音楽 (ALAN PARSONS / THE ALAN PARSONS PROJECT)

2015年8月 9日

THE TIME MACHINE / ALAN PARSONS (1999)

CDの帯(初回プレス盤):タイム・マシン / アラン・パーソンズAlbum Cover (front): The Time Machine / Alan Parsonsこの「The Time Machine / タイム・マシン」は、「On Air / オン・エアー」に続くアランパーソンズのソロ3作目(3曲の新曲が収録されていた1995年リリースのライヴ・アルバム「The Very Best Live / ザ・ベリー・ベスト・ライブ」を含めると4作目)となるアルバム。

前作のスタジオ・アルバム"On Air"が1996年のリリースだったので、約3年ぶりのアルバムということになったわけですが、ここでも前作同様にトータル・コンセプト・アルバムの形態がとられており、このアルバムではアルバムのタイトルにもなっている「タイム・マシン」がテーマになっています。

日本で先行発売されたこのアルバムの日本盤は海外盤とは多少の違いがあり、日本盤だけのボーナストラックが収録されている以外にも、イギリス盤やアメリカ盤とはジャケットのデザインに若干異なる部分があります。

又、アルバムの最初と最後の曲名表記が、"H.G. Force Part 1"、"H.G. Force Part 2"となっているのも日本盤だけだったみたいで、その後にリリースされた海外盤では、それぞれ"The Time Machine (Part 1)"、"The Time Machine (Part 2)"となっています。

その曲名に関しては、元々そういった趣旨でリリースされたのか、もしくは、日本ではこの曲名で先行リリースされたものの、遅れてリリースされた海外盤では何らかの理由で急遽変更されたものなのかは分かりませんが、曲そのものに違いはないようです。

ちなみに、"H.G. Force"というタイトルは、小説「The Time Machine / タイム・マシン」の作者である"H.G. Wells"の名前と、重力、もしくは重力によって作用する力を示す"G. Force" (Gravitational Force) をもじって作られた造語で、このアルバムが、その"H.G. Wells"の著書に影響を受けて制作されたことから付けられたタイトルだったようです。

※ 補足
H・G・ウェルズ(Herbert George Wells / ハーバート・ジョージ・ウェルズ)はイギリスの小説家で、「The Time Machine / タイム・マシン」は1895年発表されたSF小説。

実は、タイム・マシンを題材にしたアルバムを作るプランはかなり以前からあったようで、付属の解説書によると、本来はファースト・アルバムの「Tales of Mystery and Imagination - Edgar Allan Poe / 怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界」(1976年)を出した後に、このコンセプトでやろうと思っていたらしいですね。

ということで、構想実現までには随分と時が経ったわけですが、このアルバム自体は、その"H.G. Wells"の小説を具現化したというものではなく、タイトルだけを引用したとのこと。

そして、今回もアルバムのアートワークを手掛けているのはストーム・ソーガソンで、例のごとく充実したブックレットが付いているのもファンにとっては嬉しいところ。

 

Booklet: The Time Machine / Alan Parsons   Booklet: The Time Machine / Alan Parsons

 

実を言うと、私自身はソロ名義での一作目「Try Anythig Once / 人生ゲーム」と同様に、最初に数回聴いた後はほとんど聴くことがなかったアルバムだったのですが、最近ではちょくちょくと聴いているので、この"The Time Machine"もまた"Try Anythig Once"と同じく、当初からするとアルバムに対する印象は多少変わってきた感じがします。

収録曲に関していえば、派手さは無いものの、その分、穏やかというか、雰囲気に浸れる曲が多い印象があります。その要因としては、ボーナストラックを含めて13曲中、半数近くの6曲がインストゥルメンタル、もしくは、ほぼインストゥルメンタルと言ってもいいような語りだけの曲で構成されている点も理由のひとつではないかといった気もします。

それと、ジワジワと染み入ってくるような女性のヴォーカル曲が2曲収録されているのも、このアルバムの特徴のひとつとして挙げられるのではないかと思います。アイリッシュ風サウンドが印象的な「The Call Of The Wild / コール・オブ・ザ・ワイルド」でヴォーカルをとっているのは、エンヤの姉であるモイヤ・ブレナン(クラナドのヴォーカリスト)。そして、「The Very Last Time / ベリー・ラスト・タイム」は、イギリスの女性シンガーソングライター(スリランカ生まれで国籍はイギリス)で、イギリスでトップ3に入るヒットを記録した「Promise me / プロミス・ミー」で知られるベヴェリィー・クレィヴァンがヴォーカルをとっています。ちなみに、そのイギリスでは、1990年のファーストアルバム"Beverley Craven"と、1993年のセカンドアルバム"Love Scenes"もそれぞれトップ5に入るヒットをを記録しています。

その他にも、過去の偉人達をを呼び戻そうよといった歌詞が印象的な「Call Up / コール・アップ」では、様々な偉人達の名前が次々と登場して面白いですし、「知らぬが仏」と、意味深なタイトルが付いた曲「Ignorance Is Bliss / イグノーランス・イズ・ブリス」は、アルバムの中で最も好きな曲のひとつ。

アルバムに参加しているヴォーカリストについては、先に挙げた二人の女性の他、トニー・ハードレイ(スパンダー・バレエ)、ニール・ロックウッド(E.L.O. Part II)、コリン・ブランストーン(ゾンビーズ)、グラハム・ダイ、といったように多彩な面々が顔を揃えており、更には、お馴染みのクリス・レインボウがいくつかの曲でバッキング・ヴォーカルとしても参加しています。

アルバムの構成としては、ハウスやトランスといったダンス系ミュージックで良く使われるバスドラムのスタイルが取り入れられているなど、現代的なサウンド・アプローチが印象的な"H.G. Force Part 1"と"H.G. Force Part 2"が、何処となくノスタルジックな雰囲気もあるその他の曲を挟むような形でアルバムの最初と最後に収録されているのが面白いところ。

ただし、アランパーソンズがコンポーザーとしてクレジットされているのは2曲目の「Temporalia / テンポラリア」だけで、残りの曲は全て元パイロットのイアン・ベアンソンとスチュアート・エリオットによるもの。

アラン・パーソンズ・プロジェクト時代から事実上のプロジェクト・メンバーとしてアルバムの制作に携わってきたこの元パイロットの二人の貢献度は、アランパーソンズがソロ名義でアルバムをリリースするようになってから益々高まった印象があり、もはやアランパーソンズの両腕ともいえる中心的役割を担う存在となったというか、欠かすことのできない存在となった感はありますね。アラン・パーソンズはといえば、そんな信頼のおける二人がいることで、心置きなくプロデューサーとしての役割に徹しているといった感じがします。

