音楽 (日本でも良く知られる懐かしの海外の曲)

2021年2月 5日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 8/10)

8回目の今回は、映画の主題歌としても有名な、アイリーン・キャラの「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」(1983年)、ライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」(1965 / 1990年)、エルヴィス・コステロ の「She」(1999年)の3曲をピックアップ。

 

Album Cover (front): Christmas EP / Bryan Adams

 

■ フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング / アイリーン・キャラ (Flashdance... What a Feeling / Irene Cara)

アイリーン・キャラは、アメリカのシンガーソングライター&女優で、この「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」は、1983年公開の映画「フラッシュダンス」の主題歌。ちなみに、アイリーン・キャラは、この曲のソングライターのひとり(ジョルジオ・モロダー / キース・フォーシイ / アイリーン・キャラ)としても名を連ねている。

 

▼ Irene Cara - Flashdance What A Feeling (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=ILWSp0m9G2U

 

世界中で大ヒットとなったこの「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」は、ビルボードチャートでは1位を記録し、アメリカに於いてはミリオンセラーにもなった他、フランスでも同じく100万枚、そして、日本でも70万枚の売り上げを記録。

ちなみに、日本のオリコン週間洋楽シングルチャートに於いては、1983年7月18日付から21週連続で1位を記録(1983年度の年間1位にも選ばれる)。又、アルバムのサウンドトラックの方も、オリコンの総合チャートで9月5日付~11月7日付までの10週連続を含む計11週で1位を記録し、こちらも大ヒットとなった。

オリコン週間LPチャート第1位(1983年)

 

なお、この曲は、映画「フラッシュダンス」のサウンドトラック・アルバムの他に、アイリーン・キャラのセカンド・アルバム「What a Feelin' / フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリン」にも収録された。

日本に於いては、麻倉未稀が日本語歌詞を手掛けてカヴァーした「ホワット・ア・フィーリング ~フラッシュダンス」がテレビドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌にもなり、この曲の認知度が更に広い世代にわたって広まった。

 

▼麻倉未稀 - ホワット・ア・フィーリング ~フラッシュダンス

https://www.youtube.com/watch?v=gDjZGEGCkjo

 


 

■ アンチェインド・メロディ / ライチャス・ブラザーズ (Unchained Melody / The Righteous Brothers)

 

▼ Unchained Melody - The Righteous Brothers

https://www.youtube.com/watch?v=te51eVrFWEc

 

ライチャス・ブラザーズはアメリカの男性デュオで、この「アンチェインド・メロディ」は1965年にリリースされてヒットしたカヴァー曲(米4位 / 英14位)。

その後、1990年公開のアメリカ映画「ゴースト/ニューヨークの幻」(原題:Ghost)の主題歌になったことから、米13位、英1位(1990年にイギリスで最も売れたシングルとなる)を記録するリバイバル・ヒットとなった。なお、オーストラリアでは1990年11月から1991年1月にかけて7週間で1位を記録する大ヒットとなっている。

[補足]
1990年にアメリカで13位を記録したのは「ゴースト」の映画でも使用された1965年のヴァージョンながらも、この年には、同じくライチャス・ブラザーズにより同年に再録音されたニューヴァージョンも同時にリリースされ、19位を記録しており、この当時、アメリカでは両方のヴァージョンが8週間にわたって同時にビルボードチャートにランクしていた。

▼ The Righteous Brothers - Unchained Melody (Re-Recorded Version 1990)
https://www.youtube.com/watch?v=egDQRPqQ8HA

 

なお、日本に於いては、映画「ゴースト」が公開された1990年に、オリコンの洋楽シングルチャートで1位を記録(1990年10月29日付から翌年にかけて計11週で1位を記録)している。

 

ちなみに、映画「ゴースト」の影響もあり、とりわけライチャス・ブラザーズのヴァージョンが有名なこの「アンチェインド・メロディ」、元々は1955年公開(日本未公開)の映画「Unchained / アンチェインド」の主題歌として書かれた曲(作詞:ハイ・ザレット、作曲:アレックス・ノース)で、トッド・ダンカンが歌ったそのオリジナルのヴァージョンは、映画の公開と共にリリースされたサウンドトラックに収録されている。

▼ Todd Duncan - Unchained Melody (Original Version 1955)
https://www.youtube.com/watch?v=G11mDi_LXe8

 

20世紀で最も録音された曲のうちの1曲とも言われているこの「アンチェインド・メロディ」は、日本でも数多くカヴァーされているようですが、下の動画は松崎しげるによるカヴァー。いやぁ、やっぱりこの人も歌が上手いなぁと改めて思うところ。

 

▼ 松崎しげるライブ - UNCHAINED MELODY

https://www.youtube.com/watch?v=GvLigN_AZ4U

 


 

■ She / エルヴィス・コステロ (She / DElvis Costello)

 

▼ Elvis Costello - She

https://www.youtube.com/watch?v=CGWGIVqCg2M

 

オリジナルの原題は「Tous les visages de l'amour / 忘れじの面影」で、フランスのシンガーソングライターであるシャルル・アズナヴールが、1974年に発表した楽曲。

なお、シャルル・アズナヴールは、この曲をフランス語以外にも、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語でレコーディングしていいる。

そして、1974年にイギリスで放送された連続ドラマ「女の七つの顔」の主題歌となった英語で書かれたヴァージョンは、英シングルチャートで4週連続1位を記録するヒットとなった。

 

▼ Charles Aznavour - Tous les visages de l'amour
https://www.youtube.com/watch?v=ac3iQOkEzlQ

▼ Charles Aznavour - She (Tous les visages de l’amour)
https://www.youtube.com/watch?v=4XeJl6bZ7W0

 

その後の1999年に、エルヴィス・コステロが、映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌としてサウンドトラック用にレコーディングしたカヴァー・ヴァージョンがシングルとしてもリリースされ、英19位を記録。

ということで、このエルヴィス・コステロがカヴァーしたヴァージョンは、さほど大きなヒットにはならなかったものの、近年では、映画「ノッティングヒルの恋人」の主題歌として、一般的にも、オリジナル以上に、広く認知されているのではないかと。

[補足]
映画「Notting Hill / ノッティングヒルの恋人」は、街の書店主とハリウッド女優の恋愛をロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に描いた1999年公開のイギリス映画。主演はジュリア・ロバーツとヒュー・グラント。

 

 

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2020年12月 4日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 7/10)

7回目の今回は、ボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」(1982年)、アンジー・ゴールドの「素敵なハイエナジー・ボーイ」(1985年)、カイリー・ミノーグの「愛が止まらない ~ターン・イット・イントゥ・ラヴ~」(1988年)と、1980年代のディスコ及びユーロビート系の3曲をピックアップ。

実を言うと、1970年代後半に世の中を席巻したディスコ系の曲はあまり好きではなかったこともあり、その後に流行ったユーロビート系もしかりで、総体的にダンスミュージックには興味はなかったのですが、これらの3曲にはそういったカテゴライズを抜きにして惹かれたんですよね。

 

カセットテープ (TDK SA-X 46)

 

■ 君の瞳に恋してる / ボーイズ・タウン・ギャング (Can't Take My Eyes Off You / Boys Town Gang)

いやぁ、この曲はほんと好きなんですよね。当時は知らなかったことですが、1960年代のカヴァー曲だったということも惹かれた要因のひとつだったんでしょうかね? それにしても圧巻の歌唱力!

