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2020年8月 5日

HIROKO NAKAMURA PLAYS CHOPIN FAVORITES 「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集」 / HIROKO NAKAMURA (1984)

Album Cover (front): Hiroko Nakamura Plays Chopin Favorites 「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集」 / Hiroko Nakamura   CD Case (back cover): Hiroko Nakamura Plays Chopin Favorites 「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集」 / Hiroko Nakamura   CD Case (inside): Hiroko Nakamura Plays Chopin Favorites 「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集」 / Hiroko Nakamura

実を言うと、1984年にリリースされたこの「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集 / Hiroko Nakamura Plays Chopin Favorites」は自分が持ってるCDの中ではリリース年が最も古いCDになります。でも、これ、自分で買ったものではなく、頂き物なんですけどね。

1984年と言えば、一般的にはまだCDが普及していなくて(世界で初めてCDが販売されたのは1982年で、その後、CDがレコードのシェアを追い抜いたのは5年後の1987年)、そのCDを聴くためのCDプレイヤーを持ってる人もそう多くはなかった時代。まぁ、CDが販売開始されてからまだ2年ということでCD自体もLPレコードより幾分価格も高かったですし、ジャケットがLPレコードに比べて小さいということもあり、まだまだLPレコードを買う人も多かったですからね。

ちなみに、1982年10月1日に世界で初めて発売されたCDカタログの中に含まれていた中村紘子さんのアルバム「<新> ショパン名曲集 / Hiroko Nakamura Chopin Album」(品番:38DC 15)とは別物です。

 

※ 補足(世界初のCD)

1982年10月1日、CDプレーヤーの発売にあわせて、「CBS・ソニー」と「EPIC・ソニー」から50タイトル、「日本コロムビア」から10タイトルのCDソフトが世界で初めて発売されました。

そして、このカタログの中で最初に生産されたのがビリー・ジョエルの「52nd Street / ニューヨーク52番街」(品番:35DP 1 / 日本盤)だったことから、日本で生産・発売されたこのアルバムが世界初のCDと言われています。

ただし、CDの販売は上記の日本より2週間ほど遅れた(同年10月15日)ものの、生産が開始されたのは日本より早かったことから(西ドイツのポリグラムの工場で同年8月17日から生産が開始された)、世界で最初に生産されたCDはアバの「TheVisitors / ザ・ヴィジターズ」(品番:800 011-2 / 西ドイツ盤)とされています。と、こういった状況から「世界初のCD」という表現に於いては、しばしば誤解されることもあるようです。

なお、1982年当時は日本と西ドイツにしかCDを製造できる工場がなく、世界最大の音楽市場であるアメリカに於いて国内製造のCDが発売開始されたのは翌年の1983年3月2日からでした。

 

本題である「“幻想即興曲” 中村紘子ショパン名曲集」については、収録されている曲はショパンを代表する曲ばかりで、しかも、1曲1曲もさほど長くないということもあり、自分のようなクラシックにさほど詳しくない者にも取っ付きやすい構成になっています。

個人的には3曲目の「ノクターン第2番変ホ長調作品9-2 / Nocturne E-Flat Major Op.9-2」と、5曲目の「エチュード ホ長調作品10-3「別れの曲」 / Etude E Major Op.10-3」が特に好きで、この2曲は今でも時折、自分の"iTunes"のプレイカウント・トップ 40に入ってくるほど。

ちなみに、同時発売されたLPレコードのジャケット写真に比べると、CDの方のジャケット写真は、やや赤みがかった柔らかい雰囲気になっています。

▼ LPレコードのジャケット (Discogs)
https://www.discogs.com/ja/Hiroko-Nakamura-Plays-Chopin-Favorites/release/14498980#images/43379207

 

▼ 中村紘子 - ノクターン第2番変ホ長調(ショパン)

https://www.youtube.com/watch?v=AciBoBYTZYk

 

▼ 中村紘子 - エチュード ホ長調作品10-3「別れの曲」(ショパン)

https://www.youtube.com/watch?v=hk7Ruym8HRQ

 

▼ Hiroko Nakamura - Chopin: Fantaisie Impromptu 「幻想即興曲」(1985年 福島市音楽堂)

https://www.youtube.com/watch?v=5qC9Q69KawE

 

