音楽 (EAGLES)

2018年9月 7日

イーグルスのグレイテスト・ヒッツがアメリカで最も売れたアルバムに返り咲き

ブログ内のある記事のアクセスが突然伸びることがあって、ドキッとすることがあります。というのも、音楽関連の記事の場合、なんでだろうと調べてみたら、そのミュージシャン、もしくはメンバーの誰かが亡くなられていたということが何度かあるのです。

そんなこともあり、先月の8月末に突如イーグルスのグレイテスト・ヒッツの記事がブログ右のサイドバーにある「人気記事ランキングに」に登場したときはやっぱりドキッとしたんですよね。

でも、その理由が、この記事のタイトルにある内容だったことが分かってホッとしたといった一件がありました。

ということで、ここからが本題。

イーグルス初のグレイテスト・ヒッツとして1976年にリリースされた「Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975 / グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」が、マイケル・ジャクソンの「Thriller / スリラー」を抜いて、アメリカで最も売れたアルバムとなったことをアメリカレコード協会(RIAA)が先月の20日(2018年8月20日)に発表したとのこと。

ちなみに、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"は、長年アメリカの歴代セールス記録の1位であり続けていたアルバムだったものの、ここ暫くはマイケル・ジャクソンの"Thriller"にトップの座を奪われており、しかもマイケル・ジャクソンの死去後は"Thriller"にその差を広げられていたこともあって、以前に書いたこの"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"の記事でも、これから先は徐々に差をつけられていくのではないかと記していたんですよね。

 

Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975 / Eagles

 

収録曲(全10曲)
1. Take It Easy (テイク・イット・イージー) /  2. Witchy Woman (魔女のささやき) /  3. Lyin' Eyes (いつわりの瞳) /  4. Already Gone (過ぎた事) /  5. Desperado (ならず者) /  6. One Of These Nights (呪われた夜) /  7. Tequila Sunrise (テキーラ・サンライズ) /  8. Take It To The Limit (テイク・イット・トゥ・ザ・リミット) /  9. Peaceful, Easy Feeling (ピースフル・イージー・フィーリング) /  10. Best Of My Love (我が至上の愛)

 

参照

2018年8月21日
イーグルスのベスト盤、史上最も売れたアルバムに返り咲き 「スリラー」抜く
http://www.afpbb.com/articles/-/3186639

全米レコード協会(RIAA)は20日、米ロックバンド、イーグルス(The Eagles)の初期ベスト盤「イーグルス:グレイテスト・ヒッツ1971-1975(The Eagles: Their Greatest Hits 1971-75)」の米国内の累計販売数が3800万枚に達し、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの「スリラー(Thriller)」(1982年)の3300万枚を抜いて史上最も売れたアルバムになったと発表した。

 

イーグルスの「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」がアメリカ史上最も売れたアルバムに返り咲いたことについては、マイケル・ジャクソンの「スリラー」の売り上げ総数が最後に更新されたのが2017年であったのに対し、イーグルスの「グレイテスト・ヒッツ」は2006年の"29x Platinum"(2,900万枚)から統計の更新がされていなかったことから、今回その間の統計(これまでのCDやレコードといったディスクの売り上げ数に加え、2006年以降のストリーミング数、ダウンロード数などが加味された数値)が加算されたことが主な理由だそうです。

 

▼ 又、それに加えて、集計方法も多少変更されたようです。

イーグルスのベスト盤が全米で史上最も売れたアルバムに 故マイケル『スリラー』の記録を抜く
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/66852/2

RIAAのプラチナ認定は以前、純粋に100万枚のフィジカル・アルバム/シングルの売り上げをカウントしていた。2013年に変更されてからはYouTubeやSpotifyなどのデジタル音楽サービスのストリーミングもカウントするようになり、現在は1,500回のオーディオ/ビデオ・ストリーミングが1アルバム・ユニットとしてカウントされている。また、アルバムから10曲ダウンロードされても1ユニットとなる。


2018/08/22
イーグルスの『グレイテスト・ヒッツ』が、『スリラー』を抜いて歴代No.1ヒットの座を獲得
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28880

RIAAはプラチナが一気に10回も増えた理由の説明を拒んだが、同協会の関係者によると、当初RIAAのプラチナ認定の基準にシングルの売り上げなどの複数の要因が入っていなかったため、これらの要因を過去から現在まで集計したものを加えて、売り上げ総数を再計算したと言う。『ホテル・カリフォルニア』の場合、ホット100で第1位となったアルバムのタイトル・トラックの売り上げもアルバムの売り上げに加えられた(現在はフィジカルでもダウンロードでも、シングル10枚がアルバム1枚とカウントされる)。

 

なお、今回の集計結果の更新によって、イーグルスのベストセラー・アルバム「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」(1976年)も"26x Platinum"(2,600万枚のセールス)に認定され、歴代3位に浮上しています。ちなみに、2002年に"11x Platinum"に認定されていた"Eagles Greatest Hits Volume 2"(1982年)については今回の統計の更新でも変更は無いようです。

 

3 Hit Albums / Eagles

 

▼ 最新の歴代売り上げトップ10 (2018/RIAA)

  1. EAGLES / EAGLES/THEIR GREATEST HITS 1971-1975 - 38x Platinum (3,800万枚)
  2. MICHAEL JACKSON / THRILLER - 33x Platinum (3,300万枚)
  3. EAGLES / HOTEL CALIFORNIA - 26x Platinum (2,600万枚)
  4. BILLY JOEL / GREATEST HITS VOLUME I & VOLUME II - 23x Platinum (2,300万枚)
  5. LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN IV - 23x Platinum (2,300万枚)
  6. PINK FLOYD / THE WALL - 23x Platinum (2,300万枚)
  7. AC/DC / BACK IN BLACK - 22x Platinum (2,200万枚)
  8. GARTH BROOKS / DOUBLE LIVE - 21x Platinum (2,100万枚)
  9. HOOTIE & THE BLOWFISH / CRACKED REAR VIEW - 21x Platinum (2,100万枚)
  10. FLEETWOOD MAC / RUMOURS - 20x Platinum (2,000万枚)

 

▼ Eagles - Take It Easy (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=ScEku-GyQZc

 

▼ Eagles - Lyin' Eyes (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=8FBAc1OyCro

 

▼ Eagles - Take It To The Limit (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=ujgm24eh0Lo

 

 