 

↓ 卓越した歌唱力も然ることながら、両脇の男性の中毒性のあるダンスにも注目!

▼ Boys Town Gang - Can't Take My Eyes Off You

https://www.youtube.com/watch?v=Cc1QzIWWIrc

 

実は、この"Can't Take My Eyes Off You"、フォー・シーズンズのリード・ヴォーカリストとして人気を博したフランキー・ヴァリが1967年にソロでリリースした曲がオリジナルで、1982年にリリースされたこのボーイズ・タウン・ギャングの曲はカヴァーとなります。

とは言え、日本では、やはりボーイズ・タウン・ギャングのヴァージョンがオリジナル以上に広く認知されているのではないかと。ちなみに、フランキー・ヴァリのオリジナル・ヴァージョンは米ビルボードチャート2位を記録。そして、ボーイズ・タウン・ギャングがカヴァーしたヴァージョンは日本やイギリス等でヒット(イギリスでは4位、日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1982年12月6日付から3週連続1位を記録)。

 

▼ Frankie Valli - Can't Take My Eyes Off You (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=J36z7AnhvOM

 

又、この曲は日本に於いても、ZARD、小比類巻かほる、椎名林檎、MISIA、May J.他、多くのミュージシャンがカヴァー。

なお、"ZARD"がカヴァーしたヴァージョンは、8枚目のオリジナルアルバム「永遠」の初回特典CDに収録されていた2種類のヴァージョンと、後にリリースされたコンピレーションアルバム「Christmas Non-Stop Carol」に収録されたクリスマス・ヴァージョンがあり、どれもが曲のタイトルは「Off」の後に「Of」が入った"Can't Take My Eyes Off Of You"となっている(ボーイズ・タウン・ギャングの曲でも曲中の歌詞では「Can't Take My Eyes Off OF You」と歌われてる)。

ちなみに、以下の動画は「Christmas Non-Stop Carol」に収録されたクリスマス・ヴァージョンの方(元のカヴァー・ヴァージョンに比べると、かなりオリジナルもしくはボーイズ・タウン・ギャングのヴァージョンに近いアレンジになっている)。それにしても、歌のみならず英語も上手いなぁと改めて思うところ。

 

▼ ZARD - Can't Take My Eyes Off Of You ("Christmas Non-Stop Carol" Version)

https://www.youtube.com/watch?v=eBYGyOztsPE

 

■ [おまけ] こちらのイラストとダンスパフォーマンスも秀逸!

▼ BOYS TOWN GANG - 脳裏に焼きつくイラストレーター キタダイ マユ
http://k-mayu.main.jp/wp/illust/biy-town-gang/

▼ パフォーマンスチーム The Jugons(ザ ジュゴンズ )- can't take my eyes off you
https://www.youtube.com/watch?v=tLw7UQFZ2qE

 


 

■ 素敵なハイエナジー・ボーイ / アンジー・ゴールド (Eat You Up / Angie Gold)

アンジー・ゴールドは、イギリス出身の女性シンガーソングライターで、この「素敵なハイエナジー・ボーイ」は"Anthony Baker"との共作曲(ソングライターにクレジットされている"Angelina Fiorina Kyte"はアンジーの本名)。

多分、曲名とシンガー名を聞いてもピンとこない人も多いと思いますが、実際に曲を聴けば、聞き覚えがあるという人も多いのではないか。

 

▼ Angie Gold - Eat You Up

https://www.youtube.com/watch?v=kAIb1niNvts

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
素敵なハイエナジー・ボーイ / アンジー・ゴールド (Japanese 7" Vinyl Single - 1985)

▼ ジャケット写真 (Discogs)
素敵なハイエナジー・ボーイ / アンジー・ゴールド (Japanese 12" Vinyl Single - 1985)

 

日本に於いては、同年の1985年11月21日に荻野目洋子が「ダンシング・ヒーロー」のタイトルでカヴァー曲をリリースしてヒット(オリコン5位 / 1986年度年間チャート12位)したこともあり、相乗効果でアンジー・ゴールドのオリジナル・ヴァージョンもオリコン洋楽シングルチャートで1986年2月24日付から4週連続で1位を記録するヒットに。

とは言え、日本では、やはりこちらの荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」が記憶にあるという人が多いのかも。

 

▼ 荻野目洋子 - ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)

https://www.youtube.com/watch?v=v-goHOCr00c

 

なお、アイドルタレントの矢野有美も、同年の1985年12月21日にリリースした洋楽カバー・ミニアルバム"MAKIN' IT"にて"Eat You Up"をカヴァー(荻野目洋子のヒットもあってか、翌年の1986年2月には非売品のプロモ・シングルとして「素敵なハイエナジー・ボーイ (Eat You Up)」も単独でプレスされている)。

▼ 矢野有美 - 素敵なハイエナジー・ボーイ (Eat You Up)
https://www.youtube.com/watch?v=Lyjhw5KyeaA

 


 

■ 愛が止まらない ~ターン・イット・イントゥ・ラヴ~ / カイリー・ミノーグ (Turn It Into Love / Kylie Minogue)

カイリー・ミノーグは、オーストラリア生まれのシンガーソングライター兼女優(元々はオーストラリアで女優としてデビューした)。

特にイギリスでの人気が高く、イギリスのチャートに於いては4世代(1980年代、1990年代、2000年代、2010年代)でそれぞれ1位を獲得した初の女性ソロアーティストとなった。ちなみに、2008年にはバッキンガム宮殿にて大英帝国勲章 (OBE) も授与されています。

※ 補足:大英帝国勲章 / OBE (Order of the British Empire)
受章者は名前の後に勲位を示す頭文字(ポスト・ノミナル・レターズ)を付すことが許されているため、書物やネットに名前が記載される際も、名前の後に「OBE」と記されていることがある(例えば「Kylie Minogue」なら「Kylie Minogue, OBE」)。

 

▼ Kylie Minogue - Turn It Into Love

https://www.youtube.com/watch?v=p8uZiIIP-EA

 

この"Turn It Into Love"は、1988年7月4日に発売されたカイリー・ミノーグのデビューアルバム「Kylie / ラッキー・ラヴ」の収録曲。

同年11月16日に日本の女性アイドルデュオ"Wink"が「愛が止まらない ~Turn it into love~」のタイトルでこの曲の日本語によるカヴァーをリリースし、ヒットの兆しを見せていたこともあってか、その約1か月後の12月21日に"Wink"のカヴァーと同じ邦題を付けて日本限定でシングルカットされた(アルバムに収録されていた当初の邦題は「愛に走れ」)。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
愛が止まらない / カイリー・ミノーグ (Japanese 7" Vinyl Single - 1988)

▼ ジャケット写真 (Discogs)
愛が止まらない ~ターン・イット・イントゥ・ラヴ~ / カイリー・ミノーグ (Japanese 3" Mini CD Single - 1988)

 

その後、"Wink"の日本語によるカヴァー曲との相乗効果もあってか、オリコンのチャートにおいては翌年の1989年1月30日付より4月3日付まで10週連続で洋楽シングルの1位を記録。なお、"Wink"版の方は、1989年2月13日付の同総合チャートで、"Wink"のシングルとして初の1位を記録している。

