音楽 (AEROSMITH)

2018年11月 9日

BIG ONES - YOU CAN LOOK AT 「ビッグ・ワンズ - ユー・キャン・ルック・アット」 / AEROSMITH (1994)

LDの帯:ビッグ・ワンズ - ユー・キャン・ルック・アット / エアロスミスLD Cover (front): Big Ones - You Can Look At / Aerosmith   LD Cover (back): Big Ones - You Can Look At / Aerosmith   LD: Big Ones - You Can Look At / Aerosmith

これは、エアロスミスの第2期黄金時代とも言えるゲフィン・レコード時代の楽曲で構成されたベスト・アルバム「Big Ones / ビッグ・ワンズ」に併せて発売されたレーザー・ディスク「Big Ones - You Can Look At / ビッグ・ワンズ - ユー・キャン・ルック・アット」で、こちらは映像版のベスト・アルバムといった内容。

ヒット作を連発していた時期のミュージック・ビデオ集ということもあり、どのビデオもお金がかかっているなぁといった印象。なお、"Crazy"では、スティーヴン・タイラーの娘で、現在は女優として活躍しているリヴ・タイラーが出演しています。

ちなみに、CDの"Big Ones"の方には、未発表曲の「Walk on Water / ウォーク・オン・ウォーター」、「Blind Man / ブラインド・マン」の2曲と、「Dude (Looks Like a Lady) / デュード」のライヴ・ヴァージョンが収録されており、アメリカに於いてはビルボード・チャートで6位を記録し、400万枚 (4x Platinum / 1997-RIAA) を売り上げるヒットとなっています。

 

▼ Aerosmith - Dulcima Stomp / The Other Side
https://www.youtube.com/watch?v=zkGfPrst29Y

▼ Aerosmith - Angel
https://www.youtube.com/watch?v=CBTOGVb_cQg

 

TRACK LIST
Side-1
1. イントロダクション / Introduction
2. デュースズ・アー・ワイルド / Deuces Are Wild
3. ザ・メイキング・オブ・"リヴィング・オン・ジ・エッジ" / The Making Of "Livin' On The Edge"
4. リヴィング・オン・ジ・エッジ / Livin' On The Edge
5. ザ・メイキング・オブ・"イート・ザ・リッチ" / The Making Of "Eat The Rich"
6. イート・ザ・リッチ / Eat The Rich
7. ザ・メイキング・オブ・"クライン" / The Making Of "Cryin'"
8. クライン / Cryin'
9. ザ・メイキング・オブ・"アメイジング" / The Making Of "Amazing"
10. アメイジング / Amazing
11. ザ・メイキング・オブ・"クレイジー" / The Making Of "Crazy"
12. クレイジー / Crazy
13. ザ・メイキング・オブ・"エレヴェイター・ラヴ" / The Making Of "Love In An Elevator"
14. エレヴェイター・ラヴ / Love In An Elevator

Side-2
1. ザ・メイキング・オブ・"ジェイニーズ・ガット・ア・ガン" / The Making Of "Janie's Got A Gun"
2. ジェイニーズ・ガット・ア・ガン / Janie's Got A Gun
3. ザ・レコーディング・オブ・"ホワット・イット・テイクス" / The Recording Of "What It Takes"
4. ホワット・イット・テイクス [ザ・レコーディング・オブ] / What It Takes [The Recording Of]
5. インタビュー / Interviews, Etc.
6. ダルシマー・ストンプ / Dulcima Stomp
7. アザー・サイド / The Other Side
8. フォト・セッション / Photo Session
9. デュード / Dude (Looks Like A Lady)
10. ザ・シンプソンズ(ヴォイス・レコーディング) / The Simpsons (Voice Recordings)
11. エンジェル / Angel
12. ビデオ ID / Video IDs
13. ラグ・ドール / Rag Doll
14. エンディング / Ending

NOTES
• Format: Laser Disc
• Side-1: 56分05秒 / Side-2: 43分40秒 / 字幕スーパー / 長時間ディスク/CLV / COLOR/NTSC / STEREO / Digital Audio
• 歌詞・対訳付
• 品番:MVLG-17
• 発売時の価格:\4,300(税込)

STARRING AEROSMITH (Listed on Back Cover)
• Steven Tyler: Lead Vocals, Keyboards, Mandolin, Harmonica
• Joe Perry: Guitars, Dulcimer, Background Vocals 
• Brad Whitford: Guitars
• Tom Hamilton: Electric Bass
• Joey Kramer: Drums, Percussion

 

 

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Done With Mirrors (1985) / Aerosmith

Classics Live! 「ライヴ・クラシックス」 (1986) / Aerosmith

Classics Live! II 「ライヴ・クラシックス II」 (1987) / Aerosmith

Permanent Vacation 「パーマネント・ヴァケイション」 (1987) / Aerosmith

Vacation Club 「ヴァケーション・クラブ - ミニアルバム -」 (1988) / Aerosmith

Pump 「パンプ」 (1989) / Aerosmith

Pandora's Box 「パンドラの箱」 [3CD Box Set] (1991) / Aerosmith

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2018年11月 3日

CLASSICS LIVE! II 「ライヴ・クラシックス II」 / AEROSMITH (1987)

CDの帯:ライヴ・クラシックス II / エアロスミスAlbum Cover (front): Classics Live! II / Aerosmith   Album Cover (back): Classics Live! II / Aerosmith   CD Case (back cover): Classics Live! II / Aerosmith

ゲフィン・レコードに移籍してリリースされたオリジナル・メンバーによる復活アルバム"Done With Mirrors" (1985) の翌年に古巣のコロムビア・レコードよりリリースされたのが、ライヴ・アルバム「Classics Live! / ライヴ・クラシックス」でした。

が、しかし、以前に取り上げた"Classics Live!"の方の記事にも書いたことですが、皮肉なことに、オリジナル・ラインアップによるリユニオンで話題を集めた新譜の"Done With Mirrors"よりも、過去の音源を寄せ集めた"Classics Live!"の方が結果的には売れたんですよね。

で、その続編として翌年の1987年にリリースされたのが、この「Classics Live! II / ライヴ・クラシックス II」。

前作の"Classics Live!"ではオリジナル・メンバーのジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードがバンドを離れていた時期のライヴ音源が含まれていたこともあってか、ジョー・ペリー自身は選曲にいたく不満を持っていたようで、今回は同じ轍は踏むまいと、わざわざ古巣のコロムビア・レコードに出向いて選曲に携わったらしいです。

ということで、この"Classics Live! II"は全てオリジナル・メンバーによるライヴ音源で構成されており、内容としては1984年のボストンでの年越しライヴを中心に3公演のライヴが収録されています。

収録曲数は少ないながらも、"Let The Music Do The Talking"(1986年のオリジナル・メンバーによるリユニオン時のライヴ)や、ファーストアルバム収録曲の"Movin' Out"(個人的にも結構好きなグルーヴィーな曲)が収録されているなど、ファンにとっては中々興味深いアルバムではないかと。

ただ、現在では"Classics Live!"と"Classics Live! II"をひとつにまとめた"Classics Live! Complete" (1998) がリリースされているので、これから購入しようとする人は、オリジナルにこだわらなければ、そちらの方がお得なのではないかと。何しろ、単品よりもひとつにまとめたコンプリートの方が安く売られたりしてますし。