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LONG ROAD OUT OF EDEN / EAGLES (2007)

CDの帯(初回プレス盤):ロング・ロード・アウト・オブ・エデン / イーグルスAlbum Cover (front): Long Road Out of Eden / Eagles   Album Cover (back): Long Road Out of Eden / Eagles   Booklet (front): Long Road Out of Eden / Eagles

実質、再結成後の復活アルバムと言える1994年リリースのアルバム"Hell Freezes Over"から13年ぶり、そして、フルレンスのスタジオ・アルバムとしては1979年の"The Long Run"以来、実に28年ぶりとなるイーグルスのアルバムがこの「Long Road Out of Eden / ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」。

実を言うと、約1年前の昨年の1月にこのアルバムを取り上げようと準備していたのですが、丁度その時にグレン・フライの悲報が飛び込んできて、取り上げるのを延期していたんですよね。

延期した理由としては、そうなると当然グレン・フライの死についても語らなくてはならず、タイミング的にもなんだか人の死を単にブログのネタとして扱っているようであまり良い気はしなかったし、気分的にも乗らなかったからといったところ。

ということで、その時から1年経ったら再び取り上げようと思っていたこともあり、今、こうして記事を書いています。まぁ、このアルバムがリリースされて丁度10年目の年ということで区切りもいいかなと。

この"Long Road Out of Eden"はリリースされて直ぐに買ったアルバムではあったものの、正直言うと、最初に聴いた時からいまひとつピンとこなくて、2枚組みにする必要性も無かったのではないかという思いがあったのですが、実は今でもその印象はあまり変わりません。

実際、アルバムを通して聴いたのは買った当初の数回だけで、その後は時折アルバム内の数曲を拾い出して聴くといった感じでしか聴いていなくて、どちらかと言えば、それ以前のアルバムの曲を聴くことの方が多いような気もします。それに、仮にイーグルスのアルバムを好きな順に並べるとすると、残念ながらこのアルバムより下に持ってくるアルバムは見当たらないんですよね。

アルバムのイントロダクション的なアカペラの"No More Walks In The Wood"に続く実質1曲目とも言える"How Long"がカヴァー曲なのも何だかちょっと微妙な感じで、ましてやこの曲が第一弾シングルと言うのも自分としてはイマイチ納得できないようなところもありました。まぁ、初期の頃にライヴで演奏していた曲ということで、ドン・ヘンリーとグレン・フライの2人には思い入れがある曲なんだろうなとは思うんですけどね。

それに、アルバム内で最も印象に残ったティモシー・B・シュミットがヴォーカルをとる"I Don't Want To Hear Any More"がこれまたカヴァー曲だというのも何だかなぁといった感じ。まぁ、とは言いつつも、ティモシーのヴォーカルに合った良い曲だと思いますし、アルバム内では最も好きな曲のひとつではあるんですけどね。

それでも、やっぱり、数々の名曲を生み出してきたイーグルスだからこそ、カヴァーとか外部ライターの曲といったものではなく、1枚に絞ってでもオリジナル曲で勝負して欲しかったなという思いはあります。ちなみにカヴァーもしくは外部ライターの曲は全部で5曲が収録されています。

更に付け加えるなら、アルバム全体の印象がイーグルスのアルバムと言うよりも、どちらかと言えば各メンバーのソロを集めたといった印象が無きにしも非ずといったところで、特にグレン・フライの曲にそういった印象が強く感じられます。

又、それに加えて、過去のアルバムではアルバムを代表する曲がそれぞれのアルバムに何曲かは含まれていたのが、このアルバムだとアルバムを代表する曲というものが見当たらないんですよね。どれを選んでも弱いというか、過去のアルバムに含まれていた代表曲と比較すると存在感という点でも見劣りしてしまう印象は否めないところかと。実際、アルバムからのヒット・シングルといったものも生まれなかったですしね。ただ、イーグルスだからこそ、それ相応の期待をしてしまうといったようなところはあると思いますけどね。

ただ、何だかんだ言っても、レビュー等なんかを見ると、意外と賞賛する声が多いので、もしかしたら自分がマイノリティーなのかもしれません。でも、ただひとつ言えるのは、もしかしたらドン・フェルダーの存在というのがサウンド面では意外と大きかったのではないかと思ったアルバムだったということ。料理で例えるなら、小麦粉、かたくり粉、卵といったもののように、各素材をまとめる「つなぎ」のような役割が、意図する、しないに関わらず、結果的にはあったのではないかと。つまりは、それ自体は表立った存在ではないものの、各素材をまとめた料理を作るには欠かせないものといった感じですかね。

と、まぁ、色々と書き連ねましたが、過去のアルバム及び楽曲には時の流れと共に積み重ねられた思いというものもあるので、このアルバムも時が経つにつれ、そういったものが生まれてくればいいなという思いはあります。

 

Booklet (back): Long Road Out of Eden / Eagles   CD (Disc 1): Long Road Out of Eden / Eagles   CD (Disc 2): Long Road Out of Eden / Eagles

 

ちなみに、オープニングのアカペラの曲"No More Walks In The Wood"は詩人ジョン・ホランダー (John Hollander) の"An Old-Fashioned Song"という詩に曲がつけられたもので、それに続く"How Long"は、1972年にリリースされた J.D.サウザーのファーストアルバムに収録されていた曲。

そして、"I Don't Want To Hear Any More"はポール・キャラックが2008年にリリースしたアルバム"I Know That Name"からシングル・カットもされた曲です。恐らくは、この曲にドン・ヘンリーとティモシー・B・シュミットがバッキング・ヴォーカルとして参加していたこともあって取り上げられた曲だと思われます。

▼ シングルのジャケット (Paul Carrack - I Don't Want To Hear Any More)
https://www.discogs.com/ja/Paul-Carrack-I-Dont-Want-To-Hear-Any-More/release/2093936#images/11031408

又、"Guilty of the Crime"はフランキー・ミラーのカヴァー曲で、こちらもまた、上記の"I Don't Want To Hear Any More"と同様に、この曲でヴォーカルをとっているジョー・ウォルシュがフランキーの原曲にゲストで参加していた経緯もあって取り上げられた曲なのではないかと。ただ、カヴァーとは言っても、ジョー・ウォルシュのオリジナル曲と言われても納得してしまいそうなくらいジョー・ウォルシュらしさに溢れた曲には仕上がっています。