 

▼ Wink - 愛が止まらない ~Turn it Into Love~ (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=wcvnmwrsJn8

 

先にも記したように、カイリー・ミノーグの"Turn It Into Love"がシングルとしてリリースされたのは日本のみだったものの、1988年7月4日にリリースされたカイリー・ミノーグのデビューアルバム"Kylie"から約2か月後の1988年9月24日にはイギリスの女性シンガー、ヘイゼル・ディーンがカヴァーしたシングル(翌月の10月10日にリリースされたアルバム"Always"にも収録)がイギリスをはじめいくつかの国でリリースされ、イギリスのシングルチャートに於いては21位を記録した。

▼ Hazell Dean - Turn It Into Love
https://www.youtube.com/watch?v=gWAEDd_M0eU

 

 

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2020年11月12日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 6/10)

6回目の今回は、ビージーズの「メロディ・フェア」(1969 / 1971年)、アン・マレーの「辛い別れ」(1978年)、パリス・シスターズの「アイ・ラブ・ハウ・ユウ・ラブ・ミー(貴方っていい感じ)」(1967年)の3曲をピックアップ。

 

カセットテープ (TDK SA-X C46)

 

■ メロディ・フェア / ビージーズ (Melody Fair / Bee Gees)

「メロディ・フェア」(Melody Fair)は、イギリス出身のギブ三兄弟によるヴォーカルグループ(結成された当初はギブ3兄弟にギタリストとドラマーを加えた5人編成のバンドだったが、1972年からは兄弟のみのトリオ編成となった)であるビージーズの曲。

この"Melody Fair"は、1969年リリースのアルバム「Odessa / オデッサ」に収録されていた曲ながらも、シングルカットはされなかった。しかしながら、1971年公開のイギリス映画「Melody / 小さな恋のメロディ」の主題歌として取り上げられたことから、同年に日本独自にシングルカットされると、オリコンチャートで3位を記録するなど、映画と共に大ヒットを記録。

なお、日本では大ヒットしたこの映画、イギリスやアメリカではヒットには至らなかった。ちなみに、日本では映画と共にサウンドトラック盤(LPレコード)もオリコンの総合チャートで1位を記録する大ヒットとなる。と、そういった背景もあり、その後にサウンドトラックがCD化されたのは日本と一部の国のみとなっている。

 

▼ Melody fair (movie excerpt) - Bee Gees

https://www.youtube.com/watch?v=qieD1SdNaR8

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
小さな恋のメロディ(メロディ・フェア / 若葉のころ) / ビージーズ

 

■ こちらのカヴァーはテレビ番組でのもの

▼ THE ALFEE&岩崎宏美 - Melody Fair
https://www.youtube.com/watch?v=5ia4M5ND3So

 


 

■ 辛い別れ / アン・マレー (You Needed Me / Anne Murray)

アン・マレー (Anne Murray) はカナダ出身の女性シンガーで、代表曲のひとつである「You Needed Me / 辛い別れ」は米ビルボードチャートで1位を記録した大ヒット曲。ちなみに、この曲は、カナダ出身の女性ソロ・シンガーとして初のビルボードチャート1位となった曲でもる。

日本に於いては、後の1980年にテレビドラマの主題歌に採用されたこともあり、それ以降の日本盤シングルは、アン・マレーの写真のみを使用した当初のデザインからテレビドラマ出演者の写真をあしらったデザインへと変更された(品番はどちらも同じ「ECR-20504」)。

 

▼ Anne Murray - You Needed Me

https://www.youtube.com/watch?v=S3k_l4Ew4vU

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
辛い別れ / アン・マレー(アン・マレーの写真のみを使用したジャケット)

▼ ジャケット写真 (Discogs)
辛い別れ / アン・マレー(テレビドラマ出演者の写真を大きくあしらったジャケット)

 


 

■ アイ・ラブ・ハウ・ユウ・ラブ・ミー(貴方っていい感じ) / パリス・シスターズ (I Love How You Love Me / The Paris Sisters)

「I Love How You Love Me / アイ・ラブ・ハウ・ユウ・ラブ・ミー(貴方っていい感じ)」は、1961年に米ビルボードチャートで5位を記録したパリス・シスターズのヒット曲 (Songwriters: Barry Mann & Larry Kolber)。

 

▼ The Paris Sisters - I Love How You Love Me (1961)

https://www.youtube.com/watch?v=tOP7ssSHAss

 

「日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 4/10)」の「恋はみずいろ」のカヴァーで取り上げたクロディーヌ・ロンジェも1967年にこの"I Love How You Love Me"をカヴァー。

▼ Claudine Longet - I Love How You Love Me (1967)
https://www.youtube.com/watch?v=B9QOq5p_KI8

 

その後は、1968年にボビー・ヴィントンがカヴァー(邦題は「こんなに愛しているのに」)し、米ビルボードチャートで9位を記録するなど、この曲はその後も数多くのミュージシャンにカヴァーされ、ポップスのスタンダード・ナンバーとなっている。

▼ Bobby Vinton - I Love How You Love Me (1968)
https://www.youtube.com/watch?v=UJM4h8pHMWU

 

日本に於いては、1969年にラジオ番組のパーソナリティ女性3人によるユニット「モコ・ビーバー・オリーブ」がカヴァー(邦題は「わすれたいのに」)し、オリコンチャートで44位を記録。

▼ モコ・ビーバー・オリーブ - わすれたいのに (1969)
https://www.youtube.com/watch?v=7RBp30KLbjc

▼ モコ・ビーバー・オリーブ「わすれたいのに」誕生秘話…1969年2月1日リリース(大人のMusic Calendar)
http://music-calendar.jp/2016020101

 

日本ではその他にも、由紀さおり(1969年)、アン・ルイス(1986年)、細野晴臣(2013年)等がカヴァー。

▼ アン・ルイス - I Love How You Love Me (忘れたいのに) (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=_GlGo52b6M8

▼ 細野晴臣 - I Love How You Love Me (2013)
https://www.youtube.com/watch?v=b7Dy2PgSPQU

 

 

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2020年10月25日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 5/10)

5回目の今回は、サンタ・エスメラルダの「悲しき願い」(1977年)、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」(1977年)、フレディー・アギラの「ANAK(息子)」(1977年)と、同じ年にリリースされた曲ながらも、スタイルが全く異なる3曲をピックアップ。

 

カセットテープ (TDK MA46)

 

ということで、まずは、ディスコ・ブームの潮流にも乗ってヒットしたサンタ・エスメラルダの「悲しき願い」から。

 

▼ Santa Esmeralda - Don't Let Me Be Misunderstood (TopPop)

https://www.youtube.com/watch?v=uvXeeus94GY

 

自分の場合、基本的にディスコ系というか、踊るための音楽のようなものはあまり好きじゃなかったのですが、この「悲しき願い」は元々がディスコとは無関係の'60年代の曲のカヴァーということも要因としてあったのか、知らず知らずのうちに親しんでいたようなところがありました。とは言っても、当初はカヴァー曲だなんてことは知らず、またディスコ系の一味かと思っていたようなところがあったんですけどね(笑)。