なお、再発されたCDだと、バック・カヴァーは様々なレイアウトのものがありますが、自分が購入したこの来日記念再発盤はリリース当時のLPレコードに準じたデザインとなっています。

 

TRACK LIST
1. Back In The Saddle / 2. Walk This Way / 3. Movin' Out / 4. Draw The Line / 5. Same Old Song And Dance / 6. Last Child / 7. Let The Music Do The Talking / 8. Toys In The Attic

1. バック・イン・ザ・サドル / 2. ウォーク・ディス・ウェイ / 3. ムーヴィン・アウト / 4. ドロー・ザ・ライン / 5. セイム・オールド・ソング・アンド・ダンス / 6. ラスト・チャイルド / 7. 熱く語れ! / 8. 闇夜へのヘヴィ・ロック

• Tracks 1, 3, 5, 6, 8: Recorded Live On 12/31/84 At The Orpheum Theatre, Boston, MA
• Track 4: Recorded Live On 3/18/78 At The California Jam, Ontario Motor Speedway, Ontario, CA
• Track 7: Recorded Live On 3/12/86 At Worcester Centrum, Worcester, MA

NOTES
• 結成40周年 & 来日記念スペシャル・プライス版(期間限定生産)
• CD発売日:2011年11月23日(再発盤)
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US - Gold (1994-RIAA)

 

 

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2018年1月17日

DONE WITH MIRRORS / AEROSMITH (1985)

Album Cover (front): Done With Mirrors / Aerosmithこの"Done With Mirrors"は、1985年にリリースされたオリジナルメンバーによるエアロスミスの復活第一弾アルバム。

ただ、正直言って、私自身は、当時、このアルバムを聴いて、復活劇は失敗に終わったなと落胆すると同時に、恐らくは、これ一枚で終わってしまうんだろうなと悲観的な見方をしていました。まぁ、活動を続けるにしても、かなり厳しい状況になるのではないかと・・・。

が、しかし、ご存知のように、軌道修正を図った次作の復活第二弾アルバム"Permanent Vacation"が起死回生の大ヒットを記録したことにより、自分の予想は見事にハズレたわけですが、それどころか、それ以降は、大ヒット・アルバムの"Permanent Vacation"さえもが序章に見えるほどの大ヒット作を次々と連発し、全盛期と言われる'70年代を凌駕するほどの活躍を見せることになったのですから、世の中分からないものですね。

"Done With Mirrors"について話を戻すと、未だゴールド止まりということからも分かるように、セールス的にも今ひとつだったようです。又、そのことは、"Done With Mirrors"がリリースされた翌年の1986年に古巣のコロムビア・レコードから過去のライヴ音源を寄せ集めてリリースされた"Classics Live!"が現在では100万枚のセールスに達し、プラチナムに認定されていることからも分かることではないかと。

Album Cover (back): Done With Mirrors / Aerosmith  CD Case (back cover): Done With Mirrors / Aerosmith  Booklet: Done With Mirrors / Aerosmith

ビルボード・チャートでは36位と、まずまずの結果であったようにも見えますが、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードの二人のギタリストが抜けたエアロスミス史上唯一のオリジナルメンバー以外の作品であり、最も影の薄いアルバムと位置付けられることも多い1982年リリースの前作"Rock in a Hard Place"の32位にも及ばなかったことを考えると、やはり、低調に終わったといった印象は拭えないところ。

それでも、"Done With Mirrors"が思ったようなヒットにはならなかったとはいえ、古巣のレーベルからメンバーの関与のないままリリースされた"Classics Live!"が好調なセールスを記録したことから、メンバー及びゲフィン・レコードにとっては刺激になったのではないかと。又、結果として、その"Classics Live!"により、確実に潜在的需要があることも示されたかたちになったことから、まだまだイケると確信したのではないかと個人的には思っています。

でも、ゲフィン・レコードへの移籍第一弾ともなったこの"Done With Mirrors"について言えば、 アルバムを通して聴いてみても分かるように、レーベル側も必ずしもヒットを期待していたとは思えないんですよね。あくまでも推測ではありますが、移籍第一弾ということで、関係性を優先し、あまり口出しせず、バンド側の好きなようにやらせたのではないかと。

とは言っても、はっきり言って、このアルバムは全体的に曲の出来がいまひとつといった印象。確かにエアロスミスらしさはあるものの、華がなく、地味なんですよね。アルバムの中で最も目を引く曲が、エアロスミス脱退後のジョー・ペリーの作品"Let the Music Do Talking"(1980年にリリースされたジョー・ペリー・プロジェクトのアルバム"Let the Music Do Talking"のタイトル・トラック)のリメイクというのもどうなだかといったところ。個人的には、この"Done With Mirrors"よりも、世間では評価されることも少ない"Rock in a Hard Place"の方が好きですね。

と、ネガティヴな批評ばかりになってしまいましたが、それでも、私自身は2曲目の"My Fist Your Face"は割と好きなんですよね。又、その他にも、"Let The Music Do The Talking"の間奏部分には"Draw The Line"のリフが組み込まれていたり、"Shame On You"の歌詞の中には"Joe Perry"、そして、"The Hop"の歌詞の中には"Aerosmith"の名前が出てくるなどファンを楽しませてくれる演出があったりしてニヤリとさせられるところもあります。

しかしながら、失敗とは言わないまでも不発に終わった再結成第一弾。この状況からよくぞ立て直したものだとは思いますね。

なお、ソングライター表記は、ジョー・ペリーのソロ・プロジェクトでの作品"Let The Music Do The Talking"のリメイクを含めて、全ての曲が"Aerosmith"となっています。まぁ、その"Let The Music Do The Talking"もサビ以外の歌メロはオリジナルとはかなり変えられていますからね。

 

Album Cover (front): Done With Mirrors / Aerosmithで、左側のジャケット写真は、記事上部にあるジャケット写真の上下を逆さまにしたもの。

でも、実は、こちらが正しい向きなんですよね。ここで紹介している手持ちの日本盤初回プレスCDだと、ブックレットの上下を逆にして、見開きの側からプラケースに差し込めば正常な状態になるのですが、最初はどのような向きでブックレットが差し込んであったのかは今では覚えていません。ただし、この向きにすると裏側とブックレット内部の文字が上下逆になることから、恐らくは製版ミスだったのではないかと。

とは言っても、そのことに当時は全然気付いてなくて、実を言うと、この画像を取り込んだ3年ほど前に気付いたんですよね。

ちなみに、アルバムのアートワークは、数々のアルバムのジャケットを出掛けているノーマン・ムーア (Norman Moore) によるもの。

ノーマン・ムーアが手掛けたアルバム・ジャケットについては以下をご覧ください。

▼ Norman Moore Album Cover Designs
http://www.designartla.com/vault/index.htm

 

▼ ゲフィンとソニーのロゴ及び、メーカーのクレジットも反転で表記されています。

Album Cover (back): Done With Mirrors / Aerosmith

 

CD Case (inside): Done With Mirrors / AerosmithTRACK LIST
1. Let The Music Do The Talking / 2. My Fist, Your Face / 3. Shame On You / 4. The Reason A Dog / 5. Shela / 6. Gypsy Boots / 7. She's On Fire / 8. The Hop / 9. Darkness