なお、ボーナス・トラックとして収録されている"Hole In The World"は、2003年にリリースされたコンピレーション・アルバム"The Very Best Of"に新曲として収録されていた曲で、何となく埋め合わせに持ってこられた曲といった印象もあり、個人的には別に無くてもいいかなといった感じ。

 

Album Cover (inside): Long Road Out of Eden / EaglesTRACK LIST
Disc 1
1. No More Walks In The Wood / 2. How Long / 3. Busy Being Fabulous / 4. What Do I Do With My Heart / 5. Guilty Of The Crime / 6. I Don't Want To Hear Any More / 7. Waiting In The Weeds / 8. No More Cloudy Days / 9. Fast Company / 10. Do Something / 11. You Are Not Alone

1. 失われた森を求めて / 2. ハウ・ロング / 3. 享楽の日々 / 4. 戻れない二人 / 5. ギルティ・オブ・ザ・クライム / 6. もう聞きたくない / 7. 夏の約束 / 8. 明日はきっと晴れるから / 9. とらわれの人生 / 10. 明日にむかって / 11. 陽だまりの中へ

Disc 2
1. Long Road Out Of Eden / 2. I Dreamed There Was No War / 3. Somebody / 4. Frail Grasp On The Big Picture / 5. Last Good Time In Town / 6. I Love To Watch A Woman Dance / 7. Business As Usual / 8. Center Of The Universe / 9. It's Your World Now / 10. Hole In The World (Bonus Track)

1. エデンからの道、遥か / 2. 平和への祈り / 3. サムバディ / 4. 歴史は繰り返す / 5. 栄光の時 / 6. 追憶のダンス / 7. 退屈な日常 / 8. 宇宙の中心で愛を叫ぶ / 9. 夢のあとさき / 10. ホール・イン・ザ・ワールド [リマスター] (ボーナス・トラック)

 

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD] 
• 紙ジャケット仕様
• 解説・歌詞・対訳付
• Packaged in a 4 panel gatefold cardboard sleeve with a 20 page booklet containing credits, song lyrics and band photos.

• Album: US 1位 - 7x Platinum (2008-RIAA) / UK 1位 - 2x Platinum
• Single: "How Long" US 101位

 

EAGLES - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Glenn Frey (グレン・フライ) - Guitar, Keyboards, Bass, Vocals
• Don Henley (ドン・ヘンリー) - Drums, Percussion, Guitar, Vocals
• Timothy B. Schmit (ティモシー・B・シュミット) - Bass and Vocals
• Joe Walsh (ジョー・ウォルシュ) - Guitar, Keyboards, Vocals

 

"How Long"について付け加えておくと、以前は、1番をグレン・フライ、2番はドン・ヘンリー、3番がランディ・マイズナーと3人が分け合ったかたちでリードヴォーカルをとっていた1973年のライヴ映像が"YouTube"にアップロードされていて、これは割と好きだったのですが、残念ながら現在は削除されています。この曲も前作の"Hell Freezes Over"、もしくは1980年の"Eagles Live"にライヴ・ヴァージョンとして収録されていたら印象も変わっていたかも?

 

▼ このアルバムに収録されているイーグルスの"I Don't Want To Hear Any More"。

Eagles - I Don't Want To Hear Any More

https://www.youtube.com/watch?v=Ng1LNeV9Djg

 

▼ こちらはポール・キャラックの"I Don't Want To Hear Any More"(オリジナル・スタジオ・ヴァージョン)

Paul Carrack - I Don't Want To Hear Any More
https://www.youtube.com/watch?v=I6ttKx59S84

 

▼ 同じくポール・キャラックの"I Don't Want To Hear Any More"(2011年のライヴ・ヴァージョン)

Paul Carrack - I Don't Want To Hear Any More (Live at Holland 2011)
https://www.youtube.com/watch?v=tKtaTVobAvQ

 

▼ そして、こちらは(このアルバムとは直接関係無いですが)2015年にラスベガスで行われたライヴからドン・フェルダーとスティクスのトミー・ショウによる"Hotel California"

Don Felder Feat. Tommy Shaw (Styx) - Hotel California (Live from Las Vegas 2015)

https://www.youtube.com/watch?v=8kIJEUUH40Q

 

 

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Hotel California 「ホテル・カリフォルニア」 (1976) / Eagles

Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975 (1976) & Eagles Greatest Hits Volume 2 (1982) / Eagles

Hell Freezes Over (1994) / Eagles

Actual Miles - Henley's Greatest Hits (Don Henley) (1995) & Solo Collection (Glenn Frey) (1995)

イーグルスのグレイテスト・ヒッツがアメリカで最も売れたアルバムに返り咲き (2018)

2015年6月17日

ACTUAL MILES - HENLEY'S GREATEST HITS / DON HENLEY (1995) & SOLO COLLECTION / GLENN FREY (1995)

CDの帯(初回プレス盤):アクチュアル・マイルス - ドン・ヘンリー・グレイテスト・ヒッツ / ドン・ヘンリーAlbum Cover (front): Actual Miles - Henley's Greatest Hits / Don Henley   CD Case (back cover): Actual Miles - Henley's Greatest Hits / Don Henley

Actual Miles - Henley's Greatest Hits / Don Henley (1995)

イーグルスのメンバーであり、「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」や、「Desperado / ならず者」、「One of These Nights / 呪われた夜」といったイーグルスを代表する曲でリード・ヴォーカルをとっていたドン・ヘンリーのソロ作品を集めた初のベストアルバムが、1995年にリリースされたこちらの「Actual Miles - Henley's Greatest Hits / アクチュアル・マイルス - ドン・ヘンリー・グレイテスト・ヒッツ」でした。

奇しくもと言っていいのか、いみじくもグレン・フライのベストアルバムともいえる「 ソロ・コレクション」 と同年にリリースされたベストアルバムだったわけですが、リリースされたのはグレン・フライの方が先で、リリース日はグレン・フライの「ソロ・コレクション」が1995年3月28日。そして、ドン・ヘンリーの「グレイテスト・ヒッツ」が1995年11月21日のリリースとなっています。

収録曲は、過去にリリースされた3枚のソロアルバムから主に選曲されているものの、その他にも2曲の新曲と、レナード・コーエンのトリビュート・アルバム「Tower of Song - The Songs of Leonard Cohen / タワー・オブ・ソング~レナード・コーエンの唄」に収録されていたレナード・コーエンのカヴァー曲「Everybody Knows / エヴリバディ・ノウズ」が収録されています。

