくステージアクションがカッコいいですね。かつてオジーのライヴを観に行かれたアン・ルイスさんが、何かのテレビ番組の中で「ギタリストの人のギターを弾く姿が凄くカッコいいのよ」と絶賛されていましたが、未だに彼ほどカッコ良く弾くギタリストにはお目にかかっていません。

内容的にはこのビデオ、"Mr. Crowley"では肝心な所でジェイクの演奏シーンを写してなかったり、小さかったりと多少不満もありますが、サウンドの方は今聴いても身震いがするほど。又、一部、編集(被せた歓声)が下手でうっとおしく、そのままで良かったのにと思う箇所もある"Rock'n Roll Rebel"はスタジオヴァージョンより数段カッコいいですし、ジェイクのギターソロが存分に堪能できる"Suicide Solution"は必見。シリアスなバンドが多い昨今ですが、やっぱりロックには魅せる要素も重要だと認識させられる内容です。

 

Album Cover (back): Bark at the Moon / Ozzy OsbourneTRACK LIST
1. Bark At The Moon / 2. You're No Different / 3. Now You See It (Now You Don't) / 4. Rock 'N' Roll Rebel / 5. Centre Of Eternity / 6. So Tired / 7. Slow Down / 8. Waiting For Darkness

1. 月に吠える / 2. ユア・ノー・ディファレント / 3. ナウ・ユー・シー・イット / 4. 反逆のロックン・ロール / 5. センター・オヴ・イターニティ / 6. ソー・タイアード / 7. スロー・ダウン / 8. 暗闇の帝王

 

NOTES
• Album: US 19位 (3x Platinum / 2000-RIAA)、UK 24位 (Silver)
• Singles: "Bark at the Moon" US 109位、UK 21位 / "So Tired" US 104位、UK 20位

 

OZZY OSBOURNE - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Ozzy Osbourne (オジー・オズボーン) - Vocals
• Tommy Aldridge (トミー・アルドリッジ) - Drums
• Don Airey (ドン・エイリー) - Keyboards
• Bob Daisley (ボブ・デイズリー) - Bass and Backing Vocals
• Jake E. Lee (ジェイク・E・リー) - Guitar and Backing Vocals

 

※ 補足
ちなみに、この"Bark at the Moon"、2002年に大胆なリミックスが施されてリリースされたリマスター盤以降の再発盤は、そのリミックス音源が使われたものばかりなので、購入される際(特にLP時代の音に慣れ親しんだ人など)はご注意を。

なお、リリース年が分からない場合は、ボーナストラックが無い(全9曲)ものだとオリジナルの音源だと思って間違いないと思いますが、その他にも"You're No Different"の時間表記「オリジナル・ヴァージョン (5:04) / リミックス・ヴァージョン (5:49)」を見ればどちらの音源かを見分けることができます("You're No Different"のリミックス・ヴァージョンがオリジナル・ヴァージョンに比べて40秒程度長いのは、オリジナル・ヴァージョンではフェードアウトで曲が終わるところが、リミックス・ヴァージョンではそのまま曲が続き、フェードアウト無しで曲が終わるため)。

 

▼ Ozzy Osbourne - Rock`N`Roll Rebel (Live 1984)

https://www.youtube.com/watch?v=hPDMszDm9dQ

 

▼ Suicide Solution - Jake E Lee guitar solo 1984

https://www.youtube.com/watch?v=9dhZzqK9R40

 

▼ Jake E. Lee's Red Dragon Cartel - Now You See It (Now You Don't) (Live 2014)

https://www.youtube.com/watch?v=lorEGoNYvtI

 

 

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