1. 熱く語れ / 2. マイ・フィスト、ユア・フェイス / 3. シェイム・オン・ユー / 4. リーズン・ア・ドッグ / 5. シーラ / 6. ジプシー・ブーツ / 7. シーズ・オン・ファイア / 8. ザ・ホップ / 9. ダークネス

NOTES
• All Songs Performed, Written and Published by Aerosmith

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 36位 (Gold / 1993-RIAA)

AEROSMITH - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Steven Tyler (スティーヴン・タイラー) - Lead Vocals, Piano and Harmonica
• Joe Perry (ジョー・ペリー) - Guitars and Background Vocals
• Brad Whitford (ブラッド・ウィットフォード) - Guitars
• Tom Hamilton (トム・ハミルトン) - Bass
• Joey Kramer (ジョーイ・クレイマー) - Drums

 

▼ Aerosmith -  Let The Music Do The Talking

https://www.youtube.com/watch?v=dacZjjkUFx8

 

▼ Aerosmith -  My Fist Your Face

https://www.youtube.com/watch?v=Hki2jeBZGXs

 

 

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Pump 「パンプ」 (1989) / Aerosmith

Pandora's Box 「パンドラの箱」 [3CD Box Set] (1991) / Aerosmith

Get A Grip 「ゲット・ア・グリップ」 (1993) / Aerosmith

Big Ones - You Can Look At 「ビッグ・ワンズ - ユー・キャン・ルック・アット」 [LD] (1994) / Aerosmith

2017年7月25日

GET A GRIP 「ゲット・ア・グリップ」 / AEROSMITH (1993)

CDの帯(初回プレス盤):ゲット・ア・グリップ / エアロスミスAlbum Cover (front): Get a Grip / Aerosmith  Album Cover (back): Get a Grip / Aerosmith  CD Case (back cover): Get a Grip / Aerosmith

この「Get a Grip / ゲット・ア・グリップ」は、前作の「Pump / パンプ」から4年ぶりとなるエアロスミスのアルバムで、リユニオン後としては4作目のアルバム。

前々作、前作とビッグセラーを記録したことから、相当なプレッシャーと意気込みを持った中で製作されたアルバムだったと思われますが、結果的にはエアロスミス初のアルバムチャート1位(米ビルボード)を記録し、アルバムセールスでも前作と同様アメリカだけで700万枚(2017年現在)に達するなど、'70年代の活躍を凌駕するほどの勢いを見せ付けたアルバムとなりました。

又、シングルの方でも、"Livin' on the Edge"(米18位)、"Cryin'"(米12位)、"Amazing"(米24位)、"Crazy"(米17位)と、4曲のトップ40ヒットを生み出しており、正に第二期の金字塔と言えるアルバムではないかと。

ゲスト・ミュージシャンとして、"Line Up"には作曲にも関わったレニー・クラヴィッツが、そして、"Amazing"にはイーグルスのドン・ヘンリーがバッキング・ヴォーカルで参加しています。

又、その他にも、"Shut Up and Dance"と"Can't Stop Messin'"の2曲は、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーに加えて、当時ダム・ヤンキースで活動していたジャック・ブレイズ(元ナイト・レンジャー)とトミー・ショウ(元スティクス)がソングライターとしてクレジットされています。

その他の楽曲のソングライターを見てみると、"Fever"がスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーのコンビによるもので、久々にジョー・ペリーがヴォーカルをとる曲となった"Walk On Down"はジョー・ペリーが単独で書いた曲。又、"Amazing"はスティーヴン・タイラーと、旧知の仲といえるリチャード・スパの共作。そして、その他は全てスティーヴン・タイラー及びジョー・ペリーが外部ライターと共作したものとなっています。

このように、外部の人物と共作した曲が多く収録されていることがアルバムの特徴としてあると思うのですが、それに加えて、バラード・タイプの曲が3曲("Cryin'"、"Crazy"、"Amazing")収録されていることも、もうひとつの特徴ではないかと。しかもその3曲が全てシングル・カットされヒットしているのが興味深いところ。

付属のライナーノーツには、完成間近のマスターテープの存在を一旦白紙にして、暫く冷却期間を経た後、新たに10数曲をレコーディングして完成に至ったといったことが書かれています。なお、当初のレコーディングから持ち越されたのは、"Eat The Rich"、"Get A Grip"、"Fever"、"Amazing"の4曲のみで、その他は全て冷却期間を経て新たに書かれた曲だとのこと。前作の"Pump"から4年ぶりとなったのは恐らくはそういった理由もあってのことだと思われます。

ただ、個人的には、楽曲の充実度も然る事ながら、それらの楽曲をより魅力的に、そして、エアロスミスならではの楽曲として存在感を示しているのは、スティーヴン・タイラーの円熟味を増したヴォーカルがあってこそのものといった印象がありますね。

なお、アメリカを除くインターナショナル版にはボーナス・トラックとして"Can't Stop Messin'"が13曲目に収録されています。アルバムの最後ではなく途中に収録されているのは曲の流れを考慮してのものなかもしれません。

 

CD Case (inside): Get a Grip / AerosmithTRACK LIST
1. Intro / 2. Eat The Rich / 3. Get A Grip / 4. Fever / 5. Livin' On The Edge / 6. Flesh / 7. Walk On Down / 8. Shut Up And Dance / 9. Cryin' / 10. Gotta Love It / 11. Crazy / 12. Line Up / 13. Can't Stop Messin' [Bonus Track] / 14. Amazing / 15. Boogie Man

1. イントロ / 2. イート・ザ・リッチ / 3. ゲット・ア・グリップ / 4. フィーヴァー / 5. リヴィング・オン・ジ・エッジ / 6. フレッシュ / 7. ウォーク・オン・ダウン / 8. シャット・アップ・アンド・ダンス / 9. クライン / 10. ゴッタ・ラヴ・イット / 11. クレイジー / 12. ライン・アップ / 13. キャント・ストップ・メッシン [ボーナス・トラック] / 14. アメイジング / 15. ブギー・マン

 

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

Additional Musicians
• Don Henley - Background Vocals on "Amazing"
• Lenny Kravitz - "Come on Joe" on "Line Up"

• Album: US 1位 - 7x Platinum (1995-RIAA) / UK 2位 - Platinum
• Singles:
"Livin' on the Edge" US 18位 / UK 19位
"Eat the Rich" UK 34位
"Cryin'" US 12位 / UK 17位
"Amazing" US 24位 / UK 57位
"Shut Up and Dance" UK 24位
"Crazy" US 17位 / UK 23位

 

AEROSMITH - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Steven Tyler (スティーヴン・タイラー) - Lead Vocals, Keyboards, Harmonica, Mandolin
• Joe Perry (ジョー・ペリー) - Guitar, Dulcimer, Vocals (Lead Vocals on "Walk on Down")
• Brad Whitford (ブラッド・ウィットフォード) - Guitar
• Tom Hamilton (トム・ハミルトン) - Erlectric Bass
• Joey Kramer (ジョーイ・クレイマー) - Drums. Percussion

 

▼ Aerosmith - Livin' on the Edge (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=JSxZNcWheoI

 