前年の1994年にはイーグルスの復活アルバム「Hell Freezes Over / ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」がリリースされて、イーグルスとしての活動が再開されたばかりにも関わらず、グレン・フライのベストと同様にドン・ヘンリーのベストにも新曲が収録されているというのが何とも興味深いところ。

グレイテスト・ヒッツにしては「Actual Miles(実際の走行距離)」と、意味深なタイトルが付けられており、アルバムタイトルとシンクロしたアルバムカヴァーも、パッと見ではグレイテスト・ヒッツと分からない雰囲気。私自身は、ここに収録されている曲は「実際の足跡」という意味なのではないかと勝手に捉えているのですが、どうなんでしょうかね。

このアルバムの購入動機としては、先に購入したイーグルスの復活アルバム「Hell Freezes Over / ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」にもライヴで収録されていた「New York Minute / ニュ-ヨ-ク・ミニット」のスタジオ・ヴァージョンを聴いてみたいなと思っていたところに良いタイミングでこのアルバムがリリースされたというのが理由のひとつでもあったわけですが、購入後はその"New York Minute"だけでなく、新曲のヘヴィーな「You Don't Know Me At All / ユー・ドント・ノウ・ミー・アット・オール」も結構気に入って聴いてましたし、イーグルス的な雰囲気もある軽快な「The Last Worthless Evening / 最後の無駄な夜」や、「The Heart of the Matter / ハート・オブ・ザ・マター」といった曲も同様に好きで頻繁に聴いていましたね。

そして、収録曲の中で驚かされたのが、米9位のヒットを記録した「All She Wants to Do Is Dance / オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス」。ヒット曲だったこともあり、この曲が何かの映画で使用されている曲だということは知っていたのですが、まさかこれがドン・ヘンリーの曲だとはこのアルバムを買うまで知りませんでしたから結構意外な感じでした。このダンサブルな曲、確かにドン・ヘンリーの声なんですが、曲の雰囲気が全然ドン・ヘンリーっぽくないですからねぇ。当時は毎回スキップしていて、あまり聴いていなかったので、今聴くと他の曲に比べて新鮮な印象があります(笑)。

 

CD Case (inside): Actual Miles - Henley's Greatest Hits / Don Henleyちなみに、収録曲のチャートポジションは以下の通りです。

• Dirty Laundry (米3位 / 英59位)
• The Boys of Summer (米5位 / 英12位)
• All She Wants to Do Is Dance(米9位)
• Not Enough Love in the World(米34位)
• Sunset Grill(米22位)
• The End of the Innocence(米8位 / 英48位)
• The Last Worthless Evening(米21位)
• New York Minute(米48位 / 英97位)
• The Heart of the Matter(米21位)

なお、このアルバム"Actual Miles: Henley's Greatest Hits"はビルボードチャートで48位を記録しています。

 

▼ DON HENLEY - You Don't Know me At All LIVE TV performance !
https://www.youtube.com/watch?v=u-sw5PtSgjw

▼ Don Henley-All She Wants To Do Is Dance
https://www.youtube.com/watch?v=wWyiMmdI2SI

 

CDの帯(裏):Actual Miles - Henley's Greatest Hits / Don HenleyTRACK LIST
1. Dirty Laundry / 2. The Boys Of Summer / 3. All She Wants To Do Is Dance / 4. Not Enough Love In The World / 5. Sunset Grill / 6. The End Of The Innocence / 7. The Last Worthless Evening / 8. New York Minute / 9. I Will Not Go Quietly / 10. The Heart Of The Matter / 11. The Garden Of Allah (New Studio Track) / 12. You Don't Know Me At All (New Studio Track) / 13. Everybody Knows

1. ダーティ・ラウンドリィ / 2. ボーイズ・オブ・サマー / 3. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス / 4. ノット・イナフ・ラヴ・イン・ザ・ワールド / 5. サンセット・グリル / 6. エンド・オブ・ザ・イノセンス / 7. 最後の無駄な夜 / 8. ニューヨーク・ミニット / 9. ゴー・クワイエットリィ / 10. ハート・オブ・ザ・マター / 11. ガーデン・オブ・アラー(新曲) / 12. ユー・ドント・ノウ・ミー・アット・オール(新曲) / 13. エヴリバディ・ノウズ

NOTES
• Track 1: from the Album "I Can't Stand Still" (1982) / Tracks 2-5: from the Album "Building the Perfect Beast" (1984) / Tracks 6-10: from the Album "The End of the Innocence" (1989) / Tracks 11, 12: New Studio Tracks - "Actual Miles - Henley's Greatest Hits" (1995) / Track 13: from the Album "Tower of Song - The Songs of Leonard Cohen" (1995)

• US 48位

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付(12曲目と13曲目は「アーティストの意向により・・・」という理由で歌詞と対訳は省略されています)

 


 

CDの帯(初回プレス盤):ソロ・コレクション / グレン・フライAlbum Cover (front): Solo Collection / Glenn Frey   CD Case (back cover): Solo Collection / Glenn Frey

Solo Collection / Glenn Frey (1995)

そしてこちらは、ドン・ヘンリーのグレイテスト・ヒッツ"Actual Miles - Henley's Greatest Hits"より8か月程前にリリースされたグレン・フライのベストアルバムともいえる「Solo Collection / ソロ・コレクション」。

こちらもドン・ヘンリーのグレイテスト・ヒッツと同様に、イーグルス解散後のソロ作品の中から選曲されたグレン・フライ初のベストアルバムになります。

ちなみに、イーグルスでは「Take it Easy / テイク・イット・イージー」や、「Lyin' Eyes / いつわりの瞳」、「New Kid in Town / ニュー・キッド・イン・タウン」といった曲でリード・ヴォーカルをとっていたのが、このグレン・フライです。

ドン・ヘンリーのグレイテスト・ヒッツでは"All She Wants to Do Is Dance"がドン・ヘンリーの曲だということを知って当時は驚いたのですが、こちらのグレン・フライのソロ・コレクションでも同様に、グレン・フライの曲だったのかと驚いた曲がありました。それが「The Heat Is On / ヒート・イズ・オン」と、「You Belong To The City / ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」の2曲。 