 

Album Cover (back): The Time Machine / Alan Parsons   CD Case (back cover): The Time Machine / Alan Parsons   CD: The Time Machine / Alan Parsons

 

CD Case (back cover): The Time Machine / Alan ParsonsTRACK LIST (Japan Edition)
1. H.G. Force Part 1 / 2. Temporalia / 3. Out Of The Blue / 4. Call Up / 5. Ignorance Is Bliss / 6. Rubber Universe / 7. The Call Of The Wild / 8. No Future In The Past / 9. Press Rewind / 10. The Very Last Time / 11. Far Ago And Long Away / 12. H.G. Force Part 2 / 13. Beginnings (Bonus track exclusive for Japan only)

1. H.G. フォース Part 1 / 2. テンポラリア / 3. アウト・オブ・ザ・ブルー / 4. コール・アップ / 5. イグノーランス・イズ・ブリス / 6. ラバー・ユニバース / 7. コール・オブ・ザ・ワイルド / 8. ノー・フーチャー・イン・ザ・パスト / 9. プレス・リワインド / 10. ベリー・ラスト・タイム / 11. フォー・アゴー・アンド・ロング・アウェイ / 12. H.G. フォース Part 2 / 13. ビギニングス (日本盤のみの特別ボーナストラック)

 

NOTES
• Lead Vocals:
1. Instrumental / 2. Instrumental [Narration: Professor Frank Close] / 3. Tony Hadley (Spandau Ballet) [Backing Vocals: Chris Rainbow] / 4. Neil Lockwood / 5. Colin Blunstone [Backing Vocals: Chris Rainbow] / 6. Instrumental / 7. Maire Brennan (Clannad) / 8. Neil Lockwood [Additional Vocals: Chris Rainbow, Stuart Elliott] / 9. Graham Dye / 10. Beverley Craven [Backing Vocals: Ian Bairnson] / 11. Instrumental / 12. Instrumental / 13. Instrumental [Narration: Alan Parsons]

• Singles from "The Time Machine":
1. "Out of the Blue" [Released: 1999] / 2. "The Very Last Time" [Released: 1999] / 3. "The Time Machine" [Released: 2000]

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 日本先行発売 / 日本盤限定ボーナストラック収録 / 解説・歌詞・対訳付
• 12ページオールカラーブックレット
• 制作者の意図により、12曲目と13曲目の間に約1分間の無音状態が挿入されています。

 

 

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2015年8月 3日

TRY ANYTHING ONCE 「人生ゲーム」 / ALAN PARSONS (1993)

CDの帯(初回プレス盤):人生ゲーム / アラン・パーソンズAlbum Cover (front): Try Anythig Once / Alan Parsons「The Alan Parsons Project / アラン・パーソンズ・プロジェクト」名義での活動に終止符を打ったアラン・パーソンズが個人名でリリースしたソロ作第一弾がこの「Try Anythig Once / 人生ゲーム」。

結果的には、1987年にリリースされた「Gaudi / ガウディ」がアラン・パーソンズ・プロジェクト名義での最後のスタジオアルバムとなったわけですが、"Gaudi"と同年にリリースされた「Limelight - The Best Of Vol. 2 / ライムライト - ベスト・オブ・アラン・パーソンズ・プロジェクト Vol. 2」を含めて、アラン・パーソンズにとっては実に6年ぶりというアルバムでもありました。

アルバムのアートワークはアラン・パーソンズ・プロジェクト時代からの付き合いであるストーム・ソーガソン(2013年に逝去)が手掛けたもので、恐らくは「Wine From The Water / 水からワインを」の歌詞にある「私を吊り上げても、ぶら下げてもいい」、「こんな鎖は、逆さまになっているうちにほどける」といったフレーズからイメージされたものではないかと思います。

又、その抽象画にあるような特異な世界観がジャケットのみならず、ブックレット全体に表現されており、この充実したブックレットを眺めるだけでも結構面白いです。

 

Booklet: Try Anythig Once / Alan Parsons   Booklet: Try Anythig Once / Alan Parsons

 

アルバム自体は、正直言って、今ひとつのめり込むことができなかったというか、最初に数回聴いただけで、その後はほとんど聴くこともなかったのですが、今では時折聴いたりしているので、購入した当時に比べると多少は印象も変わってきたかなといった感じです。

それでも、今にして思えば、あの時、リリースされたばかりのこのアルバムをCDショップでたまたま見つけて買うことができたことは幸運だったと思いますし、このアルバムをリアルタイムで体感できたことはそれなりに幸せなことだったのではないかといった気もします。

 

CDの帯(初回プレス盤):人生ゲーム / アラン・パーソンズ

 

残念ながら、ビルボード・チャートでは100位圏外、ヒットシングルも出ずと、セールス的にはパッとしなかったアルバムですが、自分にとっては、これもまたひとつの思い出であり、こうして作品として世に送り出してくれたことに感謝。

 

Album Cover (back): Try 
Anythig Once / Alan Parsons   CD Case (back): Try Anythig Once / Alan Parsons   CD: Try Anythig Once / Alan Parsons

 

TRACK LIST
1. The Three Of Me / 2. Turn It Up / 3. Wine From The Water / 4. Breakaway / 5. Mr Time / 6. Jigue / 7. I'm Talking To You / 8. Siren Song / 9. Dreamscape / 10. Back Against The Wall / 11. Re-jigue / 12. Oh Life (There Must Be More)

1. 不思議の国の私 / 2. ターン・イット・アップ ~ 沈黙の向こう側 / 3. 水からワインを / 4. 逸脱 / 5. MR タイム / 6. 草原を渡る風 / 7. 心の光 / 8. 誘(いざな)いの歌 / 9. 夢のかたち / 10. 絶体絶命 / 11. 草原を渡る風、ふたたび / 12. もうひとつの人生

NOTES
• Album: US 122位
• Singles from "Try Anything Once":
1. "Turn It Up" [Released: 1993] / 2. "Wine From The Water" [Released: 1994] / 3. "Oh Life (There Must Be More)" [Released: 1994]

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 18ページ・オールカラー・ブックレット 
• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2014年4月18日

GAUDI / THE ALAN PARSONS PROJECT (1987)