▼ Aerosmith - Cryin' (Live in Japan 2002)

https://www.youtube.com/watch?v=dOIbpNbgNXQ

 

▼ Aerosmith - Amazing (Live in Holland '94)

https://www.youtube.com/watch?v=ol29m5SlXos

 

▼ Aerosmith - Amazing (Orchestral Version)
https://www.youtube.com/watch?v=FQc45wLt_AM

 

▼ Aerosmith - Crazy (Live at Santiago, Chile '94)

https://www.youtube.com/watch?v=Ej-6UD62jlI

 

 

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2017年7月13日

PUMP 「パンプ」 / AEROSMITH (1989)

CDの帯:パンプ / エアロスミスAlbum Cover (front): Pump / Aerosmith前作の復活第二段となるアルバム「Permanent Vacation / パーマネント・ヴァケイション」のビッグ・ヒットで完全復活したエアロスミスが更なる飛躍を果たしたのが約2年後にリリースされたこのアルバム「Pump / パンプ」。

アルバムからは3曲のトップ10ヒットも生まれ、アルバム自体もアメリカで累計500万枚のセールス(2017年現在)を記録した前作の"Permanent Vacation"を上回る700万枚のセールス(2017年現在)を記録するなど、前作での復活劇が単発の幸運ではなかったことを示したのでした。

個人的には"Janie's Got A Gun"と"What It Takes"がアルバムの中では特に好きな曲。"Janie's Got A Gun"は前作には無かったタイプの曲ながらも、古き良きエアロスミスらしさといったものが感じられる曲で、"What It Takes"はバラード・タイプの曲ではあるものの、米3位を記録した前作でのヒット曲"Angel"よりもブルージーで、よりエアロスミスらしさに溢れた曲。

リユニオン後にリリースされた前作以降のアルバムは外部ライターが関与した曲が多い印象があり、そこが頻繁に取り沙汰される部分ではあるのですが、改めてソングライターの表記を確認してみると、全10曲中(日本盤ボーナス・トラックを除く)、6曲がメンバーだけで作られた曲で、残り4曲がメンバーと外部ライターの共作といった具合に、曲作りにメンバーが関わっていない曲は一切無く、思ったほど外部ライター頼りというわけではないんですよね。

ファースト・シングルにもなった"Love in an Elevator"なんかは、いかにもデズモンド・チャイルド辺りがが関わっていそうな雰囲気もある曲なんですが、実はこの曲、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーのコンビによる曲で、同様に、これまた外部ライターが関わってそうなセカンド・シングルの"Janie's Got A Gun"も、実際はスティーヴン・タイラーとトム・ハミルトンのコンビによるもの。

面白いのは、"Love In Aan Elevator"、"Janie's Got A Gun"、"The Other Side"、"Voodoo Medicine Man"の4曲には、同一トラック内にイントロダクションが含まれていることで、トラックリストにはそれぞれ「3.1. Going Down / 3.2. Love In Aan Elevator」、「5.1. Water Song / 5.2. Janie's Got A Gun」、「6.1. Dulcimer Stomp / 6.2. The Other Side」、「9.1. Hoodoo / 9.2. Voodoo Medicine Man」という表記がされています。

なお、日本盤には"Pump"製作時のアウトテイク曲と思われる"Ain't Enough"がボーナス・トラックとして収録されています。

Album Cover (back): Pump / Aerosmith   CD Case (back cover): Pump / Aerosmith   CD: Pump / Aerosmith

 

Track List: Pump / AerosmithTRACK LIST
1. Young Lust / 2. F.I.N.E. / 3.1. Going Down / 3.2. Love In Aan Elevator / 4. Monkey On My Back / 5.1. Water Song / 5.2. Janie's Got A Gun / 6.1. Dulcimer Stomp / 6.2. The Other Side / 7. My Girl / 8. Don't Get Mad, Get Even / 9.1. Hoodoo / 9.2. Voodoo Medicine Man / 10. What It Takes / 11. Ain't Enough [Bonus Track for Japan]

1. ヤング・ラスト / 2. F.I.N.E. / 3. エレヴェイター・ラヴ / 4. モンキー・オン・マイ・バック / 5. ジェイニーズ・ガット・ア・ガン / 6. アザー・サイド / 7. マイ・ガール / 8. ドント・ゲット・マッド, ゲット・イーヴン / 9. ヴードゥー・メディシン・マン / 10. ホワット・イット・テイクス / 11. エイント・イナフ [日本盤ボーナス・トラック]

NOTES
• CD発売日:1991年3月21日(再発盤)
• 解説・歌詞・対訳付
• Comes in a jewel case with 12-page fold out booklet and 16-page Japanese booklet. 

• Album: US 5位 - 7x Platinum (1995-RIAA) / UK 3位 - Gold

• Singles:
1. "Love in an Elevator" US 5位 / UK 13位
2. "Janie's Got a Gun" US 4位 / UK 76位
3. "What it Takes" US 9位
4. "The Other Side" US 22位 / UK 46位

AEROSMITH - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Brad Whitford (ブラッド・ウィットフォード) - Guitars
• Tom Hamilton (トム・ハミルトン) - Erlectric Bass
• Steven Tyler (スティーヴン・タイラー) - Lead Vocals, Keyboards and Harmonica
• Joey Kramer (ジョーイ・クレイマー) - Drums
• Joe Perry (ジョー・ペリー) - Guitars

 

▼ Aerosmith - Love In An Elevator (MTV VMA September 9, 1990)

https://www.youtube.com/watch?v=pwXW-y-N8zc

 

▼ Aerosmith - Janie's Got a Gun (Live in Japan)

https://www.youtube.com/watch?v=Hk7TVIAkKQY

 

▼ Aerosmith - The Other Side (Live Yokohama Japan 2004)

https://www.youtube.com/watch?v=UHQ-ZAqNTxY

 

▼ Aerosmith - What It Takes (Live in Japan 2002)

https://www.youtube.com/watch?v=X_Ur7koy6d0

 

 

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2017年7月 7日

PERMANENT VACATION 「パーマネント・ヴァケイション」 / AEROSMITH (1987)

CDの帯(初回プレス盤):パーマネント・ヴァケイション / エアロスミスAlbum Cover (front): Permanent Vacation / Aerosmith  Album Cover (back): Permanent Vacation / Aerosmith  CD Case (back cover): Permanent Vacation / Aerosmith

この「Permanent Vacation / パーマネント・ヴァケイション」はエアロスミスが1987年にリリースしたオリジナル・メンバーによる復活第二段アルバムで、第二期黄金時代を迎える起因となったベストセラー・アルバム。

でも、実を言うと、私自身は前作の復活アルバム「Done with Mirrors / ダン・ウィズ・ミラーズ」を聴いて、ダメだこりゃと思ったこともあり、当初はさほど期待もしてなかったんですよね。

ところが、オープニングの"Heart's Done Time"は可もなく不可もなくといった印象ではあったものの、続く2曲目の"Magic Touch"に強烈に惹かれたんですよね。更には3曲目の"Rag Doll"でこれはイケると確信すると同時に、今後を予感させる光明が見えたようにも感じました。まぁ、実際、アルバム1曲目のの"Heart's Done Time"を初めて聴いた時は、これがアルバムのリード・トラックならちょっとキツイなと思ったこともあり、続く"Magic Touch"と"Rag Doll"には心躍らされたようなところがありました。ということで、自分にとっては"Permanent Vacation"といえば、ヒット曲の"Angel"や"Dude (Looks Like A Lady)"ではなく、やっぱり"Magic Touch"であり、"Rag Doll"なんですよね。