"The Heat Is On"は、1984年公開の映画「ビバリーヒルズ・コップ」の挿入歌で、"You Belong To The City"は、1984年から1989年にかけてアメリカで放映されていたテレビドラマシリーズ「マイアミ・バイス」で使用されていた曲。どちらも米2位のヒットを記録した曲だったので、聴き覚えがあったんですよね。なお、1984年にリリースされた「ビバリーヒルズ・コップ」のサウンドトラック盤と、1985年にリリースされた「マイアミ・バイス」のサウンドトラック盤(2006年に劇場公開された映画「マイアミ・バイス」のサウンドトラックとは別物です)は共に米1位を記録しています。

補足しておくと、この2曲はグレン・フライのオリジナルアルバムには収録されていません。又、1984年リリースのセカンドソロアルバム「The Allnighter / オールナイター」収録曲で、その後にシングルとしてリリースされた「Smuggler's Blues / スマグラーズ・ブルース」も、"You Belong To The City"と共に「マイアミ・バイス」のサウンドトラック盤に収録されています。

それと、「Part Of Me, Part Of You / パート・オブ・ミー、パート・オブ・ユー」は1991年に公開された映画「Thelma & Louise / テルマ&ルイーズ」の主題歌としてサウンドトラック盤に収録されていた曲ですが、こちらは翌年の1992年にリリースされたオリジナルアルバム「Strange Weather / ストレンジ・ウェザー」にも収録された曲です。

ということで、グレン・フライのソロワークスを集約したアルバムという以外にも、新曲が4曲収録されている他、サウンドトラック盤にしか収録されていないヒット曲"The Heat Is On"と、"You Belong To The City"が収録されているといったように、このアルバムならではの魅力を秘めたベストアルバムでもあります。

そして、日本盤にはボーナストラックとして、1993年リリースのライヴアルバム「Live / ライヴ」から「Strange Weather (Live) / ストレンジ・ウェザー (ライヴ)」も収録されているんですよね。ボーナストラックというと、アルバムの趣旨に沿ってないような曲が収録されていることもしばしばあるのですが、これは冒頭の新曲以降は年代順に並べられた流れにも沿っていて良い選曲だと思います。何よりも良い曲ですしね。ただ、この"Strange Weather (Live)"、自分の場合は、曲の始めのMCは無くて、そのまま曲が始まった方がい方が流れ的にいいように感じたので、冒頭のMC部分は編集でカットしたものを聴いています。

 

CD Case (inside): Solo Collection / Glenn Frey収録曲のチャートポジションは以下の通りです。

• The One You Love (米15位)
• Sexy Girl (米20位)
• Smuggler's Blues (米12位 / 英22位)
• The Heat Is On (米2位 / 英12位)
• You Belong To The City (米2位)
• True Love (米13位)
• Part Of Me, Part Of You (米55位)
• I've Got Mine (米91位)

実を言うと、このアルバム"Solo Collection"は、ドン・ヘンリーのグレイテスト・ヒッツを買おうとしたときに、たまたま見つけて、折角だからと一緒に買ったもので、それまではこのアルバムの存在を知らずにいたんですよね。その後は同時に買ったアルバムということもあり、この2枚からセレクトした曲をいつも一緒に聴いていました。

アルバムの中では"Strange Weather"収録曲の「I've Got Mine / アイヴ・ゴット・マイン」と、「Brave New World / ブレイヴ・ニュー・ワールド」が特に好きで、良く聴いていた記憶があります。

なお、ブックレットは厚手のマットな紙が使用されており、帯もそれに合わせた紙が使用されています。

 

▼ Glenn Frey - The Heat is On
https://www.youtube.com/watch?v=uZD8HKVKneI

▼ Glenn Frey - You Belong To The City
https://www.youtube.com/watch?v=jXO33p_4vso

 

CDの帯(裏):Solo Collection / Glenn FreyTRACK LIST
1. This Way To Happiness (New Studio Track) / 2. Who's Been Sleeping In My Bed (New Studio Track) / 3. Common Ground (New Studio Track) / 4. Call On Me (New Studio Track) / 5. The One You Love / 6. Sexy Girl / 7. Smuggler's Blues / 8. The Heat Is On / 9. You Belong To The City / 10. True Love / 11. Soul Searchin' / 12. Part Of Me, Part Of You / 13. I've Got Mine / 14. River Of Dreams / 15. Rising Sun / 16. Brave New World / 17. Strange Weather (Live) [Japanese Bonus Track]

1. ハッピネス(新曲) / 2. フーズ・ビーン・スリーピン(新曲) / 3. コモン・グラウンド(新曲) / 4. コール・オン・ミー(新曲) / 5. 恋人 / 6. セクシー・ガール / 7. スマグラーズ・ブルース / 8. ヒート・イズ・オン / 9. ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ / 10. トゥルー・ラヴ / 11. ソウル・サーチン / 12. パート・オブ・ミー、パート・オブ・ユー / 13. アイヴ・ゴット・マイン / 14. リヴァー・オブ・ドリームス / 15. ライジング・サン / 16. ブレイヴ・ニュー・ワールド / 17. ストレンジ・ウェザー(ライヴ) [日本盤ボーナス・トラック]

NOTES
• Tracks 1-4: New Studio Tracks - "Solo Collection" (1995) / Track 5: from the Album "No Fun Aloud" (1982) / Tracks 6, 7: from the Album "The Allnighter" (1984) / Track 8: from the Album "Beverly Hills Cop [Music From The Motion Picture Soundtrack]" (1984) / Track 9: from the Album "Miami Vice [TV Soundtrack]" (1985) / Tracks 10, 11: from the Album "Soul Searchin'" (1986) / Tracks 12-16: from the Album "Strange Weather" (1992) / Track 17: from the Album "Live" (1993)

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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HELL FREEZES OVER / EAGLES (1994)

CDの帯(初回プレス盤):ヘル・フリーゼズ・オーヴァー / イーグルスAlbum Cover (Slip Case - front): Hell Freezes Over / Eagles   Album Cover (Slip Case - front): Hell Freezes Over / Eagles   Album Cover (Jewel Case - front): Hell Freezes Over / Eagles

名作「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」に続く3年ぶりのスタジオアルバム「The Long Run / ロング・ラン」を1979年にリリースしたイーグルス。この間にオリジナルメンバーのベーシストであるランディ・マイズナーがバンドを脱退し、後任にティモシー・B・シュミットが加入。そして、翌年の1980年にはイーグルス初のライヴアルバム「Eagles Live / イーグルス・ライヴ」をリリースするも、1982年には正式にバンドの解散が伝えられることに・・・。