この曲に惹かれた理由としては、何と言っても曲調にマッチしたフラメンコ&ラテン的なアレンジに尽きると思うのですが、'60年代にリリースされヒットしたアニマルズのヴァージョンや、ニーナ・シモンのオリジナル・ヴァージョンを後に知ったときは、元々はこんな曲だったのかと、その違いに驚かされましたね。

 

■ 悲しき願い / サンタ・エスメラルダ (Don't Let Me Be Misunderstood / Santa Esmeralda)

「悲しき願い」は、ニーナ・シモンが1964年にリリースしたアルバム"Broadway-Blues-Ballads"で発表した曲 (Songwriters: Bennie Benjamin, Horace Ott, Sol Marcus) がオリジナルであるものの、同年にリリースされたシングルはヒットには至らず。しかしながら、翌年の1965年のアニマルズによるカヴァーがヒットした。

そして、その後、アニマルズがカヴァーしたヴァージョンをベースに、フラメンコやサルサ、ラテンといった要素を加えてアレンジしたサンタ・エスメラルダによるカヴァーが1977年から1978年にかけてヒット。特に日本ではオリコン洋楽シングルチャートに於いて17週連続1位を記録する大ヒットとなった。

 

▼ The Animals - Don't Let Me Be Misunderstood (1965)
https://www.youtube.com/watch?v=Bw7RTUEZMyg

▼ Nina Simone - Don't Let Me Be Misunderstood (1964)
https://www.youtube.com/watch?v=0IlSP9vVpMQ

 

日本に於いては、「誰のせいでもありゃしない、みんなおいらが悪いのか」のフレーズが印象的な尾藤イサオによる日本語のカヴァーも知られるところではないかと。

 

▼ 尾藤イサオ - 悲しき願い (Don't Let Me Be Misunderstood)

https://www.youtube.com/watch?v=RanuR-McmpM

 


 

続いては、これも又、特に日本に於いて大ヒットしたビリー・ジョエルの「ストレンジャー」。

 

▼ Billy Joel - The Stranger (Live 1977)

https://www.youtube.com/watch?v=qdLPI6XhEN8

 

■ ストレンジャー / ビリー・ジョエル (The Stranger / Billy Joel)

イントロの口笛が印象的なこの「ストレンジャー」は、1977年リリースのアルバム「The Stranger / ストレンジャー」のタイトルトラック。しかしながら、この曲は、日本や、ニュージーランド、オランダ、オーストラリアといった国ではシングルとしてリリースされたものの、本国のアメリカやイギリスではシングルカットされなかった。日本ではオリコンの総合チャートで2位を記録するヒットを記録。

なお、(自分も良く聴いていた)ラジオの洋楽チャート番組「オール・ジャパン・ポップ 20」では7週間連続を含む12週で1位を記録。又、1978年の年間チャートに於いても1位に選ばれる。ちなみに、12週で1位を記録した曲というのは、ベイ・シティ・ローラーズの「二人だけのデート」と並ぶ同番組の歴代最高記録(1967年以降)。

全国ポピュラーベストテン (Wikipedia)

 


 

最後はフィリピンのシンガーソングライター、フレディー・アギラの「ANAK(息子)」。自分がこの曲を初めて知ったのは、多分、先に記したラジオの洋楽チャート番組「オール・ジャパン・ポップ 20」だったのではないかと思います。ちなみに、同番組での最高位は、1978年11月第3週の11位。

 

▼ Freddie Aguilar - Anak (TopPop)

https://www.youtube.com/watch?v=o-n6ok1uLjQ

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
"ANAK" 息子 / フレディー・アギラー

 

■ ANAK(息子) / フレディー・アギラ (Anak / Freddie Aguilar)

先にも記したようにフレディー・アギラは、フィリピンのシンガーソングライターで、この「ANAK(息子)」はタガログ語で歌われています。ちなみに、ウィキペディアによると、"Anak"とはタガログ語で「わが子」という意味だそうです。つまりは、女の子も "Anak" と言うとのこと。

又、そのウィキペディアには、この曲は、よからぬ道に進む息子のことを嘆く親の気持ちを歌った曲で、フレディー・アギラ自身が、親にわびる気持ちで書いたと記されています。

 

日本では杉田二郎(訳詞:なかにし礼 / 発売日:1978年9月1日)と加藤登紀子(訳詞:加藤登紀子 / 発売日:1978年9月10日)がそれぞれ違った訳詞でカヴァーし、共にシングルとしてリリース。

▼ 杉田二郎 - ANAK(息子)
https://www.youtube.com/watch?v=XS56c6H8S5A

 

 

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2020年10月11日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 4/10)

4回目の今回は、フランシス・レイの「白い恋人たち」(1968年)、ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」(1971年)、ヴィッキーの「恋はみずいろ」(1967年)と、フレンチ・ポップス系の3曲をピックアップ。ただし、自分の場合は、カセットテープに録音して聴いていたとは言え、これらの曲はみんな後追いで知った曲ばかりなんですけどね。

 

カセットテープ (SONY UX-Pro 46)

 

ということで、まずは、1968年に公開された同名のフランス映画のテーマ曲「白い恋人たち」から。たとえ曲名を聞いてピンと来なくても、実際に曲を聴けば、恐らくは多くの人が聞き覚えがあるのではないかと思われる曲です。

 

▼ Francis Lai - 13 Jours en France

https://www.youtube.com/watch?v=XkMTw1D4iaU

 

■ 白い恋人たち / フランシス・レイ (13 Jours en France / Francis Lai)

ちなみに、映画の「白い恋人たち」(原題は"13 Jours en France")は、1968年にフランスのグルノーブルで行われた第10回冬季オリンピックを記録した作品で、当時は日本でも同年に東宝東和の配給で公開されたそうです。ちなみに、原題の「13 Jours en France」は、「フランスにおける13日間」の意味とのこと。

そして、フランシス・レイが作曲したこの映画と同名のテーマ曲は日本に於いてもシングル盤がリリースされています。とは言え、当時の自分は映画については何も知らなくて、たまたま録音できたカセットテープを聴きながら、あ~フランスだなぁと、勝手にフランス気分を味わっていました(笑)。どこか愁いを帯びたような切ないメロディーがなんだかとてもフランスっぽいイメージで好きだったんですよね。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
サウンドトラック盤 - 白い恋人たち(主題曲集) - (4曲入り7インチEP)

 


 

続いては、これもまた多くの人が聞き覚えがあるであろう曲で、ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」。と言うか、むしろこれを全く聞き覚えがないと言う人を探す方が難しいくらいではないかと。

 

▼ ダニエル・ビダル - オー・シャンゼリゼ (Danièle Vidal - Les Champs-Élysées)

https://www.youtube.com/watch?v=Xo9mvpAXJy8

 

実は日本語のヴァージョンもあります。

 

▼ ダニエル・ビダル - オー・シャンゼリゼ(日本語)(Danièle Vidal - Les Champs-Élysées)

https://www.youtube.com/watch?v=BgrR2BE-If0

 

■ オー・シャンゼリゼ / ダニエル・ビダル (Les Champs-Élysées / Danièle Vidal)

ダニエル・ビダル (Danièle Vidal) は、1970年代前半に日本で活躍したことでも知られるモロッコ(当時はフランス保護領)生まれのフランス人シンガー。