結果的に、アルバムからは米3位を記録した"Angel"をはじめ、"Dude (Looks Like a Lady)"(米14位)、"Rag Doll"(米17位)と、3曲のヒット・シングルも生まれ、アルバムの方もアメリカだけで500万枚のセールスを記録し、エアロスミスの完全復活を印象付けたのですから、これもエアロスミスの歴史にとってはひとつの分岐点だったのかもしれません。というか現在のエアロスミスがあるのはこのアルバムでの成功があったからではないのかと。

ちなみに、11曲目の"I'm Down"はビートルズのカヴァーで、アルバムの最後となる12曲目の"The Movie"はインストゥルメンタル曲です。ただし、この"The Movie"はインストゥルメンタルとは言っても、曲中には女性の声で「こんな広い世界だもの、誰かいい人見つかるわよ、きっと」と聞こえる日本語の台詞と、もうひとつ他の言語での台詞が含まれています(ブックレットの歌詞には記載されていません)。どういった意図でこういった台詞が挿入されているのか詳細は不明ですが、曲のタイトルが"The Movie"ということからして、映画のような台詞を意図して挿入されたか、もしくは何かの映画の台詞をサンプリングして取り入れられたものなのかもしれません。

 

CD Case (inside): Permanent Vacation / AerosmithAEROSMITH - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Steven Tyler (スティーヴン・タイラー) - Lead Vocals, Piano and Harmonica
• Joe Perry (ジョー・ペリー) - Guitars and Background Vocals
• Brad Whitford (ブラッド・ウィットフォード) - Guitars
• Tom Hamilton (トム・ハミルトン) - Erlectric Bass
• Joey Kramer (ジョーイ・クレイマー) - Drums

TRACK LIST
1. Heart's Done Time / 2. Magic Touch / 3. Rag Doll / 4. Simoriah / 5. Dude (Looks Like A Lady) / 6. St. John / 7. Hangman Jury / 8. Girl Keeps Coming Apart / 9. Angel / 10. Permanent Vacation / 11. I'm Down / 12. The Movie

1. ハーツ・ダン・タイム / 2. マジック・タッチ / 3. ラグ・ドール / 4. シモライア / 5. デュード / 6. セント・ジョン / 7. ハングマン・ジューリー / 8. ガール・キープス・カミング・アパート / 9. エンジェル / 10. パーマネント・ヴァケイション / 11. アイム・ダウン / 12. ザ・ムーヴィー

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 11位 - 5x Platinum (1995-RIAA) / UK 37位
• Singles:
1. "Dude (Looks Like a Lady)" US 14位 / UK 45位
2. "Angel" US 3位 / UK 69位
3. "Rag Doll" US 17位 / UK 42位

 

▼ Aerosmith - Magic Touch (with lyrics)

https://www.youtube.com/watch?v=a1hYdDWFMiQ

 

▼ Aerosmith - Rag Doll (8/13/1994 - Woodstock 94)

https://www.youtube.com/watch?v=A5NdRAaFoMY

 

▼ Aerosmith - Angel (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=CBTOGVb_cQg

 

 

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2016年11月24日

LIVE BOOTLEG 「ライヴ・ブートレッグ」 / AEROSMITH (1978)

CDの帯:ライヴ・ブートレッグ / エアロスミスAlbum Cover (front): Live Bootleg / Aerosmith  Album Cover (back): Live Bootleg / Aerosmith  CD: Live Bootleg / Aerosmith

5作目のスタジオ・アルバム「Draw The Line / ドロー・ザ・ライン」の翌年にリリースされたエアロスミス初のライヴ・アルバムがこの「Live Bootleg / ライヴ・ブートレッグ」。

アートワークも然ることながら、収録されている曲も極力編集を控えたラフな演奏で収録されていることから、恐らくは、海賊盤のような生に近いライヴを再現する意図で制作されたライヴ・アルバムだと思われますが、勿論これはブートレッグ(海賊盤)という名のオフィシャル・ライヴ・アルバムです。

CDでは1枚のディスクに全曲が収録されているのですが、LPレコードでリリースされていた当時は2枚組みのアルバムだったこともあり、それ以前の主だった曲を2枚組みというボリュームで聴けるということで、初めて買ったエアロスミスのアルバムが前作の"Draw The Line"だったという自分にとっては、それこそグレイテスト・ヒッツ的な意味合いを持ったアルバムでもありましたね。

当時はアルバムを買うために向かったレコード店で、どんな曲が収録されているのかと、帯に書かれたトラック・リストを真っ先に見て、大好きな"Draw The Line"が収録されていることを確認し、ワクワクしながらレコードをレジに持って行ったことを何となく覚えているのですが、実は、アルバム自体には"Draw the Line"は曲目に表記されておらず、隠しトラックのようになっているんですよね。

日本版の帯に"Draw The Line"の曲名が記されていたのは、直前のアルバムのタイトル・トラックである"Draw The Line"を曲目に表記した方が得策であるとの判断が日本のレコード会社にあってのことだと思うのですが、もしかしたら、オリジナル版では"Draw The Line"を表記せずに隠しトラックのようにしたのは、"Mother Popcorn"が終わって、次はいよいよ最後の"Train Kept A Rollin'"かと思ったら"Draw The Line"が始まってビックリといったサプライズ的な仕掛けであると同時に、当時の海賊盤に時折あった曲名の表記漏れといった部分を遊び心で演出したものだったのかもしれません。

ちなみに、このCDでもLPレコードと同様に、その"Draw the Line"は、曲名が表記されておらず、15曲目の"Mother Popcorn"の後に同一トラックとして収録されています。

Booklet (inside): Live Bootleg / Aerosmith  Booklet (inside): Live Bootleg / Aerosmith

スペシャル・プライス版ということもあってか、LPレコードの見開きジャケット内側にあった写真も、残念ながらこのCDではモノクロになっています。一応、LPレコードに付属していた内袋2枚の表と裏のデザインもそれぞれブックレットに再現されてはいるのですが、こちらもまたモノクロになっています。

それと、この「結成40周年 & 来日記念スペシャル・プライス版」は、アルバム・ジャケットと合わせると配色が気持ち悪い帯が玉に瑕。この帯が似合うのはせいぜい"Just Push Play"くらいではないかと(笑)。

まぁ、それでも、LPレコード同様に、歌詞には曲間のMCとその対訳も記されているのは良いところ。最近の日本版はライヴ・アルバムでも、スタジオ・アルバムの歌詞を転載していいるだけといったものがほとんどですからね。

なお、2枚組みのLPレコードとしてリリースされていた当時は、当然のことながら、1枚目のA面とB面、それに2枚目のC面に収録されている最後の曲は歓声がフェードアウトして終わる構成になっていましたが、CDではその各面の最後の部分も次の面の1曲目と繋げる編集がされており、1曲目の"Back In The Saddle"からラストのの"Train Kept A Rollin'/Strangers In The Night"までブレイク無しという構成になっています。