それから十数年の歳月が流れた1994年、イーグルスは遂に再結成を果たし、MTVスペシャルでライヴを披露。そして、同年にはそのMTVのライヴでも披露された4曲の新曲(スタジオ・ヴァージョン)と、MTVでのライヴを収録したこのアルバム「Hell Freezes Over / ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」を発表。

と、このアルバムがリリースされるまでの流れを簡単に記したのですが、やっぱり、この"Hell Freezes Over"は、それまでの経緯をおさらいしてからでないと語れないアルバムなんですよね。 まぁ、この間にはランドセルをしょってた子供が成人している位の年月が流れているんですけどね。

過去の楽曲のライヴだけでなく、新曲が4曲含まれていることから、この復活劇が単なる懐古主義的なものではなく、新たなる幕開けを示唆しているようなアルバムでもあったわけですが、エレキが使用されているとはいえ、ストリングスを交えたアコースティックな雰囲気漂うライヴの方もこれまた素晴らしい演奏で、ライヴアルバムとしても申し分ない出来。

ライヴの方は比較的スタジオ・ヴァージョンに忠実な演奏がされているので、聴いていて安心感のようなものもあるのですが、ゆったりとしたボンゴのリズムとフラメンコのような雰囲気で始まる"Hotel California"を初めて聴いたときはゾクゾクしましたね。

個人的には"Hotel California"のアルバムに収録されていた「Wasted Time / 時は流れて」と「The Last Resort / ラスト・リゾ-ト」の大好きな2曲が演奏されているのが特に嬉しかったですし、同様に"Hotel California"のアルバム収録曲であり、ジョー・ウォルシュがヴォーカルをとる「Pretty Maids All in a Row / お前を夢みて」も、改めて曲の魅力に気付いたようなところもありました。

それと、ライヴではドン・ヘンリーのソロアルバムから「New York Minute / ニュ-ヨ-ク・ミニット」が演奏されていますが、これが他のイーグルスの曲に混じっていても違和感の無い雰囲気というか、これもがまるでイーグルスの曲であるかのように聴こえてきます。自分の場合はこのアルバムで初めて知った曲だったので、新鮮でもあり興味深かったですね。当時はこの曲がイーグルスの新曲であるかのような感じで聴いていたようなところもありました。

それにしても素晴らしい演奏ですね。アンサンブルも素晴らしいですし、オリジナルのスタジオ・ヴァージョンにあるコーラス・ハーモニーも見事に再現されています。できれば、この時のテンションと結束力で、これに続くニューアルバムをリリースして欲しかったところですが、次作がリリースされたのは、なんとこれから13年後の2007年のことでした・・・。

Jewel Case + Slip Case: Hell Freezes Over / Eagles   Jewel Case + Slip Case: Hell Freezes Over / Eagles

 

TRACK LIST
1. Get Over It / 2. Love Will Keep Us Alive / 3. The Girl from Yesterday / 4. Learn to Be Still / 5. Tequila Sunrise / 6. Hotel California / 7. Wasted Time / 8. Pretty Maids All in a Row / 9. I Can't Tell You Why / 10. New York Minute / 11. The Last Resort / 12. Take It Easy / 13. In the City / 14. Life in the Fast Lane / 15. Desperado

1. ゲット・オ-ヴァ-・イット / 2. ラヴ・ウィル・キ-プ・アス・アライヴ / 3. ザ・ガ-ル・フロム・イエスタデイ / 4. ラ-ン・トゥ・ビ-・スティル / 5. テキ-ラ・サンライズ / 6. ホテル・カリフォルニア / 7. 時は流れて / 8. お前を夢みて / 9. 言いだせなくて / 10. ニュ-ヨ-ク・ミニット / 11. ラスト・リゾ-ト / 12. テイク・イット・イ-ジ- / 13. イン・ザ・シティ / 14. 駆け足の人生 / 15. ならず者

 

NOTES
• The album contains four new studio tracks and eleven tracks recorded live for an MTV special.
• Tracks 1-4: New Studio Tracks / Tracks 5-15: MTV Live (1994)

• Album: US 1位 (9x Platinum / 2014-RIAA)
• Single: "Get Over It" US 31位

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付
• This release came with a cardboard slipcover over a standard jewel case.

 

EAGLES - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Don Felder (ドン・フェルダー) - Guitars, Vocals
• Glenn Frey (グレン・フライ) - Guitars, Piano, Keyboards, Vocals
• Don Henley (ドン・ヘンリー) - Drums, Percussion, Vocals
• Timothy B. Schmit (ティモシー・B・シュミット) - Bass, Vocals
• Joe Walsh (ジョー・ウォルシュ) - Guitars, Organ, Vocals

 

 

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CDの帯:グレイテスト・ヒッツ 1971-1975 / イーグルスAlbum Cover (front): Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975 / EaglesEagles/Their Greatest Hits 1971-1975

私が初めて買ったイーグルスのアルバムは"Hotel California"だったのですが、その次に買ったのが、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"でした。当時はまだCDも無かった時代でしたので、買ったのはレコード盤だったわけですが、手持ちのCDにはLPレコードと同じ解説書があきらかに縮小コピーと分かるかたちで封入されていたので、恐らくはこのCDもアルバムがCD化されてから間もない時期に買ったのではないかと思います。

ということで、解説書には、オリジナルメンバーのバーニー・レドンが脱退したことや、ジョー・ウォルシュが加わった次作が楽しみだといった当時の状況が記されており、読み返してみると、どこか懐かしくもあります。

さて、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"、ビルボードチャートでは1位を記録し、現在までに2,900万枚の売り上げ(2006年にRIAAより「29x Multi Platinum」が認定されている)を誇るベストセラーアルバムとなっています。そして、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"こそがアメリカで最も売れたアルバムとして歴代セールスNo.1の座に長いこと君臨していたのでした。

※ 補足
RIAA (Recording Industry Association of America) / アメリカレコード協会

ただ、現在ではマイケル・ジャクソンの"Thriller"も、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"と並ぶ「29x Multi Platinum」の認定を"RIAA"より受けており、トップの座は激戦になっているようです。