日本でも良く知られる曲のひとつ「オー・シャンゼリゼ」は、パリのシャンゼリゼ通りをモチーフとした曲で、1969年にフランス人シンガー、ジョー・ダッサンの楽曲として発表されました。

日本に於いては、1971年に発売されたダニエル・ビダルのカヴァーが特に有名で、たとえダニエル・ビダルの名を知らなくとも、「オー・シャンゼリゼ」と言えば、恐らくは多くの人がこの曲をイメージするのではないかと。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
オー・シャンゼリゼ / ダニエル・ビダル

▼ ジャケット写真 (Discogs)
オー・シャンゼリゼ(日本語盤) / ダニエル・ビダル

 

とは言え、知名度の割にはオリコンチャートでの最高位は78位と、意外と低調で、ダニエル・ビダルが歌った曲としては、むしろ同チャートで12位を記録した「天使のらくがき」や、20位の「ピノキオ」、24位の「カトリーヌ」、30位の「私はシャンソン」といった曲の方がチャート上では上位に位置しています。

▼ ダニエル・ビダル - 天使のらくがき (Danièle Vidal - Aime Ceux Qui T'aiment)
https://www.youtube.com/watch?v=1F30Ga1PiVs

▼ ダニエル・ビダル - ピノキオ (Danièle Vidal - Pinocchio)
https://www.youtube.com/watch?v=1F30Ga1PiVs

 

で、この「オー・シャンゼリゼ」、とりわけ日本では、シャンソン、及びフレンチポップスのイメージが強く浸透しているようで、実際、自分も長いこと、これぞフレンチポップといったイメージを抱いていたのですが、調べてみると、元々はイギリスのバンド、ジェイソン・クレストが1968年にシングルとして発表した英語で書かれた曲「ウォータールー・ロード (Waterloo Road)」が原曲だそうです。いやぁ、こうしてこの曲を取り上げなければずっと知らないままだったかも。

▼ Jason Crest - Waterloo Road
https://www.youtube.com/watch?v=L41mF1tANVU

 

そして、この曲にフランスの作詞家ピエール・ドラノエ (Pierre Delanoë) がフランス語の詞をつけて、先に記したフランス人シンガー、ジョー・ダッサンが発表した曲がこの「オー・シャンゼリゼ」なんですね。

▼ Joe Dassin - Les Champs-Elysées
https://www.youtube.com/watch?v=tDWeLlvYyYU

 

また、レイモン・ルフェーブルによるイージーリスニングのインストゥルメンタル・ヴァージョンも広く知られるところではないかと。

 

▼ Raymond Lefèvre - Les Champs Elysées (1969)

https://www.youtube.com/watch?v=_ztbhatYEhQ

 

最近ではシンガーソングライター、さつきのあきがカヴァー。

▼ さつきのあき - オー・シャンゼリゼ
https://www.youtube.com/watch?v=eB6DbQpiIlQ

▼ さつきのあき - オー・シャンゼリゼ (Live ver)
https://www.youtube.com/watch?v=AzVIbVuuKZo

 

[おまけ]

▼ ダニエル・ビダル IN 岩下の新生姜ミュージアム&真岡闇市(2018年)
https://www.youtube.com/watch?v=g_PlxrA2PZI

▼ ダニエル・ビダル 2019年 どうぞ、お腹すいたですか?
https://www.youtube.com/watch?v=WveHtKd2Tio

 


 

そして、最後はヴィッキーの「恋はみずいろ」。

 

▼ ヴィッキー - 恋はみずいろ (Vicky - L' Amour Est Bleu)

https://www.youtube.com/watch?v=V8vQ2IzesRg

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
恋はみずいろ / ヴィッキー

 

ちなみに、ウィキペディアでヴィッキー(ヴィッキー・レアンドロス)のページを見ると、ヴィッキーはギリシャ出身の歌手といったことは元より、6か国語を使い分けるほど語学力が堪能で、2006年には出身地のギリシャに於いて港町のピレウスの副市長にも就任し、文化振興や国際交流に貢献したといったことが記されています。

 

■ 恋はみずいろ / ヴィッキー (L'amour est bleu / Vicky)

「恋はみずいろ」(原題はフランス語で"L'amour est bleu")は、1967年のユーロビジョン・ソング・コンテストにおいてヴィッキーの歌唱で披露され4位に入賞した曲。

翌年にはポール・モーリア編曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンが「Love is Blue (L'amour est bleu)」というタイトルでリリースされ、米ビルボードチャートで2位となる大ヒットを記録。しかもこれ、イージーリスニング・チャートとかじゃなく、れっきとした"Billboard Hot 100"ですからね。なお、このポール・モーリアのヴァージョンはイギリスに於いても12位を記録し、日本でもオリコンチャートで18位を記録しています。

ということで、良く考えたら、自分が先に知ったのもポール・モーリアのインストゥルメンタル・ヴァージョンの方だったような気がしなくもないですね。

 

▼ Paul Mauriat - Love Is Blue

https://www.youtube.com/watch?v=Y_tPE3o5NWk

 

又、同じく1968年にはフランス出身の歌手・女優のクロディーヌ・ロンジェもカヴァーし、同年の米ビルボードチャートで71位を記録しています。よりフレンチポップ色に満ちたこちらのヴァージョンも個人的には結構好きですね。

▼ Claudine Longet - Love Is Blue
https://www.youtube.com/watch?v=Rby89j-Wb-k

 

 

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2020年9月18日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 3/10)

3回目となる今回は、バーブラ・ストライサンドの「追憶」(1973年)、ダイアナ・ロスの「マホガニーのテーマ」(1975年)、リタ・クーリッジの「あなたしか見えない」(1979年)の3曲をピックアップ。

 

カセットテープ (TDK SA-X 46)

 

ということで、最初の1曲目は、第1回目 (PART 1) で取り上げた「やさしく歌って / Killing Me Softly with His Song」と同じくネスカフェのCMを通して知るきっかけとなった曲でバーブラ・ストライサンドの「追憶」。

 

▼ Barbra Streisand - The Way We Were

https://www.youtube.com/watch?v=ifWOSnoCS0M

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
追憶 / バーブラ・ストライサンド

 

調べてみると、この「追憶」がリリースされヒットしたのは1973年~1974年ということですが、日本に於いてネスカフェのCMで使用されたのは数年後の1970年代後半だったようなので、自分が知ったのも多分その頃だったのではないかと思います。

ちなみに、そのネスカフェのCMソングは「やさしく歌って」と同じくマデリン・ベルが歌っているヴァージョンとクレアー・トーリーという人が歌っているヴァージョンがあるようです。しかしながら、それはあくまでも自分が確認できた範囲での話なので、もしかしたらそれ以外にもあるという可能性も無きにしも非ずといったところではあります。

 

▼ ネスカフェ テレビCM(1978年)
https://www.youtube.com/watch?v=JjLT2SM2xXA

▼ ネスカフェ テレビCM(1979年)
https://www.youtube.com/watch?v=EgbMZ9HArMs

 

■ 追憶 / バーブラ・ストライサンド (The Way We Were / Barbra Streisand)