CDの帯:ガウディ / アラン・パーソンズ・プロジェクトAlbum Cover (front): Gaudi / The Alan Parsons Project   Album Cover (back): Gaudi / The Alan Parsons Project   CD Case (back cover): Gaudi / The Alan Parsons Project

ベストアルバムを除くアルバムとしては通算10作目にして事実上のラストアルバムとなったのが、こちらの「Gaudi / ガウディ」。翌年の1988年にはコレまでの活動を総括するようにベストアルバム第2弾となる"Limelight - The Best of Vol. 2"がリリースされましたが、当時は、そのベストアルバムがリリースされた時点でも、まさかアラン・パーソンズ・プロジェクトとしての活動が終わってしまっていたなんてことは思ってもいませんでした。

本作のアルバムタイトル"Gaudi"は、勿論、スペインの建築家アントニオ・ガウディのことです。ひとつひとつの音を組み合わせて曲として構築していく作業は、もしかしたら建築と似ている部分があるのかもしれませんね。方向性としては前作の"Stereotomy"を踏襲した印象があり、1曲目が7分を超えるアルバムタイトル曲、そしてラストは、そのリプライズ的な曲で締めくくるという点でも類似点が感じられます。

※ (ガウディの名前についての補足)
スペイン語(カスティーリャ語)表記では、「アントニオ・ガウディ」(Antonio Plácido Guillermo Gaudí y Cornet)。ガウディの出身地、スペイン、カタルーニャ州のカタルーニャ語表記では、「アントニ・ガウディ」(Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet)となります。

ということで、前作の"Stereotomy"が今いち気に入らなかった自分は、また似たようなアルバムかよといった感じで、それほど好きにはなれませんでした。ただし、これはリアルタイムで抱いていた感想であって、今は全曲とは言わないまでも、いくつか気に入った曲はあります。特に、鐘の音で繋げられた最後の2曲、"Inside Looking Out"と"Paseo De Gracia"は好きですね。それに、前作と違って、再びエリック・ウルフソンのヴォーカル曲が復活しているからなのか、どことなく安心感のようなものがあります。

それと、このアルバムは、ガウディが手がけたサグラダ・ファミリア等の写真を眺めながら聴くという楽しみ方もあるんですよね。視覚と聴覚が組み合わさることで、音で描かれたガウディの世界観をより立体的に堪能できます。

 

▼ ということで、こちらは手持ちのガウディの本。

ガウディ建築入門   ガウディ建築入門

 

TRACK LIST
1. La Sagrada Familia / 2. Too Late / 3. Closer To Heaven / 4. Standing On Higher Ground / 5. Money Talks / 6. Inside Looking Out / 7. Paseo De Gracia (Instrumental)

1. サグラダ・ファミリア / 2. トゥー・レイト / 3. クローサー・ヘブン / 4. 真実を見つめて / 5. マネー・トークス) / 6. インサイド・ルッキングアウト / 7. グラシアの散歩道(インストゥルメンタル)

NOTES
Tracks 1, 5: Lead Vocal - John Miles / Tracks 2: Lead Vocal - Lenny Zakatek / Tracks 3, 6: Lead Vocal - Eric Woolfson / Tracks 4: Lead Vocal - Geoff Barradale / Tracks 7: Instrumental
(Tracks 1: Backing Vocal - Eric Woolfson and Chris Rainbow)

• Album: UK 66位、US 57位

• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2014年4月12日

STEREOTOMY / THE ALAN PARSONS PROJECT (1985)

LPレコードの帯:ステレオトミー / アラン・パーソンズ・プロジェクト Album Cover (front): Stereotomy / The Alan Parsons Projectこの「Stereotomy / ステレオトミー」は、前作"Vulture Culture"でのポップ路線から一転、ロック色が増した作品となりました。今でこそ、このアルバムならではの魅力を以前よりは感じることができるようになったものの、LPレコードで買った当時は全く好きになれず、最初に数回聴いた後は殆ど聴く事もなかったんですよね。

まぁ、前作とは大きくサウンドが変わったことも一因としてあるのかもしれませんが、それでも、大半のLPレコードは処分した中で、こうして数少ない手持ちのLPレコードにこのアルバムが含まれているのですから、自分の事とはいえ、分からないものですね。ただ、ひいき目に見ても一般受けはしなさそうなアルバムではあります。

アルバムの帯には「ゲイリー・ブルッカーをはじめ、6人のヴォーカリストと100名に及ぶロンドンのフィルハーモニア・オーケストラを起用」と記されているのですが、"Silence and I"(静寂と私)のような曲を期待すると肩透かしを食らいます。

アルバムの方向性からくるものなのかどうかは分かりませんが、これまでメインでヴォーカルをとっていたエリック・ウルフソンが単独でリードヴォーカルをとる曲は1曲も無く、バッキングヴォーカルで"Stereotomy"の1曲にクレジットされているだけで、今回は、その"Stereotomy"を含む3曲でリードヴォーカルをとっているジョン・マイルズがメインとなっています。

その他では"A Whiter Shade Of Pale"(青い影)でお馴染みの、元プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーが"Limelight"でヴォーカルをとっています。

Album Cover (back): Stereotomy / The Alan Parsons Project アルバムタイトルにもなっている"Stereotomy"がファーストアルバムのコンセプトだったエドガー・アラン・ポーの小説「モルグ街の殺人」からの引用ということで、原点回帰を示したアルバムだとも取れると思うのですが、それでも、前作はいったい何だったのかと思うほどの変貌振り。しかも前作とはヴォーカリストも大きく変わっているので、私のみならず、戸惑われたたファンも多かったのではないかと。

しかしながら、逆に前作でのポップ感覚に違和感を感じた人にとっては、かつてのプログレ的サウンドに回帰したともとれるこちらのアルバムの方が魅力的なのかもしれません。特に7分を超える大作のタイトルトラック、それにインストゥルメンタル曲"Urbania"、"Where's The Walrus?"の2曲は素晴らしい出来ですからね。

どちらかと言えば過渡期の地味なアルバムといった印象もありますが、実は本国であるイギリスのチャートで最上位を記録したアルバムは、"Eye in the Sky"(27位)でも、"Ammonia Avenue"(24位)でもなく、この"Stereotomy"(19位)なんですよね。とかくイギリス人気質といったものが語られたりもしますが、こういった部分では文化的奥深さと成熟した音楽文化を感じるところではあります。