しかし、まぁ、世の中には、それこそ星の数ほどアルバムがある中で、リマスターなんてしなくていいなんて思えるのはこのアルバムくらいではないかと(笑)。というか、このアルバムに限っては、音が良くなったら逆に魅力が半減しそうなんですよね。

 

AEROSMITH - BAND MEMBERS
• Steven Tyler - Lead Vocals
• Joe Perry - Guitar, Backing Vocals
• Brad Whitford - Guitar
• Tom Hamilton - Bass
• Joey Kramer - Drums

 

Album Cover (back): Live Bootleg / AerosmithTRACK LIST
1. Back In The Saddle / 2. Sweet Emotion / 3. Lord Of The Thighs / 4. Toys In The Attic / 5. Last Child / 6. Come Together / 7. Walk This Way / 8. Sick As A Dog / 9. Dream On / 10. Chip Away The Stone / 11. Sight For Sore Eyes / 12. Mama Kin / 13. S.O.S. / 14. I Ain't Got You / 15. Mother Popcorn / 16. Train Kept A Rollin'/Strangers In The Night

1. バック・イン・ザ・サドル / 2. スウィート・エモーション / 3. 支配者の女 / 4. 闇夜のヘヴィ・ロック / 5. ラスト・チャイルド / 6. カム・トゥゲザー / 7. ウォーク・ディス・ウェイ / 8. シック・アズ・ア・ドッグ / 9. ドリーム・オン / 10. チップ・アウェイ・ザ・ストーン / 11. サイト・フォー・ソア・アイズ / 12. ママ・キン / 13. エアロスミス、S.O.S. / 14. アイ・エイント・ガット・ユー / 15. マザー・ポップコーン / 16. トレイン・ケプト・ア・ローリン~夜のストレンジャー

 

NOTES
• "Draw the Line" is not listed on the sleeve or label.
• "Draw the Line" is featured as a hidden track at the end of "Mother Popcorn".

• Track 1, 8, 12, 13: Indianapolis - 7/4/77
• Track 2, 3: Chicago - 3/23/78
• Track 4: Boston - 3/28/78
• Track 5: Boston - 8/9/78
• Track 6: Waltham, Massachusetts - 8/21/78
• Track 7, 16: Detroit - 4/2/78
• Track 9: Louisville - 7/3/77
• Track 10: Santa Monica Civic Auditorium - 4/8/78
• Track 11: Columbus - 2/24/78
• Track 14, 15: Boston - 4/23/73
• Draw the Line: Philadelphia, PA - 3/26/78 (not listed)

• 結成40周年 & 来日記念スペシャル・プライス版(期間限定生産)
• 発売日:2011年11月23日
• 解説・歌詞・対訳付(MCの対訳および、曲目表記がされていないドロー・ザ・ラインの歌詞・対訳を含む)

• Album: US 13位 (Platinum / 1978-RIAA)
• Single: "Chip Away the Stone" US 77位

 

 

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2016年11月17日

DRAW THE LINE 「ドロー・ザ・ライン」 / AEROSMITH (1977)

CDの帯:ドロー・ザ・ライン / エアロスミスAlbum Cover (front): Draw The Line / Aerosmith自分がエアロスミスに興味を持つきっかけとなったこの「Draw The Line / ドロー・ザ・ライン」は、数あるエアロスミスのアルバムの中でも特に思い出深い一枚でもあり、今でもエアロスミスのアルバムの中で最も好きなアルバムのひとつです。

収録された楽曲の充実度という点では名作の誉れ高い前作の「Rocks / ロックス」に比べると、多少劣る印象はあるものの、ジャケットに描かれたライン・ドローイング(線描画)によるインパクトのあるアートワークも然ることながら、LPレコードで言うところのA面とB面の1曲目に"Draw The Line"と"Kings And Queens"と強力な2曲が収録されていることから、アルバム自体に圧倒的な存在感があるんですよね。

面白いのは、ライバルとして比較されることも多いキッスが、この"Draw The Line"と同じ年の1977年にリリースしたアルバム"Love Gun"もまた同様に、楽曲の充実度という点では前作に劣る印象があるものの、アルバムのA面とB面の1曲目にそれぞれ強力な曲が収録されているが故に圧倒的な存在感を示しているという点で類似しているところ。

しかも、どちらのバンドもリード・ギタリストが初めてリード・ヴォーカルをとる曲が収録されているという点も一致していますからね。更には、グループ内がガタガタの状態で制作されたことや、この後にリリースされるのがライヴ・アルバムという点でも共通していることから、偶然とはいえ中々興味深いところではあります。

LPレコードを買って聴いていた頃は、先にも述べたアルバムを代表する"Draw The Line"と"Kings And Queens"、それにジョー・ペリー初のリード・ヴォーカル曲である"Bright Light Fright"の3曲ばかりを聴いていた記憶があるのですが、ここ最近は、何となくその他のファンキーでグルーヴィーな曲の魅力にも気付いてきた感じで、それらの3曲だけを取り出して聴くのではなく、アルバムを通して聴くことの方が多くなったように思いますね。

いやいや、"I Wanna Know Why"も、"Critical Mass"も、"Get It Up"も、"The Hand That Feeds"も、"Sight For Sore Eyes"も、"Milk Cow Blues"も、みんなカッコイイ曲じゃないですか(笑)。特に"The Hand That Feeds"の後半のベースにはシビレます。

で、結論としては、"Rocks"と"Draw The Line"のどちらかを選べと言われたら、自分はやっぱりこの"Draw The Line"を選ぶかなと。

CD Case (inside): Draw The Line / Aerosmith   CD: Draw The Line / Aerosmith   CD Csse (back): Draw The Line / Aerosmith

興味深い点としては、ジャケットの表にアルバムのタイトルどころかグループ名である"Aerosmith"の表記すら無いところ。まぁ、恐らくは、この存在感のあるアートワークだけでエアロスミスのアルバムであることが一目で分かることから、あえてイラストだけのジャケットにしたのだと推測されますが、裏を返せば、この当時はそれで通用してしまうほど認知されていたバンドだったということなんでしょうね。

そして、もうひとつ興味深いのが、タイトル・トラックの"Draw The Line"だけはモノラルで収録されているということで、CDの帯には「STEREO/MONO」との表記があり、解説書に表記されたトラック・リストの"Draw The Line"の曲名にも (MONO) との注意書きがしてあります。

LPで聴いていた頃はモノラルだとは全く気付かずにいましたが、この"Draw The Line"に於ける音の塊り感はそんな理由があったからなんですね。いや~、当時からこの混沌とした音の塊り感が好きだったんですよね。というか、LPレコードには (MONO) なんて表記ありましたっけ?