米ビルボードチャートでは1位を記録し、1974年の年間ランキングでも1位となる大ヒットとなったこの曲は、1973年公開のアメリカ映画「追憶」(原題は"The Way We Were")の主題歌で、アカデミー主題歌賞も受賞しています。自分はと言えば、当時はこの曲が映画の主題歌だということすら知らなかったのですが、更には、まさかバーブラ・ストライサンドが映画自体にもロバート・レッドフォードと共に主役として出演していたなんて今の今まで知らずにいましたからね。こうして記事として取り上げたことで初めて知ったという。

この「追憶」は、日本でも数多くカヴァーされており、直近でも2016年に薬師丸ひろ子が日本語歌詞でカヴァーし、2017年には松田聖子が英語でカヴァーしています。

 


 

続いては、これまたネスカフェのCMをきっかけにして知った曲であるダイアナ・ロスの「マホガニーのテーマ」。

出だしの「Do you know」が印象的なこの曲、当時は曲名が分からず、自分の中ではずっとその「ドゥ・ユー・ノウ」を勝手にタイトルとしていました。と、そういった経緯もあり、曲名を知った後も「マホガニーのテーマ」もしくは「テーマ・フロム・マホガニー」だと何かイメージが合致しなくて今一つピンと来ないところがありましたね。実を言うと、今でも「ドゥ・ユー・ノウ」の方がしっくりきます。一応、サブタイトルにはその「Do you know」が含まれており、まんざら間違いでもないんで、自分の中に於いてのタイトルは、もうこのまま一生「ドゥ・ユー・ノウ」でいいんじゃないかと(笑)。

 

▼ Diana Ross - Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To)

https://www.youtube.com/watch?v=2XLG3jpXsEw

 

■ マホガニーのテーマ / ダイアナ・ロス (Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To) / Diana Ross)

この曲は、ネスカフェのCMの他にも、先のバーブラ・ストライサンドと同じく、映画の主題歌は元より、映画の方にも主演女優としてダイアナ・ロスが出演しているという点に於いても類似点があるのですが、更には、この曲もまた同じく米ビルボードチャートでは1位を記録する大ヒットとなっているなど、不思議と似通った部分が多い曲でもあります。

ちなみに、1975年に公開された「マホガニー物語」(原題は"Mahogany")は、シカゴとローマを舞台に無名デザイナーからカリスマモデルへと転身した一人の女性の生き方を描いたアメリカ映画。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
マホガニーのテーマ / ダイアナ・ロス

 

この曲「マホガニーのテーマ」について言えば、その後はマライア・キャリーや女優兼歌手のジェニファー・ロペスといった超有名どころもカヴァー。

 

▼ Jennifer Lopez - Medley: Secretly / Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To) (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=2XLG3jpXsEw

 

■ ネスカフェ・エクセラのCMソングとしては1985年~1988年頃まで使われていたようです。

▼ ネスカフェ・エクセラ~日曜日の朝、いつもも立ち寄るピエールの店 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=aBC6EfFAf2k

▼ ネスカフェ・エクセラ~子供の入学と同時に、学生に戻った私 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=wdoON737SXI

▼ ネスカフェ・エクセラ~心を決める時が、こんなに突然訪れるなんて (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=LduZmiUUQ5E

▼ ネスカフェ・エクセラ~夏はアイスで (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=zn398PvtZog

▼ ネスカフェ・エクセラ~香りが温かい 1 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=e9n7wwW7B-k

▼ ネスカフェ・エクセラ~香りが温かい 2 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=uKHD59478Z0

 


 

そして、3回目の最後はリタ・クーリッジの「あなたしか見えない」 。

 

▼ Rita Coolidge - Don't Cry Out Loud

https://www.youtube.com/watch?v=pUw1zU2cQs8

 

■ あなたしか見えない / リタ・クーリッジ (Don't Cry Out Loud / Rita Coolidge)

リタ・クーリッジはアメリカの女性シンガーで、この「あなたしか見えない」は、1979年の来日を記念して日本で企画されたベストアルバム、及びシングルとして日本でのみリリースされたカヴァー曲。

それでも、「あなたしか見えない」と言えば、日本に於いてはこのリタ・クーリッジのヴァージョンが、カヴァーながらも、恐らくは最も知られるところではないかと。

そして、自分がこの曲を初めて知ったのもリタ・クーリッジのヴァージョンで、その後にはこの曲目当てでベストアルバムを購入したということもあり、やはり今でもこのリタ・クーリッジのヴァージョンが思い入れも重なって馴染みがありますね。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
あなたしか見えない / リタ・クーリッジ

▼ ジャケット写真 (Discogs)
あなたしか見えない | ユー(再発盤) / リタ・クーリッジ

▼ ジャケット写真 (Discogs)
All About Rita Coolidge - あなたしか見えない(ベストアルバム) / リタ・クーリッジ

 

ちなみに、この曲を最初にリリースしたのはザ・モーメンツ(後に「レイ、グッドマン&ブラウン」に改名)で、1976年に"We Don't Cry Out Loud"のタイトルでシングルとしてもリリースされましたが、米R&Bチャートで79位とヒットには至りませんでした。

▼ The Moments - We Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=FR4a11yEG7E

しかしながら、その後の1978年には、イギリス人シンガーのエルキー・ブルックスと、アメリカ人シンガーソングライターのメリサ・マンチェスターが時を同じくして"Don't Cry Out Loud"のタイトルでカヴァーし、エルキー・ブルックスのヴァージョンは1978年12月に英12位を記録。そして、メリサ・マンチェスターのヴァージョンの方は翌年の1979年3月に米ビルボードチャートで10位となるヒットに。

▼ Elkie Brooks - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=G-WyHymRuk0

▼ Melissa Manchester - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=IidZkMySxHA

 

個人的には、最近見つけたレイチェル・アン・ゴー(フィリピン人シンガー&女優)のカヴァーも結構好き。間奏部分がクリスティーナ・アギレラの"The Voice Within"っぽいのはご愛敬といったところなんでしょうか?

▼ Rachelle Ann Go - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=ZSjXqz0L1MY

 

日本では伊東ゆかりのカヴァー(1978年にシングルとしてリリース)が知られるところではないかと。それにしても、ほんと表現力豊かで上手いなぁと改めて思いますね。

 

▼ 伊東ゆかり - あなたしか見えない

https://www.youtube.com/watch?v=K0VrTVNctTg

 

 

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2020年8月25日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 2/10)

第2回目は、ガゼボの「アイ・ライク・ショパン」(1983年)、シャーリーンの「愛はかげろうのように」(1982年)、グレン・メデイロスの「変わらぬ想い」(1987年)の3曲をピックアップ。

 

カセットテープ (TDK SA-X 46)

 

ということで、まずは、ガゼボの「アイ・ライク・ショパン」。この曲はラジオで最初に聴いたときから気に入って、次は絶対録音しようと、訪れるチャンスを狙っていたんですよね。

 

▼ Gazebo - I Like Chopin

https://www.youtube.com/watch?v=Dtrgwqei7ww

 

■ アイ・ライク・ショパン / ガゼボ (I Like Chopin / Gazebo)

ガゼボは、レバノン生まれのイタリア人シンガー。そして、ガゼボ自身がショパンをテーマに作詞したこの「アイ・ライク・ショパン」は2013年にリリースされ、ヨーロッパ諸国を中心に世界15か国でチャートNo.1の大ヒットを記録。又、日本に於いてもこの「アイ・ライク・ショパン」はオリコン洋楽シングルチャートで1984年6月18日付から13週連続1位を記録し、1984年の年間チャートでも1位にランクされる大ヒットとなりました。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
アイ・ライク・ショパン(7インチ・シングル) / ガゼボ