状況的には"Thriller"に比べると、この"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"の方がどうも不利のように思えるので、もしかしたらこれから先は徐々に差をつけられていくのではないかという気もします。と言うのも、このグレイテスト・ヒッツは大ヒットアルバム"Hotel California"のひとつ前にリリースされたアルバムなので、当然のことながら、"Hotel California"と次作の"The Long Run"に含まれるヒット曲は収録されていないばかりか、収録曲も全10曲と、CDとしてはやや少ない印象もあり、アルバムとしての価値は薄れているようにも感じるからなんですよね。更にはボリューム満点のベストもその後にリリースされていますし、なお更、このアルバムの存在意義も無くなってきているようにも思えます。

しかしながら、"RIAA"の記録を見てみると、さすがに鈍くはなっているものの、これが意外と売れ続けているんですよね。ちなみに以下が直近の記録です。

· 2006年 - 29x Multi Platinum
· 2002年 - 28x Multi Platinum
· 2000年 - 27x Multi Platinum
· 1999年11月 - 26x Multi Platinum
· 1999年1月 - 25x Multi Platinum
· 1997年 - 24x Multi Platinum
· 1995年 - 22x Multi Platinum

なお、収録曲は"Desperado"を除き、シングルとしてリリースされた楽曲で構成されています。以下はビルボードチャートでの順位。

1. Take It Easy (12位) / 2. Witchy Woman (9位) / 3. Lyin' Eyes (2位) / 4. Already Gone (32位) / 6. One Of These Nights (1位) / 7. Tequila Sunrise (64位) / 8. Take It To The Limit (4位) / 9. Peaceful Easy Feeling (22位) / 10. The Best Of My Love (1位)

 

Album Cover (back): Eagles / Their Greatest Hits 1971-1975/Eagles TRACK LIST
1. Take It Easy / 2. Witchy Woman / 3. Lyin' Eyes / 4. Already Gone / 5. Desperado / 6. One Of These Nights / 7. Tequila Sunrise / 8. Take It To The Limit / 9. Peaceful, Easy Feeling / 10. Best Of My Love

1. テイク・イット・イージー / 2. 魔女のささやき / 3. いつわりの瞳 / 4. 過ぎた事 / 5. ならず者 / 6. 呪われた夜 / 7. テキーラ・サンライズ / 8. テイク・イット・トゥ・ザ・リミット / 9. ピースフル・イージー・フィーリング / 10. 我が至上の愛

NOTES
• Tracks 1, 2, 9 (Eagles-1972) / Tracks 5, 7 (Desperado-1973) / Tracks 4, 10 (On the Border-1974) / Tracks 3, 6, 8 (One of These Nights-1975)

• Lead Vocals: Tracks 1, 3, 4, 7, 9 (Glenn Frey) / Tracks 2, 5, 6, 10 (Don Henley) / Tracks 8 (Randy Meisner)

• US Albums Chart (Billboard) - 1位 / UK Albums Chart (The Official Charts Company) - 2位

• CD発売日:1989年6月10日
• 解説・歌詞付(対訳無し)

 


 

CDの帯:グレイテスト・ヒッツ Vol. 2 / イーグルスAlbum Cover (front): Eagles Greatest Hits Volume 2 / EaglesEagles Greatest Hits Volume 2

そして、こちらがバンド解散後の1982年にリリースされた"Eagles Greatest Hits Volume 2"です。"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"とは曲のダブリが無いものの、全10曲中、8曲が"Hotel California"と"The Long Run"からの選曲で、残りは"After the Thrill Is Gone"が"One of These Nights"から、そして"Seven Bridges Road"が"Eagles Live"からと、やや偏った構成になっています。ただ、大ヒットアルバム"Hotel California"の収録曲が含まれていることから、"Eagles/Their Greatest Hits 1971-1975"と比べても遜色無い内容になっています。

ビルボードチャートでは52位と、イーグルスのアルバムとしては、やや低調だったものの、2002年には"RIAA"より「11x MULTI PLATINUM」が認定されていることからも分かるように、長い時間をかけて売れ続けているようです。ちなみに日本のオリコンチャートでは1位を記録しています。

収録曲は"Victim Of Love"と、"The Sad Cafe"、"After The Thrill Is Gone"の3曲を除き、シングルリリースされた曲で構成されています。 個人的には1978年にシングルのみでリリースされた"Please Come Home For Christmas"(米18位)が加えられても良かったように思うのですが、まぁ、カヴァー曲でもありますし、上記3曲の中からどれかが削られるのであれば、これでいいのかなとも思います。

収録曲のチャート成績は以下のとおり。

1. Hotel California (1位) / 2. Heartache Tonight (1位) / 3. Seven Bridges Road (Live) (21位) / 6. Life In The Fast Lane (11位) / 7. I Can't Tell You Why (8位) / 8. New Kid In Town (1位) / 9. The Long Run (8位)

そして、こちらが"Eagles Greatest Hits Volume 2"の"RIAA"に於ける直近の記録。

· 2002年 - 11x Multi Platinum
· 2001年 - 10x Multi Platinum
· 1997年 - 9x Multi Platinum

なお、アルバムの最後にはクレジットがされていない約1分のスタジオセッションがシークレット・トラックの様なかたちで収録されています。現在リリースされているCDがどうなっているかは分かりませんが、私が持っているこのCDには、トラック割りされずに、ラストの"After The Thrill Is Gone"のトラックに含まれています。それでも、たしかレコード盤も同様に分割されずに収録されていたと思います。何せ、このアルバムをレコードとして買った当時の私は、、ジャケットや解説には何の表記もされていなかったことから、この部分も"After The Thrill Is Gone"の曲の一部だとずっと思っていましたからね。ちなみに、こちらのCDの解説書もLPレコード時代と同じものです。

 

Album Cover (back): Eagles Greatest Hits Volume 2 / Eagles TRACK LIST
1. Hotel California / 2. Heartache Tonight / 3. Seven Bridges Road (Live) / 4. Victim Of Love / 5. The Sad Cafe / 6. Life In The Fast Lane / 7. I Can't Tell You Why / 8. New Kid In Town / 9. The Long Run / 10. After The Thrill Is Gone

1. ホテル・カリフォルニア / 2. ハートエイク・トゥナイト / 3. セヴン・ブリッジズ・ロード / 4. 暗黙の日々 / 5. サッド・カフェ / 6. 駆け足の人生 / 7. 言いだせなくて / 8. ニュー・キッド・イン・タウン / 9. ロング・ラン / 10. アフター・ザ・スリル・イズ・ゴーン