でも、もしかしたら、タイトル・トラックの"Draw The Line"だけステレオになってないぞとの苦情が時折あることから (MONO) との表記が加えられたのかも?(笑)

なお、このモノラルの"Draw The Line"、3枚組みのコンピレーション・アルバム「Pandora's Box / パンドラの箱」にはステレオ・ミックスされたリミックス・ヴァージョンが収録されているのですが、個人的には、やっぱり、この混沌としたモノラルのオリジナル・ヴァージョンの方が好きですね。まぁ、リミックス・ヴァージョンの方は聴いて直ぐに分かるほどドラムの音も変わっているので、曲全体の雰囲気も結構違いますしね。

又、ヴァージョン違いと言えば、"Kings And Queens"も「Aerosmith's Greatest Hits / グレイテスト・ヒッツ」の方には、1分程度短縮されたシングル・ヴァージョンが収録されています。しかも、このシングル・ヴァージョンは、短く編集されているだけでなく、各楽器の音の定位が中央に寄ったモノラルに近いミックスになっているので、聴き比べてみると面白いですよ。

収録曲のソング・ライターを見てみると、"Kings And Queens"と"The Hand That Feeds"はジョー・ペリーを除くメンバー4人とプロデューサーのジャック・ダグラスの共作曲である一方、"Bright Light Fright"はジョー・ペリー単独表記の曲といったように、何やら行く末を案じさせるかのようでもあります。

ちなみに、レコードの内袋の裏側にあるクレジットの最後には「日本のファンのみなさん、ありがとう。」というメッセージが日本語で表記されていましたが、このCDでも、二つ折りジャケットの内側にその日本語のメッセージが表記されています。

 

▼ Aerosmith - Draw The Line (Live California Jam II '78)
https://www.youtube.com/watch?v=tp2-nxwUYko

▼ Aerosmith - Kings And Queens (Album Version)
https://www.youtube.com/watch?v=sQCv80Ac3ls

 

TRACK LIST
1. Draw The Line / 2. I Wanna Know Why / 3. Critical Mass / 4. Get It Up / 5. Bright Light Fright / 6. Kings And Queens / 7. The Hand That Feeds / 8. Sight For Sore Eyes / 9. Milk Cow Blues

1. ドロー・ザ・ライン / 2. アイ・ワナ・ノウ・ホワイ / 3. クリティカル・マス / 4. ゲット・イット・アップ / 5. ブライト・ライト・フライト / 6. キングズ・アンド・クイーンズ / 7. ザ・ハンド・ザット・フィーズ / 8. サイト・フォア・ソア・アイズ / 9. ミルク・カウ・ブルース

NOTES
• 結成40周年 & 来日記念スペシャル・プライス版(期間限定生産)
• 発売日:2011年11月23日
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 11位 (2x Platinum / 1996-RIAA)
• Singles: "Draw the Line" US 42位 / "Kings and Queens" US 70位

AEROSMITH - BAND MEMBERS
• Steven Tyler - Vocals (Piano on "Kings And Queens")
• Joe Perry - Guitars, Vocals (Lead Vocal on "Bright Light Fright")
• Brad Whitford - Guitars
• Tom Hamilton - Bass
• Joey Kramer - Drums

 

 

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Pump 「パンプ」 (1989) / Aerosmith

Pandora's Box 「パンドラの箱」 [3CD Box Set] (1991) / Aerosmith

Get A Grip 「ゲット・ア・グリップ」 (1993) / Aerosmith

Big Ones - You Can Look At 「ビッグ・ワンズ - ユー・キャン・ルック・アット」 [LD] (1994) / Aerosmith

2014年6月14日

ROCK IN A HARD PLACE 「美獣乱舞」 / AEROSMITH (1982)

CDの帯(初CD化盤):美獣乱舞 / エアロスミスAlbum Cover (front): Rock in a Hard Place / Aerosmith   Album Cover (back): Rock in a Hard Place / Aerosmith

ジョー・ペリー(1979年脱退)と、ブラッド・ウィットフォード(1981年脱退)の2人のオリジナルギタリストに代わり、ジミー・クレスポ(前作でも部分的に参加)と、リック・デュフェイの2人のギタリストをメンバーに加えて制作されたアルバムが、通算7枚目のスタジオアルバムとなるこの「Rock in a Hard Place / 美獣乱舞」。(ただし、"Lightning Strikes"のみ、ブラッド・ウィットフォードがリズムギターで参加している)

と、オリジナルメンバー2人を欠いた状態で制作されたアルバムということもあり、エアロスミスのアルバムの中では比較的影の薄い存在となっている印象があります。

とは言っても、それほど悪いアルバムとも思えないんですよね。個人的には3年後にリリースされたオリジナルメンバーでの復活アルバム"Done with Mirrors"よりも好きです。

• 日本盤初回プレスCD(日本初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

LPレコードの帯:美獣乱舞 / エアロスミス Japanese 12-inch Vinyl LP + Obi: Rock in a Hard Place / Aerosmith実を言うと、エアロスミスのアルバムで、LPレコードとして持っているのは、この"Rock in a Hard Place"1枚だけなんですよね。唯一持っているエアロスミスのLPレコードが、この"Rock in a Hard Place"というのは世界的に見てもけっこう珍しいのではないでしょうか(笑)。

何故、他のLPレコードは処分してしまったのに、この"Rock in a Hard Place"だけは残しておいたのかといえば、このアルバムだけは直ぐにはCD化されないんじゃないかと思ったから(笑)。

と、そういった経緯もあり、CD化された際は、待ってましたと言わんばかりに喜んで買った覚えがあります。

このアルバム、レコードでいうところのA面(1~5)が特に充実していて、1曲目の"Jailbait"は過去のオープニング曲と比べても遜色の無いエアロらしいへヴィーな曲ですし、2曲目の"Lightning Strikes"は一時期のライヴでも頻繁に演奏されていた曲。個人的には3曲目の"Bitch's Brew"と、5曲目の"Cry Me a River"が特に好きで、当時はアルバムからは当然"Cry Me a River"がシングルになるんだろうと思い込んでいました。又、10曲目の"Push Comes to Shove"は、復活後のアルバムに収録されていても違和感の無い曲。

 

LPレコードのラベル:Rock in a Hard Place / Aerosmith

 

ということで、アルバムの中では最も好きな曲のひつである、この"Cry Me a River"、オリジナルではなく、スタンダードナンバーのカヴァー曲なのですが、ジャジーな雰囲気ながらもエアロらしさに溢れた素晴らしいカヴァーで、それこそカヴァーと言われなければオリジナルと勘違いするほど、実に渋くてカッコいいアレンジのカヴァー曲です。ほんと好きなんですよね、この曲。

 

▼ こちらは、1990年代以降で最も成功したジャズミュージシャンの一人とも言われているカナダ生まれの女性ジャズ・ピアニスト&シンガー、ダイアナ・クラールによる"Cry Me A River"。

Diana Krall - Cry Me A River (Live In Paris)
https://www.youtube.com/watch?v=S4hPii_RVHE

▼ そして、こちらがエアロスミスの"Cry Me A River"。

Aerosmith - Cry me a River
https://www.youtube.com/watch?v=4wmLg52Bcxs

▼ "Jailbait"も過去のオープニング曲に負けず劣らずの曲。

Aerosmith - Jailbait
https://www.youtube.com/watch?v=bm2PWJiqBlE

▼ アルバムの中では"Cry Me A River"と並んで最も好きな曲のひとつ。

Aerosmith - Bitch's Brew
https://www.youtube.com/watch?v=moCEg6npE4M

 

スティーヴン・タイラーのヴォーカルは言うに及ばず、演奏面ではエアロらしさを踏まえたジミー・クレスポの活躍が光るアルバムだと思うのですが、収録曲の多くがスティーヴン・タイラーとジミー・クレスポの共作曲ということを考えれば、演奏面だけではないジミー・クレスポの貢献度といった部分も、もっと評価されてもいいのではないかと思います。