▼ ジャケット写真 (Discogs)
アイ・ライク・ショパン(12インチ・シングル) / ガゼボ

 

日本では、小林麻美が「雨音はショパンの調べ」というタイトルでカヴァー(日本語の歌詞を手掛けたのは松任谷由実)して、こちらもオリコンチャートでは3週連続第1位を記録(1984年の年間チャートでは12位)する大ヒットとなっています。当時の記憶としては、ラジオでもオリジナル以上にこちらの曲の方が良くかかっていたような印象がありますね。

 

▼ 小林麻美 - 雨音はショパンの調べ

https://www.youtube.com/watch?v=rLjc24lrYwk

 


 

続いては、シャーリーンの「愛はかげろうのように」。

 

▼ Charlene - I've Never Been To Me

https://www.youtube.com/watch?v=cjpuAw8ZMAA

 

■ 愛はかげろうのように / シャーリーン (I've Never Been To Me / Charlene)

シャーリーンはアメリカのR&B系シンガー。大ヒットとなった「I've Never Been To Me / 愛はかげろうのように」は、ランディ・クロフォードが1976年にリリースしたアルバム"Everything Must Change"に収録されていた曲のカヴァー。

とは言え、オリジナルは元より、その他にも数多くカヴァーされている曲でありながらも、やはり、シャーリーンのヴァージョンが今に於いてもなお最も知られるところではないかと。かく言う自分も、このシャーリーンの曲がカヴァー曲だなんて、その後も長いこと知らずにいましたからね。

ただ、シャーリーンがカヴァーしたヴァージョンも1977年にリリースされた当初は米ビルボードチャートでの最高位も97位と、ヒットには至らなかったようです。

しかしながら、その後の1982年にラジオで人気に火が付いたことから、再リリースされ、米ビルボードチャートで3位となった他、オーストラリア、カナダ、イギリス、アイルランドといった国でも1位を記録するなど世界的大ヒットとなります。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
愛はかげろうのように(7インチ・シングル / 1982年) / シャーリーン

▼ ジャケット写真 (Discogs)
愛はかげろうのように(7インチ・シングル / 1986年) / シャーリーン

 

日本では化粧品のテレビCMでも使われたこともあり、たとえシャーリーンや曲名を知らなくても、特定の年代以上の人に限って言えば、聞き覚えがある人も多いのではないかと。

▼ Charlene - I've Never Been To Me (ポーラTVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=rLO2OeMgcPM

 

更には、日本に於いては、その後の1986年に椎名恵による日本語カヴァー曲「LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~」がテレビドラマの主題歌として使用されたこともあり、より知られる曲となることに。案外、この日本語のヴァージョンの方が記憶にあるという人も多いのかもしれませんね。

 

▼ 椎名恵 - LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~

https://www.youtube.com/watch?v=wBTakOy9eBQ

 


 

そして、2回目 (PART 2) の最後は、グレン・メデイロスの「変わらぬ想い」。

 

▼ Glenn Medeiros - Nothing's Gonna Change My Love For You (Official Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=mUg5aEy-8CQ

 

■ 変わらぬ想い / グレン・メデイロス (Nothing's Gonna Change My Love For You / Glenn Medeiros)

元々はジョージ・ベンソンが1985年に発表したアルバム「20/20」に収録されていた曲で、ヨーロッパでのみシングルとしてリリースされたものの残念ながらヒットには至らなかったようです。

 

▼ George Benson - Nothing's Gonna Change My Love For You - TopPop
https://www.youtube.com/watch?v=Qy7z_oiN6nQ

 

しかしながら、ハワイ出身のアメリカ人シンガー、グレン・メデイロスが1987年にカヴァーして、米ビルボードチャートで12位を記録するヒットに。又、翌年の1988年にはイギリスに於いてもチャート1位を記録した他、フランス、オランダ、スペイン、アイルランドといったヨーロッパ諸国でもチャート1位を記録する大ヒットとなります。

ジャジーで落ち着いた大人の雰囲気といったジョージ・ベンソンのオリジナル・ヴァージョンに対し、グレン・メデイロスのヴァージョンは、グレン・メデイロス自身がデビューしたてということもあってか、初々しい印象があり、爽やか青春ポップスといった雰囲気があるのですが、実はそういった部分もまたヒットに繋がった一因でもあるのではないかと思います。

ちなみに、そんなグレン・メデイロスも、2014年に南カリフォルニア大学で博士号を取得した後は、出身地のハワイで高校の校長を務めているそうです。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
変わらぬ想い / グレン・メデイロス

 

なお、この曲は日本でも数多くカヴァーされているのですが、個人的にはサックス奏者の小林香織のカヴァーが好きで、実はこの曲のカヴァーに惹かれてライヴDVDを購入したんですよね。

 

▼ 小林香織 - Nothing's Gonna Change My Love For You (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=q-fxs_ZWXH4

 

 

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2020年8月19日

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 1/10)

レコード盤から録音したカセットテープ(レコード盤はホコリや傷が付きやすいので買ったら直ぐにカセットテープに録音していた)とは別に、ラジオから録音して集めた曲のカセットテープを持っていた10代の頃のことをぼんやりと思い出していたところ、それらの曲を取り上げて記事にしようと思い立ったことから、第1回目の今回から都合10回に分けて(連続ではありませんが)記事を公開する予定でいます。

 

カセットテープ (TDK SA-X C46)

 

当時は曲名は元より、誰の曲かも分からず録音していた曲があったりもしていたのですが、今では曲の断片の歌詞やいくつかの情報があればネットで調べられるので、そういったことも含めて、この際、当時は知る由もなかったそういった曲の成り立ちなんかも知れたらいいなということで。当時はカヴァー曲だったなんて知らずに聴いていた曲なんかもありましたしね。

しかも、たまたま重なったことではあるのですが、2010年8月14日に始めたこのブログも、5日前の14日で丁度10年目を迎えたということもあり、(10周年記念企画といったような大層なものではありませんが)取り上げるには良い機会かなと。

自分の場合、洋楽に興味を持った割と早い時期からメインで聴いていたのは主にロック系だったのですが、一応、ロック系は曲単位じゃなくバンド(ミュージシャン)単位で好き嫌いを分別していたようなところがあったので、気に入ったらアルバムを購入していたこともあり、ラジオから録音していたのは殆どが非ロック系で、記事のタイトルにもあるように、恐らくは多くの人が聞き覚えのある曲になります。

と、当時はそんな感じでいたこともあり、聞き覚えのある名曲や、はたまた、これまで知らなかったような名曲に運良く巡り合って上手く録音できた時は喜びもひとしおでしたね。なんたって、頻繁にかかる現在進行形のヒット曲でもない限りは、次に録音できるチャンスがあるかどうかも分からなかったですからね。

ちなみに、当時は音楽をラジオから録音して楽しむことはごく一般的なことで(ラジオから音楽等を録音することは「エアチェック」という名称で呼ばれていた)、2週間分の番組表と放送される曲が事前に掲載されたFM情報誌といったものも発売されていました。いや~、雑誌の番組表を見て何を録音しようかとチェックするのも楽しかったなぁ。録音したいがために、(止むを得ず)学校を休んだこともあったし(笑)。