で、このアルバムを取り上げるにあたって、今回初めて"YouTube"で"Stereotomy"のミュージックビデオを見てみたのですが、現代アートというか、動くストーム・ソーガソン作品といった雰囲気で、妙に惹かれてしまいました。どんな内容かというと、緑色のシャツを着た男が最初から最後まで延々と前転や側転、バク転等を繰り返すという映像です(笑)。 ちなみに、ストーム・ソーガソンとは、長年アラン・パーソンズ・プロジェクト及びアラン・パーソンズのソロ作品のジャケットデザインに携わっていたデザイナーです(残念ながら昨年の2013年に亡くなられました)。

▼ The Alan Parsons Project - Stereotomy
https://www.youtube.com/watch?v=hWIZ3rWv18o

 

LPレコードのラベル:Stereotomy / The Alan Parsons Project   LPレコードのラベル:Stereotomy / The Alan Parsons Project   LPレコードのラベル:Stereotomy / The Alan Parsons Project

 

TRACK LIST
[Side One]
1. Stereotomy (ステレオトミー) / 2. Beaujolais (眠りを覚ますボジョレー) / 3. Urbania [Instrumental] (アーバニア [インストゥルメンタル]) / 4. Limelight (ライムライト)
[Side Two]
1. In The Real World (現実革命) / 2. Where's The Walrus? [Instrumental] (海獣 [インストゥルメンタル] ) / 3. Light Of The World (ライト・オブ・ザ・ワールド) / 4. Chinese Whispers [Instrumental] (チャイニーズ・ウィスパーズ [インストゥルメンタル] ) / 5. Stereotomy Two (ステレオトミー II)

NOTES
Tracks 1, 5, 9: Lead Vocal - John Miles / Track 2: Lead Vocal - Chris Rainbow / Track 4: Lead Vocal - Gary Brooker / Track 7: Lead Vocal - Graham Dye / Tracks 3, 6, 8: Instrumental
(Track 1: Backing Vocal - Eric Woolfson / Track 7: Backing Vocal - Steven Dye)

• Album: UK 19位 / US 43位
• Single: "Stereotomy" US 82位

 


 

CDの帯:ステレオトミー / アラン・パーソンズ・プロジェクトAlbum Cover (front): Stereotomy / The Alan Parsons Project   Album Cover (back): Stereotomy / The Alan Parsons Project   CD: Stereotomy / The Alan Parsons Project

そして、こちらは同タイトルのCDで、4曲のボーナス・トラックが加えられた2009年の再発盤です。

上のLPと比べても分かるように、こちらのCDはジャケットの色がかなり濃い深緑になっているのですが、もしかして、海外盤は元々こういう色だったのでしょうかね? 一応、画像検索で確認してみたのですが、これ以外にも様々な色のジャケットがあるようで良く分かりませんでした(笑)。

それでもやっぱり、できることなら当時の日本盤の色調を再現して欲しかったとは思うところ。LPを持っていたこともあるのですが、どうもこのCDの色調には馴染めないんですよね。

 

CDの帯(裏側):ステレオトミー / アラン・パーソンズ・プロジェクトTRACK LIST
1. Stereotomy / 2. Beaujolais / 3. Urbania (Instrumental) / 4. Limelight / 5. In The Real World / 6. Where's The Walrus? (Instrumental) / 7. Light Of The World / 8. Chinese Whispers (Instrumental) / 9. Stereotomy Two
[Bonus Tracks]
10. Light Of The World  (Backing Track) / 11. Rumour Goin' Round  (Demo) / 12. Stereotomy (Eric Woolfson Guide Vocal) / 13. Stereotomy (Backing Rough Mix)

1. ステレオトミー / 2. 眠りを覚ますボジョレー / 3. アーバニア(インストゥルメンタル) / 4. ライムライト / 5. 現実革命 / 6. 海獣(インストゥルメンタル) / 7. ライト・オブ・ザ・ワールド / 8. チャイニーズ・ウィスパーズ(インストゥルメンタル) / 9. ステレオトミー II
[ボーナス・トラック]
10. ライト・オブ・ザ・ワールド (Backing Track) / 11. ルーモア・ゴーイン・ラウンド (Previously Unreleased Demo) / 12. ステレオトミー (Eric Woolfson Guide Vocal) / 13. ステレオトミー II (Backing Rough Mix)

NOTES
• CD発売日:2009年1月21日(再発盤)
• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2014年3月25日

VULTURE CULTURE / THE ALAN PARSONS PROJECT (1984)

LPレコードの帯:ヴァルチャー・カルチャー / アラン・パーソンズ・プロジェクト Album Cover with Obi Strip (Vinyl LP): Vulture Culture / The Alan Parsons Project   Inner Sleeve (Vinyl LP): Vulture Culture / The Alan Parsons Project   Inner Sleeve (Vinyl LP): Vulture Culture / The Alan Parsons Project

アラン・パーソンズ・プロジェクト史上、最もポップなアルバムと言えるのが、この「Vulture Culture / ヴァルチャー・カルチャー」。上の写真は手持ちのLPレコードを撮ったもので、中央と右は見開き歌詞カードの表と裏です。

前作の「Ammonia Avenue (アンモニア・アヴェニュー)」から1年も経たずにリリースされたアルバムだったこともあり、初めて買ったアラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムが"Ammonia Avenue"だった私は、「えっ、もう出たの!」といった感じでちょっぴり驚いたことを覚えています。

収録曲は全8曲(LPレコードは片面4曲ずつという構成)、そして収録時間もトータルで40分を切る37分59秒ということもあり、アルバム全体としてもコンパクトな印象があります。

私自身は、親しみやすさもあり、前作以上に幅広く受け入れられるんじゃないかと思っていたのですが、アルバムのセールスは前作に及ばずといったところでした。

それでも、アルバムにはアラン・パーソンズ・プロジェクトらしさに溢れた魅力的な楽曲が数多く収録されており、大作感は無いものの、アルバムとしては表現方法が若干変わっただけで、クオリティーはコレまでのアルバムと比べても遜色の無いものを持っていると思います。

特に前半の4曲(LPではA面)は、どれもがシングルカットされても良さそうな曲。ただ、ファーストシングルが"Let's Talk About Me"(米56位)だったのはちょっと意外な気もしました。シングルとしては、この後に"Days Are Numbers (The Traveller)"(米71位)がセカンドシングルとしてリリースされましたが、個人的にはこれらの2曲よりも先に"Separate Lives"や、"Sooner Or Later"をシングルカットした方が良かったのでは?なんてことを当時は思ったりもしていました。