NOTES
• Tracks 10 (One of These Nights-1975) / Tracks 1, 4, 6, 8 (Hotel California-1976) / Tracks 2, 5, 7, 9 (The Long Run-1979) / Tracks 3 (Eagles Live-1980)

• Lead Vocals: Tracks 1, 4, 5, 6, 9 (Don Henley) / Tracks 2, 8 (Glenn Frey) / Tracks 3 (Eagles) / Tracks 8 (Timothy B. Schmit) / Tracks 10 (Glenn Frey & Don Henley)

• US Albums Chart (Billboard) - 52位

• CD発売日:1989年6月10日
• 解説・歌詞付(対訳無し) 

 

 

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CDの帯:ホテル・カリフォルニア / イーグルスAlbum Cover (front): Hotel California / Eaglesこの「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」は、アルバムタイトルから受ける印象とは裏腹に、アルバムを通してのテーマはかなりへヴィーで、当時のアメリカが抱え持つ閉塞感や幻想といったものが全体を通して表現されており、'76年にこのアルバムで提示されたその状況は2000年を過ぎた今もなお延々と後を引きずっているかのようにも思われます。

とかくアルバムタイトル曲の"Hotel California"のみがクローズアップされがちですが、このアルバムが名盤たる所以は何と言っても収められた楽曲の質の高さにあります。"The Last Resort"で幕を閉じる構成が泣かせますね。

アルバムジャケットのアートディレクションは"Don Henley"と"Kosh"が担当していて、"Kosh"はビートルズのレット・イット・ビーのジャケットデザインも手掛けたデザイナーで、写真の構図とロゴの配置が素晴らしい、私のお気に入りジャケットのひとつです。"Eagles"の文字がジャケットのどこにも無いというのも面白いところ。

なお、ジャケットに写された建物はビバリーヒルズ・ホテルで、このアルバムの発売以降、LAの観光名所のひとつにもなっているそうです。きっと同じ構図がとれる場所で記念写真を撮ろうとする人達が多いんでしょうね。自分もそこにいたら多分同じことをするでしょうけど(笑)。

このアルバム"Hotel California"は、'75年の"One Of These Nights"、'76年の"Their Greatest Hits 1971-1975"に続き、ビルボードチャートで1位を記録し(ちなみに次作の"The Long Run"も1位を記録)、シングルカットされた3曲も、"New Kid in Town"(1位)、"Hotel California"(1位)、"Life in the Fast Lane"(11位)と、それぞれヒットを記録。なお、大ベストセラーとなったこの"Hotel California"は、2007年までにアメリカ国内だけで1,600万枚のセールスを記録しています。

 

CD Case (back cover): Hotel California / Eagles私がこのアルバム"Hotel California"を最初に買ったのは、丁度、「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」がシングルカットされた頃で、1stシングルの「New Kid In Town / ニュー・キッド・イン・タウン」がけっこう好きで気に入っていたこともあり、その2ndシングルの"Hotel California"が購入を後押ししたといった感じでした。

その後は、「Life In The Fast Lane / 駆け足の人生」もシングルカットされて、アルバム冒頭の1曲目から3曲目までがシングルカットされてヒットした訳ですが、個人的には、これらの曲に負けず劣らず好きだったのが、4曲目の「Wasted Time / 時は流れて」。勿論、今でも大好きな曲であることに変わりは無く、後にリユニオンを果たした際にリリースされたMTVでのアンプラグド・ライヴを中心としたアルバム"Hell Freezes Over"にこの曲が含まれていたのは嬉しかったですね。

5曲目の「Wasted Time (Reprise) / 時は流れて(リプライズ)」は、ストリングスによるインストゥルメンタル曲なので判断は難しいですが、実際のところ、LPレコードではB面にあたる後半の曲も、全曲好きなんですけどね。ということで、私の"iTunes"にある個人的なイーグルスのベストアルバムには、このアルバムからは全曲を選曲しています(笑)。勿論、インストゥルメンタル曲の"Wasted Time (Reprise)"も"Wasted Time"の後に来る構成で含めています。

 

Album Cover (back): Hotel California / EaglesTRACK LIST
1. Hotel California / 2. New Kid In Town / 3. Life In The Fast Lane / 4. Wasted Time / 5. Wasted Time (Reprise) / 6. Victim Of Love / 7. Pretty Maids All In A Row / 8. Try And Love Again / 9. The Last Resort

1. ホテル・カリフォルニア / 2. ニュー・キッド・イン・タウン / 3. 駆け足の人生 / 4. 時は流れて / 5. 時は流れて(リプライズ) / 6. 暗黙の日々 / 7. お前を夢みて / 8. 素晴らしい愛をもう一度 / 9. ラスト・リゾート

 

NOTES
• Tracks 1, 3, 4, 6, 9 (Lead Vocal - Don Henley) / Track 2 (Lead Vocal - Glenn Frey) / Track 7 (Lead Vocal - Joe Walsh) / Track 8 (Lead Vocal - Randy Meisner) / Track 5 (Instrumental)

• CD発売日:2003年05月14日(再発盤)
• デジタル・リマスター
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 1位 - 16x Platinum (2001-RIAA) / UK 2位 - 6x Platinum
• Singles from  Hotel California
1. New Kid in Town: US 1位 - Gold / UK 20位
2. Hotel California: US 1位 - Platinum / UK 8位 - Gold
3. Life in the Fast Lane: US 11位

 

EAGLES - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Joe Walsh (ジョー・ウォルシュ) - Vocals, Guitar, Keyboards
• Don Felder (ドン・フェルダー) - Vocals, Guitar, Slide Guitar
• Glenn Frey (グレン・フライ) - Vocals, Guitar, Keyboards
• Randy Meisner (ランディ・マイズナー) - Vocals, Bass, Guitarone
• Don Henley (ドン・ヘンリー) - Vocals, Drums, Percussion

 

▼ Eagles - Hotel California (Live.at.the.Capitol.Centre.March.1977)

https://www.youtube.com/watch?v=KRiSMXFpWIg

 

▼ Eagles - New Kid In Town (Live.at.the.Capitol.Centre.March.1977)

https://www.youtube.com/watch?v=twKDweT8HSg

 

 

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