 


 

ということで、最初の1曲目は、日本で最も売れた洋楽シングルであり、個人的には、洋楽に興味を持ち始めた頃にカセットテープに録音して繰り返し聴いていた記憶がある思い出の曲「ビューティフル・サンデー」。

 

▼ Daniel Boone - Beautiful Sunday

https://www.youtube.com/watch?v=feegxv4goKo

 

■ ビューティフル・サンデー / ダニエル・ブーン (Beautiful Sunday / Daniel Boone)

ダニエル・ブーンはイギリス生まれのシンガーソングライター。リリースされた1972年当初、日本では全く注目されず、ほとんど知られていないような状況だったものの、4年後の1976年に朝のテレビ番組「おはよう720」(おはようセブンオーオー)のコーナーでテーマ曲として使用されたことから人気に火が付き、田中星児(オリコン4位)とトランザム(オリコン9位)の日本語カヴァーを含めて大ヒットに。

なお、1976年に再発売された日本盤はオリコンの総合チャートに於いて15週にわたり1位を記録(オリコン洋楽チャートでは1976年3月22日付から21週連続1位を記録)し、今でもこの曲が日本で最も売れた洋楽シングル(約200万枚)とされ、その記録は破られていません。

ちなみに、この「ビューティフル・サンデー」は日本だけで売れた曲だとの誤解もあるようですが、リリース時の1972年には米ビルボードチャートで15位を記録しており、英シングルチャートでも21位を記録するなど、そこそこのヒットとなっています。それでも大きなヒットとなった国が日本であることは紛れもない事実であり、日本でヒットしたおかげで家を建てることができたとのダニエル・ブーンの言葉は今でも覚えています。

 

▼ 田中星児 - ビューティフル・サンデー
https://www.youtube.com/watch?v=pfMbV_DP5mE

▼ トランザム - ビューティフル・サンデー
https://www.youtube.com/watch?v=sZHZqaIW0OY

 


 

そして、こちらは、オリビア・ニュートン・ジョンの「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」。この曲は朝のテレビ番組「おはよう720」(おはようセブンツーオー)の番組内の人気コーナーでテーマ曲として使用されたこともあり、「おはよう700」(おはようセブンオーオー)で使用されたビューティフル・サンデーに引き続き日本でもヒットしました。ちなみに、番組名の変更は放送時間の変更に伴うもの。

 

▼ Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads

https://www.youtube.com/watch?v=uHOTmMpux9E

 

■ カントリーロード(故郷へ帰りたい) / オリビア・ニュートン・ジョン (Take Me Home, Country Roads / Olivia Newton-John)

オリジナルは、アメリカの歌手ジョン・デンバーが1971年に発表し、米ビルボードチャートで2位を記録するヒットとなった"Take Me Home, Country Roads"(邦題:故郷へかえりたい)」で、オリビア・ニュートン・ジョンの「カントリーロード(故郷へ帰りたい)」はそのカヴァー曲。

そして、そのオリビア・ニュートン・ジョンの「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」はと言えば、イギリスに於いては1973年のシングルチャートで15位を記録しています(アメリカでは119位止まり)。日本では先に記したテレビ番組で使用された1976年にシングルカットされ、オリコン洋楽チャートでは1976年11月29日付から15週連続1位(オリコン総合チャートでの最高位は1977年1月17日付の6位)を記録しています。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
「たそがれの恋 / カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」 / オリビア・ニュートン・ジョン

▼ ジャケット写真 (Discogs)
「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい) / たそがれの恋」 / オリビア・ニュートン・ジョン

 

日本では後の1995年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ映画「耳をすませば」の挿入歌およびエンディング主題歌として、女優の本名陽子(「耳をすませば」の主人公である月島雫を演じている)の日本語訳によるカヴァーが収録されました。なお、「耳をすませば」のオープニングテーマにはオリビア・ニュートン・ジョンが歌う「Take Me Home, Country Roads / カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」が使用されています。

又、本名陽子の日本語訳によるカヴァー「カントリー・ロード」はシングルとしてもリリースされ、22位(オリコン)を記録しています。

 

▼ 本名陽子 - カントリー・ロード

https://www.youtube.com/watch?v=TSktP_og4pw

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
「耳をすませば」主題歌 - カントリー・ロード(2004年版マキシシングル) / 本名陽子

 


 

第1回目の最後はロバータ・フラックの「やさしく歌って」。自分の場合は、その後にネスカフェのCMソングとして歌詞を変えて使われたことによってこの曲を知ることになったのですが、恐らくは、自分のみならず、そういった経緯でこの曲を知った人も多いのではないかと。

当時、この曲を初めて聴くと同時に、運良く録音できたときは、商品名が入らないフルヴァージョンがあったのかと驚くと共に、凄いものを見つけて録音したぞと興奮していましたね(笑)。ちなみに、CMで使用されていた曲を歌っているのはロバータ・フラックではなくマデリン・ベルというアメリカのシンガーです。

 

▼ Roberta Flack - Killing Me Softly With His Song (Official Audio)

https://www.youtube.com/watch?v=DEbi_YjpA-Y

 

▼ ネスカフェ ラジオCM 1977年(歌:マデリン・ベル)
https://www.youtube.com/watch?v=Tt980laiHI8

▼ ネスカフェ テレビCM 1977年(歌:マデリン・ベル)
https://www.youtube.com/watch?v=YafbYwHSm9U

又、その後の2005年~2007年に放映のCMでは女優のメグ・ライアンが起用され、バックミュージックでは、再び「やさしく歌って」(インストゥルメンタル・ヴァージョン)が使用されていました。

▼ ネスカフェ・エクセラ~メグ・ライアン (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=T3ra2jgdEIw

 

■ やさしく歌って / ロバータ・フラック (Killing Me Softly With His Song / Roberta Flack)

ウィキペディアによると、"Killing Me Softly with His Song"(邦題:やさしく歌って)は、女性シンガーのロリ・リーバーマンが、当時まだ無名だったドン・マクリーンが歌う"Empty Chairs"という曲をロサンゼルスのクラブで聴いて感銘を受け、"Killing Me Softly With His Blues"という詩を書き、これを元に作詞家のギンベルと作曲家のフォックスが仕上げた曲ということらしいです。 ただし、1972年にリリースされたこのロリ・リーバーマンの曲はヒットには至らなかったとのこと。

しかしながら、飛行機の機内BGMとして採用されていたこの曲をロバータ・フラックが偶然聴いて気に入ったことから、彼女の歌でレコーディングされ、米ビルボードチャートで4週連続1位(1973年2月24日から)を含む計5週で1位となる大ヒットとなり、これにより、ロバータ・フラックはグラミー賞3部門も受賞したということが、これもまたウィキペディアに記載されています。いやぁ、こうして記事を書きながら聴いても、改めて良い曲だなぁと思うところではあります。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
やさしく歌って / ロバータ・フラック

 

その後の1996年には、アメリカの3人組ヒップホップ・グループのフージーズがカヴァーし、英1位をはじめ、ヨーロッパ諸国を中心に多くの国でチャート1位を記録する大ヒットとなっています。

▼ Fugees - Killing Me Softly With His Song (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=oKOtzIo-uYw

 

 

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