何処となくシンセ・ポップのような雰囲気になったことで、問題作と取られることもあるようですが、前作でのポップ感覚が昇華されたと考えれば、さほど違和感も感じません。

実際、個人的なベストアルバムを作るとしても、このアルバムは絶対に外せない存在ですしね。個人的には、エリック・ウルフリンがヴォーカルをとる"Separate Lives"、"Sooner Or Later"、"The Same Old Sun"の3曲と、クリス・レインボウのヴォーカルが魅力的なミディアム・スローの"Days Are Numbers (The Traveller)"、それに、アラン・パーソンズ・プロジェクトにとっては定番ともいえるインストゥルメンタル曲の"Hawkeye"といったところが好きな楽曲です。

ただ、ラストの"The Same Old Sun"なんかを聴くと、以前だったらオーケストラを使った壮大なアレンジで聴かせてくれたんだろうなと思うところもあります。

LPレコードのラベル:Vulture Culture / The Alan Parsons Project   LPレコードのラベル:Vulture Culture / The Alan Parsons Project

ちなみに、アラン・パーソンズ・プロジェクトといえば、曲ごとに複数のヴォーカリストを使うことが知られているところですが、このアルバムでもメインのエリック・ウルフリンを含め、5人のヴォーカリストが顔を揃えています。

ファーストシングルにもなった1曲目の"Let's Talk About Me"だけは、元パイロットのデヴィッド・ペイトンがヴォーカルをとっているものの、後の4人は前作と同じ布陣。ただ、デヴィッド・ペイトンも、これまでずっとアラン・パーソンズ・プロジェクトの"Bass & Vocals"としてアルバムに参加していた人物なので、そういった意味では、いつもとほぼ変わらないメンバーで制作されたアルバムといえます。

ちなみに、「デヴィッド・ペイトン(David Paton)」はファーストアルバムからアラン・パーソンズ・プロジェクトの一員として名を連ねている人物で、伝説的グループ「パイロット(Pilot)」のメンバーでもありました。パイロットのアルバムをアラン・パーソンズがプロデュースしたことから交流が始まったようですが、同じく、ファーストアルバムからアラン・パーソンズ・プロジェクトの一員として名を連ねているギタリストの「イアン・ベアンソン(Ian Bairnson)」もパイロットのメンバーだったということから、きっと二人共その頃からアラン・パーソンズに目を付けられる技量と才能を持っていたんでしょうね。ちなみにデヴィッド・ペイトンはレコードデビューする前(1969-1970)のベイ・シティ・ローラーズにも在籍していたという経歴を持っています。

確かに、"Let's Talk About Me"の曲調は、エリック・ウルフリンや、クリス・レインボウをはじめ、他の2人には合わない 感じはしますし、デヴィッド・ペイトンがヴォーカリストに選ばれたのも何となく頷けます。ただ、このキーの高いハイトーン・ヴォイスはもしかしたら好き嫌いの分かれるところかもしれません。実を言うと私も当初は多少苦手でした。今は、ポップながらも、何処となくサイケっぽい雰囲気があり気に入ってるんですけどね。

 

CDの帯:ヴァルチャー・カルチャー / アラン・パーソンズ・プロジェクト Album Cover (front): Vulture Culture / The Alan Parsons Project   Album Cover (back): Vulture Culture / The Alan Parsons Project

そして、こちらがその後に買ったCD。ライナーノーツには93年の日付が記してあるので、多分その頃に買ったものだと思います。二つ折りのディスコグラフィー付き。

TRACK LIST
1. Let's Talk About Me / 2. Separate Lives  / 3. Days Are Numbers (The Traveller) / 4. Sooner Or Later / 5. Vulture Culture / 6. Hawkeye / 7. Somebody Out There / 8. The Same Old Sun

1. レッツ・トーク・アバウト・ミー / 2. セパレイト・ライヴス  / 3. デイズ・アー・ナンバーズ (旅人は星を数える) / 4. 自由はすぐそこに / 5. ヴァルチャー・カルチャー / 6. ホークアイ / 7. 悪夢 / 8. それでも陽は昇る

NOTES
• Tracks 1: Lead Vocal - David Paton
• Tracks 2, 4, 8: Lead Vocal - Eric Woolfson
• Tracks 3: Lead Vocal - Chris Rainbow
• Tracks 5: Lead Vocal - Lenny Zakatek
• Tracks 7: Lead Vocal - Colin Blunstone
• Tracks 6: instrumental

• Album: UK 40位、US 46位
• Singles: "Let's Talk About Me" US 56位 / "Days Are Numbers (The Traveller)" US 71位

• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2013年11月27日

LIMELIGHT - THE BEST OF VOL. 2 / THE ALAN PARSONS PROJECT (1987)

CDの帯:ライムライト - ベスト・オブ・アラン・パーソンズ・プロジェクト Vol. 2 / アラン・パーソンズ・プロジェクトAlbum Cover (front): Limelight - The Best of Vol. 2 / The Alan Parsons Projectこちらは、"Gaudi"リリース後の1987年にリリースされたアラン・パーソンズ・プロジェクトのベストアルバム第二弾。ただ、このアルバムはアメリカ及びカナダの北米盤とヨーロッパ盤では収録曲の半数以上に違いがあり、アルバムのタイトルも北米盤では"The Best of The Alan Parsons Project Vol. 2"、そしてヨーロッパ盤では"Limelight - The Best Of Vol. 2"と、ジャケットの表記に違いが見られます。

なお、ここで紹介している手持ちの日本盤は、収録曲、曲順共にヨーロッパ盤に準じたかたちでリリースされたものです。印象としては北米盤がシングルカット曲を中心とした構成なのに対し、ヨーロッパ盤はシングルカットされていないもののファンに人気の高い楽曲で構成されているといった感じですね。

前回のベストアルバム"The Best of the Alan Parsons Project"は、"Eye In The Sky"リリース後の1983年にリリースされたものでしたが、こちらの"Vol. 2"は、その後にリリースされた"Ammonia Avenue" (1984)、"Vulture Culture" (1985)、"Stereotomy" (1986)、"Gaudi" (1987)からの楽曲と、前回のベストから漏れた楽曲を加えた形で構成されています。ただし、ヨーロッパ盤及び日本盤に於いては最新アルバムの"Gaudi" (1987)からは1曲も選曲されていません。