アルバムジャケットのストーンヘンジはアルバムタイトルと関連していると思うのですが、それ以外にも何かしらの意味が隠されている気がしなくもありません。

 

▼ LPレコードのラベル / 解説 & 歌詞カード

LPレコードのラベル:Rock in a Hard Place / Aerosmith   Inner Sleeve (Japanese 12-inch Vinyl LP): Rock in a Hard Place / Aerosmith

 

TRACK LIST
1. Jailbait / 2. Lightning Strikes / 3. Bitch's Brew / 4. Bolivian Ragamuffin / 5. Cry Me A River / 6. Prelude To Joanie / 7. Joanie's Butterfly / 8. Rock In A Hard Place (Cheshire Cat) / 9. Jig Is Up / 10. Push Comes To Shove

1. ジェイルベイト / 2. ライトニング・ストライクス / 3. ビッチェズ・ブリュー / 4. 彷徨えるボリヴィアン / 5. クライ・ミー・ア・リヴァー / 6. プレリュード(ジョニーに捧ぐ) / 7. ジョニーズ・バタフライ」 / 8. ロック・イン・ア・ハード・プレイス / 9. ジィグ・イズ・アップ / 10. プッシュ・カムズ・トゥ・ショウヴ

 

NOTES
• Brad Whitford - Rhythm Guitar on "Lightning Strikes"

• 日本盤初回プレスCD(日本初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• US 32位 (Gold / 1989-RIAA)

 

AEROSMITH - BAND MEMBERS (Listed on Inner Sleeve)
• Tom Hamilton - Bass
• Jimmy Crespo - Lead Guitar
• Joey Kramer - Drums
• Steven Tyler - Vocals, Keyboards, Harmonica, Percussion
• Rick Dufay - Guitar

 

Back Cover Photos: Rock in a Hard Place / Aerosmith

 

 

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2014年6月 7日

CLASSICS LIVE! / AEROSMITH (1986)

CDの帯(初CD化盤):ライヴ・クラシックス / エアロスミスAlbum Cover (front): Classics Live! / Aerosmithゲフィン・レコードに移籍して制作されたオリジナル・メンバーによるエアロスミスの復活アルバム"Done with Mirrors"(ダン・ウィズ・ミラーズ)がリリースされた翌年に旧レーベルのコロムビア・レコードから唐突にリリースされたのが、この「Classics Live! / ライヴ・クラシックス」。

CDの帯には「日本初CD化」と書かれていることから、多分、CDとしてリリースされて直ぐに買ったものだと思うのですが、私自身はこのアルバムをLPレコードとして見た記憶も無ければ、このCDを買った当時も、LPレコードとして存在していたという認識も無かったように思うんですよね。ということで、この辺りの記憶は多少あやふやなのですが、大好きな"Kings And Queens"のライヴ・ヴァージョンが聴けるという事が最大の購入動機だったことは何となく覚えています。

ただ、残念なことに、この"Kings and Queens"の出来が今一なんですよね。もうちょっと良い出来のライヴトラックがきっとあっただろうに・・・。それでも、アルバムには"Night in the Ruts"に収録の"Three Mile Smile/Reefer Head Woman"のようなレアなライヴ音源も含まれており、ファンにとっては軽視できないアルバムでもあります。それに、アルバムの最後にはボーナストラックのような形で、これまた見逃せないスタジオテイクの未発表曲"Major Barbra"も収録されていますからね。大抵の場合、こういった未発表曲って、アルバムから外されたのも何となく分かるといったレベルの曲が多いのですが、この"Major Barbra"はけっこう良いんですよね。ちなみに、1991年にリリースされた"Pandora's Box"には、この曲の"Alternate Version"が収録されています。

▼ こちらは'93年のライヴ(Kings and Queens)。音声だけですが、カッコいいです。
Aerosmith Kings & Queens Live Mansfield '93
https://www.youtube.com/watch?v=YX-fFgpP_xo

 

Album Cover (back): Classics Live! / Aerosmith曲ごとの詳細はクレジットされていませんが、アルバムのバックカヴァーには"These songs were recorded at various concerts between 1977 & 1983"と書かれていることから、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードが抜けていた時期のライヴが含まれているのは間違いないでしょうね。実際、バックカヴァーのメンバー表記には、"Steven Tyler. Joe Perry, Brad Whitford, Tom Hamilton, Joey Kramer, Jimmy Crespo, Rick Dufay"と、7人の名がクレジットされていますし。ただ、今となっては、それもまた貴重なのではないかと。

復活アルバムの"Done with Mirrors"が未だゴールド止まりなのに対して、過去のライヴ音源を寄せ集めた、この"Classics Live!"はプラチナムに認定されていることから、結果的に"Done with Mirrors"より売れたというのは、多少皮肉めいた事実ではありますが、裏を返せば、それだけ"Done with Mirrors"が微妙なアルバムだったということなんでしょうね。実を言うと、自分自身も、当時は"Done with Mirrors"を聴いて、これはダメだろうと思いましたし、この先も前途多難というか、次はもう無いかも?なんてことを思ったりもしていました。実際は、そんな危惧も何のその、次作の"Permanent Vacation"では本当の意味での復活を遂げ、その後は'70年代を凌駕するかのような活躍を見せるのですが、当時はそんな復活劇など夢にも思っていませんでしたね。

なお、翌年の1987年には、続編とも言える"Classics Live! II"がリリースされ、1998年には、この"Classics Live!"と"Classics Live! II"を1枚にまとめた"Classics Live! (Complete)"がリリースされています。

ということで、"Classics Live! (Complete)"がリリースされた今となっては、このアルバムが存在する意義があるのか疑問に思うところではあります。この先、新品としては入手困難なアルバムとなってしまう可能性もありそうですね。念のためアマゾンで確認したら、今現在でも購入できるものの、この"Classics Live!"の方が、"Classics Live! (Complete)"よりも値段が高いです(笑)。

 

Album Cover (inside): Classics Live! / AerosmithTRACK LIST
1. Train Kept A Rollin' / 2. Kings And Queens / 3. Sweet Emotions / 4. Dream On / 5. Mama Kin / 6. Three Mile Smile/Reefer Head Woman / 7. Lord Of The Thighs / 8. Major Barbra (Studio Track)

1. トレイン・ケプト・ア・ローリン / 2. キングズ・アンド・クィーンズ / 3. スウィート・エモーション / 4. ドリーム・オン / 5. ママ・キン / 6. メドレー:スリー・マイル・スマイル~リーファー・ヘッド・ウーマン / 7. 支配者の女 / 8. メジャー・バーブラ(未発表スタジオ・ヴァージョン)

 

NOTES
• These songs were recorded at various concerts between 1977 & 1983
• The studio track "Major Barbara" was originally recorded for the album "Get Your Wings" but remained unreleased.  An alternate version is available on the compilation, Pandora's Box.
• Aerosmith 1973-1986:
Steven Tyler, Joe Perry, Brad Whitford, Tom Hamilton, Joey Kramer, Jimmy Crespo, Rick Dufay

• 日本盤初回プレスCD(初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• US 84位 (Platinum / 2001-RIAA)

 

 

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