そして、このアルバムの6年後にリリースされた新作では、名義から"Project"が外れ、個人名の"Alan Parsons"に変わったことから、"The Alan Parsons Project"名義のアルバムとしては、これが最後のアルバムということになったのでした。

 

Album Cover (back): Limelight - The Best of Vol. 2 / The Alan Parsons ProjectTRACK LIST (Japan Edition)
1. Limelight / 2. The Same Old Sun / 3. Ammonia Avenue / 4. Mammagamma / 5. Since The Last Goodbye / 6. I Robot / 7. Prime Time / 8. Hawkeye / 9. The Turn Of A Friendly Card / 10. Silence And I

1. ライムライト / 2. それでも陽は昇る / 3. アンモニア・アヴェニュー / 4. ママガンマ / 5. ラスト・グッバイ / 6. アイ・ロボット / 7. プライム・タイム / 8. ホークアイ / 9. 運命の切り札 / 10. 静寂と私

 

NOTES
• 収録アルバム
I Robot - 1977 (6) / The Turn Of A Friendly Card - 1980 (9) / Eye In The Sky - 1982 (4, 10) / Ammonia Avenue - 1984 (3, 5, 7) / Vulture Culture - 1984 (2, 8) / Stereotomy - 1985 (1)

• Lead Vocals: Gary Brooker (1) / Eric Woolfson (2, 3, 7, 10) / Chris Rainbow (5, 9)
• Instrumental (4, 6, 8)

• 解説・歌詞・対訳付

 

ちなみに北米盤の収録曲は以下の通り。

TRACK LIST (USA and Canada Edition)
1. Prime Time [Single Version] / 2. Let's Talk About Me [Single Version] / 3. Standing On Higher Ground [Single Version] / 4. Stereotomy [Single Version] / 5. Don't Answer Me / 6. Limelight / 7. I Robot / 8. What Goes Up... / 9. Days Are Numbers (The Traveller) [Single Version] / 10. Ammonia Avenue / 11. The Turn Of A Friendly Card (Part II)

 

 

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2013年5月16日

THE BEST OF THE ALAN PARSONS PROJECT / THE ALAN PARSONS PROJECT (1983)

CDの帯:ユー・ドント・ビリーヴ - ベスト・オブ・アラン・パーソンズプロジェクト / The Alan Parsons ProjectAlbum Cover (front): The Best Of The Alan Parsons Project / The Alan Parsons Project   Album Cover (back): The Best Of The Alan Parsons Project / The Alan Parsons Project

私が初めて買った"The Alan Parsons Project"のアルバムは、1984年にリリースされた"Ammonia Avenue"でした。そして、次に買ったのが、その"Ammonia Avenue"の前年にリリースされていたアラン・パーソンズプロジェクト初のベストアルバムである、この"The Best of The Alan Parsons Project"でした。当時買ったのは両方ともレコード盤でしたけどね。

そして、このアルバムもまた、"Ammonia Avenue"に負けず劣らず気に入って聴きまくっていたように記憶しているのですが、その所為か、オリジナルヴァージョンよりも、ここに収録されているシングルヴァージョンの方が自分には馴染みがあり、しっくりきます。というか、長いこと、これらがオリジナルアルバムに収録されている曲を多少短く編集したシングルヴァージョンだったことを知らずにいたこともあり、初めてアルバムヴァージョンを聴いた時は違和感すらありましたね。

と、そんな経緯もあり、自分の頭の中では、こちらのヴァージョンがオリジナルで、アルバムヴァージョンの方はロングヴァージョンといった印象があります(笑)。

当時はアルバムの収録曲は勿論のこと、ジャケットのアートワークにも惹かれていたところもあり、CD購入後の今もこのアルバムのLPレコードは持っています。

▼ こちらが当時購入したLPレコード(中央と右の写真は付属のシート)。

LPレコード盤のジャケット:The Best Of The Alan Parsons Project / The Alan Parsons Project   LPレコード盤に付属の見開きシート:The Best Of The Alan Parsons Project / The Alan Parsons Project   LPレコード盤に付属の見開きシート:The Best Of The Alan Parsons Project / The Alan Parsons Project

なお、アルバムはビルボードチャートで53位(Gold)を記録しています。

 

収録曲のチャート・ポジションは以下の通りです。

• I Wouldn't Want To Be Like You - 1977 (米36位)
• Don't Let It Show - 1977 (米92位)
• Damned If I Do - 1979 (米27位)
• Games People Play - 1980 (米16位)
• Time - 1981 (米15位)
• Eye In The Sky - 1982 (米3位)
• Psychobabble - 1982 (米57位)
• Old And Wise - 1982 (英74位)
• You Don't Believe - 1984 (米54位)

 

TRACK LIST
1. I Wouldn't Want To Be Like You (3:31) / 2. Eye In The Sky (4:37) / 3. Games People Play (4:21) / 4. Time (5:00) / 5. Pyramania (2:44) / 6. You Don't Believe (4:26) / 7. Lucifer (4:12) / 8. Psychobabble (4:51) / 9. Damned If I Do (3:34) / 10. Don't Let It Show (3:31) / 11. Can't Take It With You (4:43) / 12. Old And Wise (4:08)

NOTES
Tracks 1, 10 - from "I Robot" (1977) /  Tracks 5, 11 - from "Pyramid" (1978) /  Tracks 7, 9 - from "Eve" (1979) /  Tracks 3, 4 - from "The Turn of a Friendly Card" (1980) /  Tracks 2, 8, 12 - from "Eye in the Sky" (1982) /  Tracks 6 - New Song (1983)

• CD発売日:1993年11月21日
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: UK 99位 / US 53位 (Gold / RIAA-1991)

 

 

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2012年4月 4日

THE VERY BEST LIVE / ALAN PARSONS (1995)

CDの帯(初回プレス盤):ザ・ベリー・ベスト・ライブ / アラン・パーソンズAlbum Cover (front): The Very Best Live / Alan Parsonsアラン・パーソンズ初のライヴアルバムがこの「The Very Best Live / ザ・ベリー・ベスト・ライブ」。残念ながらアラン・パーソンズ・プロジェクトとしてのライヴではありませんが、収録曲は全てがアラン・パーソンズ・プロジェクト時代の代表曲を中心とした楽曲で占められており、ファンにとっては嬉しいところです。何たってオープニングは"Sirius ~ Eye in the Sky"ですからね。

とは言っても、スタジオワーク・オンリーのユニットとも言えるアラン・パーソンズ・プロジェクト時代からライヴを殆んどやらないことで有名なアラン・パーソンズでしたから、実際のところ、まさかライヴアルバムがリリースされようとは思ってもみなかったので、当時、CDショップでたまたまこのアルバムを見つけた時には驚くというよりも意表を突かれた感じでしたね。収録されているのは1994年の5月に行われたヨーロッパツアーだとブックレットに記載されていますが、流石プロデューサーとしても名を馳せるアラン・パーソンズだけあって、音質がとても良くて、スタジオ盤並みにしっかりとプロデュースされている印象です。

正直なところ、アラン・パーソンズのライヴと言われてもイメージ的にピンとこない部分もありましたが、実際に聴いてみると、これが又、実に良い感じなんですよね。ハードロックバンドの熱く熱狂的なライヴも良いのですが、このように安定感のある落ち着いたライヴもクールで良いですよね。

残念ながら、エリック・ウルフソン亡き今となっては、アラン・パーソンズ・プロジェクトの再始動も夢物語に終わってしまいましたが、それでも、こうしてエリック・ウルフソンとのコンビで生み出された作品(楽曲)を聴いていると、あたかも、そこにエリック・ウルフソンの姿があるかのようにも思えますし、ファンにとってはアラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムでお馴染みのイアン・ベアンソン(ギター)とスチュワート・エリオット(ドラムス)が参加しているライヴアルバムというのも嬉しいところ。

Album Cover (back): The Very Best Live / Alan Parsons   CD Case (back cover): The Very Best Live / Alan Parsons   Booklet: The Very Best Live / Alan Parsons

それにしても、まさか、"Eye In The Sky"や"Old And Wise"、"Prime Time"、"Limelight"、"Don't Answer Me"といった個人的に好きなこれらの楽曲のライヴ・ヴァージョンをこうして聴ける時がこようとはアラン・パーソンズ・プロジェクトのレコード盤を買ってた頃には想像だにしなかったですね。

曲ごとにヴォーカリストを選んでいたアラン・パーソンズ・プロジェクトなので、当然のことながらスタジオ盤とはヴォーカリストが違うという点があるものの、思いのほか違和感は感じませんでした。でも、これだけ素晴らしいサウンドを聴かされると、できることなら2枚組みにしてもらって、もっと色んな曲を聴いてみたかったと更なる欲が出てきたりもします。

なお、アルバムの最後にはスタジオ録音による新曲が3曲収録されており、個人的には"Take The Money And Run"がけっこう気に入っています。

 

TRACK LIST
1. Sirius / 2. Eye In The Sky / 3. Psychobabble / 4. The Raven / 5. Time / 6. Luciferama / 7. Old And Wise / 8. You're Gonna Get Your Fingers Burned / 9. Prime Time / 10. Limelight / 11. Don't Answer Me / 12. Standing On Higher Ground / 13. When (Previously Unreleased) / 14. Take The Money And Run (Previously Unreleased) / 15. You're The Voice (Previously Unreleased)

1. 狼星(シリウス) / 2. アイ・イン・ザ・スカイ / 3. サイコバブル / 4. 大鴉 / 5. 時は川の流れに / 6. ルシフェラマー(ルシファー~ママガンマ) / 7. オールド・アンド・ワイズ / 8. 火傷 / 9. プライム・タイム / 10. ライムライト / 11. ドント・アンサー・ミー / 12. 真実をみつめて / 13. ホエン(新曲) / 14. テイク・ザ・マネー・アンド・ラン(新曲) / 15. ユーアー・ザ・ヴォイス(新曲)

• Tracks 1-12: Recorded on Tour in Europe May 1994
• Tracks 13-15: Previously Unreleased Studio Recordings

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ こちらは1995年のライヴ(アルバムとは別音源)

Alan Parsons - Sirius / Eye in the Sky (Live 1995) 

https://www.youtube.com/watch?v=4R0NWL0Ff_k

 

 

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2011年8月25日

AMMONIA AVENUE / THE ALAN PARSONS PROJECT (1984)

CDの帯:アンモニア・アヴェニュー / アラン・パーソンズ・プロジェクトAlbum Cover (front): Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project私が初めて買った"The Alan Parsons Project"のアルバムが、この「Ammonia Avenue / アンモニア・アヴェニュー」でした。アルバムを購入した当時はレコード盤でしたが、後にCD化された際も、直ぐに買った記憶があるので、恐らくはこの手持ちのCDも初CD化された際に購入したものではないかと思います。

レコード店で色々と物色していたときに、たまたまこのアルバムを見つけ、何も知らないまま、アンモニア・ヴェニューという摩訶不思議なタイトルと、これまた不思議なジャケットに惹かれて買ったというのが、初めて"The Alan Parsons Project"のレコードを手にしたときの経緯なのですが、ただ、何となく好きになれそうな予感みたいなものがあったので、買うか買わないかで迷うこともさほどなかったように覚えています。それに、タイトルやジャケットのイメージに反し、レコードの帯にはポップという文字があったので、ある程度は聴きやすいサウンドなんだろうという思いはありましたし、未知なる物に対する好奇心もありましたからね。

そして、そんな賭けのような行為で買ったレコードも、1曲目の"Prime Time"を聴いて、自分の直感がハズレではないことを確信したことは今も覚えています。ただ、2曲目と3曲目があまり好きになれそうな感じの曲ではなかったので、もしかしたら1曲目だけかも? なんて不安も感じながら聴き進めていたんですよね。ところがどっこい、4曲目の"Since The Last Goodbye"以降は魅力的な曲のオンパレードで、そのときはホントこのアルバムを買ってよかったと思いましたね。しかもラストを締め括るタイトルトラックでもある"Ammonia Avenue"のスケール感ときたら・・・。

アルバムの印象としては、どことなく安心感のようなものがありますね。その安心感が心地良さでもあるのですが、流行り廃りとは無縁に、こういったサウンドはこの先もずっと人々の心に残っていくのではないかと思います。又、そういった点では、エンジニアとしてビートルズやピンク・フロイドのアルバム製作にも携わったのは伊達じゃないと感じさせられるところでもあります。さすがアラン・パーソンズ。

このアルバムをきっかけに、その後は"The Alan Parsons Project"のアルバムを買い集めていったのですが、やっぱり初めて買った"The Alan Parsons Project"のアルバムということで思い入れもあるのか、やっぱりこのアルバムが今でもよく聴きますし、一番好きですね。

 

▼ こちらはLPレコード

Japanese 12-inch Vinyl Record: Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project   Japanese 12-inch Vinyl Record: Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project

 

アルバムは、米15位、英24位を記録。又、シングルの方は、先にシングルとしてリリースされ、前作のベストにも収録されていた"You Don't Believe"が米54位、アルバムからのファーストシングル"Don't Answer Me"が米15位、セカンドシングルの"Prime Time"が米34位をそれぞれれ記録しています。

残念ながらエリック・ウルフソンが亡くなられてしまった今となっては、アラン・パーソンズとエリック・ウルフソンのコンビ復活による"The Alan Parsons Project"の再始動という私の夢は消え去ってしまいました。もうアランとエリックによって生み出される新たな楽曲を聴くことはできないのが残念です。あらためてご冥福をお祈りします。

 

Album Cover (back): Ammonia Avenue / The Alan Parsons ProjectTRACK LIST
1. Prime Time / 2. Let Me Go Home / 3. One Good Reason / 4. Since The Last Goodbye / 5. Don't Answer Me / 6. Dancing On A Highwire / 7. You Don't Believe / 8. Pipeline / 9. Ammonia Avenue

1. プライム・タイム / 2. レット・ミー・ゴー・ホーム / 3. ワン・グッド・リーズン / 4. ラスト・グッバイ / 5. ドント・アンサー・ミー / 6. ダンス・オン・ア・ハイ・ワイヤー / 7. ユー・ドント・ビリーヴ / 8. パイプライン / 9. アンモニア・アヴェニュー

NOTES
• CD発売年:1988年
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ The Alan Parsons Project - Prime Time
https://www.youtube.com/watch?v=P6NNJq0FZN4

▼ The Alan Parsons Project - Don't Answer Me
https://www.youtube.com/watch?v=JLvFbBR4XOg

 

 

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2010年9月 1日

ON AIR / ALAN PARSONS (1996)

CDの帯(初回プレス盤):オン・エアー / アラン・パーソンズAlbum Cover: On Air / Alan Parsonsミュージシャンでもありエンジニア/プロデューサーでもある「スタジオの魔術師」との異名を持つアラン・パーソンズ。ビートルズの「レット・イット・ビー」、ピンク・フロイドの「原子心母」「狂気」などの制作にも携わった彼は、オーソドックスで安心して聴かせてくれる半面、常に新しい試みも忘れないサウンドアプローチで良質な音楽を聴かせてくれる大好きなミュージシャンの一人です。

このアルバム「ON AIR / オン・エアー」は、全曲が「空や大気」といったものをテーマに書かれた曲で構成されたコンセプトアルバムでありながらも、コンセプトアルバムにありがちな難解さは無く、どちらかと言えば、1曲1曲が比較的コンパクトに独立した形で収められている印象があります。空や大気といったテーマで書かれた曲で構成されている所為か、全体的にどことなく風が感じられるような爽やかな雰囲気があり、聴いていてとても心地良い感じがします。とは言っても、アルバムの中には"Apollo"や"Brother Up in Heaven"といったタイトルの曲も含まれているので、実際には"On Air"という言葉の中には宇宙や天国といった地上を離れたもの全てが含まれているのかもしれません。

ここでも、曲ごとにヴォーカリストを変えるスタイルは健在で、この"On Air"には、"10CC"のエリック・スチュワートやクリストファー・クロス、"E.L.O. Part 2"のファーストアルバムでヴォーカリストとしてメンバーに名を連ねていたニール・ロックウッドなどが参加しています。なお、ジャケットデザインはいつものストーム・ソーガソンです。

それと、特筆すべきことがひとつ。それはこのアルバムには"CD"に加えて"CD-ROM"が付属しているという点で、これが到底オマケとは思えない代物。何しろ、数回見たくらいでは全体像を理解することさえできないと言っても過言ではない凝った作りで、収録されている情報量だけでも相当なもの。

例えば"CD-ROM"をパソコンにセットしてプログラムを開くと、沢山の飛んでいる気球が最初に出てきます。その気球のひとつひとつがリンクボタンになっているわけですが、様々な大きさの気球が違ったスピードで動いているのでうまく捕らえてクリックしないと次の画面に移動できません。さらに厄介なのは気球には何も表記されていないので、どのページにリンクするのかが全く分からない上に、パンと割れてしまうハズレの気球もあったりするので、一度見たページへ再び行ってみようと思っても中々辿りつけなかったりします。とにかく相当な手間隙をかけて製作されているのは明らかで、やもすると、メインの"CD"以上に力が入れられているのではないかとさえ思ってしまいそうです。

ちなみに"CD-ROM"には収録曲に関する情報はもとより、ギリシャ神話からステルス機やロケットまで、空と飛行に関するあらゆる情報が収録されています。

ただ、この"CD-ROM"は20年以上も前(1996年)に製作されたものということもあり、残念ながら現在のPC環境では"CD-ROM"内のプログラムを開くことはできず、"CD-ROM"を使用するには、古いヴァージョンの"Quic Time"をインストールする必要があるようです。それでも収録されいるいくつかの動画は現在のPC環境でも単体で個別に見ることができます。

CD: On Air / Alan Parsons   CD-ROM: On Air / Alan Parsons   Album Cover (back): On Air / Alan Parsons

なお、日本盤のみ、12曲目に"Apollo Ambient Mix (Moon Boots)"がボーナストラックとして収録されています。又、曲目は全て英語表記で、邦題(日本語表記)は記されていません。

 

CD Case (back): On Air / Alan ParsonsTRACK LIST
Disc 1: 1. Blue Blue Sky / 2. Too Close To The Sun / 3. Blown By The Wind / 4. Cloudbreak / 5. I Can't Look Down / 6. Brother Up In Heaven / 7. Fall Free / 8. Apollo / 9. So Far Away / 10. One Day To Fly / 11. Blue Blue Sky / 12. Apollo Ambient Mix (Moon Boots) [Japan Only Bonus Track]

Disc 2: CD-ROM

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ Alan Parsons - Brother Up in Heaven
https://www.youtube.com/watch?v=V6JIr9Qy_II

▼ Alan Parsons - One Day To Fly
https://www.youtube.com/watch?v=b82Zf91Z36w

▼ Alan Parsons - Blue Blue Sky (part 2)
https://www.youtube.com/watch?v=dfWPlu1ZZnA

▼ Alan Parsons - So far away
https://www.youtube.com/watch?v=s_gojNXbyH8

 

 

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