■ 一応、中村紘子さんについて簡単に紹介しておくと(ウィキペディアより引用)
中村紘子 - ウィキペディア

• 3歳半からピアノを習う。
• 1965年の第7回ショパン国際ピアノコンクールで、日本人として2人目の入賞者(第4位入賞と最年少者賞を併せて受賞)。
• 夫は小説家の庄司薫氏。
• 2016年7月26日、大腸がんのため永眠。72歳没。

▼ ピアニスト中村紘子さん偲ぶ会 芸術・政財界から参列者
https://www.youtube.com/watch?v=4lxM6_FiAQo

 

■ ラジオ番組「わが心の人」(これも中々興味深いので紹介しておきます)

▼ 1/3 深夜便アーカイブス「わが心の人」 (2019/08/20) - ピアニスト・中村 紘子さんとの思い出/刈部 直(東京大学教授)NHK ラジオ深夜便 (2017/11/17)
https://www.youtube.com/watch?v=7UfHC5_4Sp8

▼ 2/3 深夜便アーカイブス「わが心の人」 (2019/08/20) - ピアニスト・中村 紘子さんとの思い出/刈部 直(東京大学教授)NHK ラジオ深夜便 (2017/11/17)
https://www.youtube.com/watch?v=fxLc7UJyGFU

▼ 3/3 深夜便アーカイブス「わが心の人」 (2019/08/20) - ピアニスト・中村 紘子さんとの思い出/刈部 直(東京大学教授)NHK ラジオ深夜便 (2017/11/17)
https://www.youtube.com/watch?v=hDodRFA2uzs

 

TRACK LIST
01. ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2 / Waltz No.7 C-Sharp Minor Op.64-2
02. エチュード変ト長調作品10-5「黒鍵」 / Etude G-Flat Major Op.10-5 "Black Keys"
03. ノクターン第2番変ホ長調作品9-2 / Nocturne E-Flat Major Op.9-2
04. エチュード ハ短調作品10-12「革命」 / Etude C Minor Op.10-12 "Revolutionary"
05. エチュード ホ長調作品10-3「別れの曲」 / Etude E Major Op.10-3
06. ポロネーズ第6番変イ長調作品53「英雄」 / Polonaise A-Flat Major Op.53 "Heroique"
07. 幻想即興曲第4番嬰ハ短調作品66「幻想即興曲」 / Fantaisie Impromptu C-Sharp Minor, Op.66
08. ワルツ第3番イ短調作品34-2「華麗なるワルツ」 / Waltz No.3 A Minor Op.34-2
09. ノクターン第5番嬰ヘ長調作品15-2 / Nocturne No.5 F-Sharp Major Op.15-2
10. ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」 / Waltz No.6 D-Flat Major Op.64-1
11. ノクターン嬰ハ短調遺作 / Nocturne C-Sharp Minor Op. Poth
12. ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大ワルツ」 / Waltz No.1 E-Flat Major "Grand Waltz Brillante"

• 石橋メモリアル・ホール - 1976年11月 (1, 2, 3, 4, 7, 8, 10, 11, 12)
• 石橋メモリアル・ホール - 1978年3月 (5, 6, 9)

NOTES
• 日本盤初回プレスCD(初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• レーベル: CBS/SONY
• 発売日:1984/7/21
• 品番:35DC 192
• 解説付

 

 

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THE SINGLES 「ザ・シングルス」 [3CD] (初回生産限定仕様) / CHISATO MORITAKA 「森高千里」 (2012)

CDの帯:ザ・シングルス / 森高千里

Slipcase (front): The Singles / Chisato Moritaka

森高千里のデビュー25周年を記念して2012年にリリースされたこの「The Singles / ザ・シングルス」はこれまでに発表された全シングル曲(両A面を含む)をレーベルの垣根を越えて完全網羅した3枚組のコンプリート・シングル・コレクション。

なお、入手困難になっていた「初回生産限定仕様」は、その後の2019年に21年ぶりの全国ツアー「この街 TOUR 2019」開催を記念してアンコール・プレスされました(自分が購入したのもその2019年のアンコール・プレス盤)。

Slipcase (back): The Singles / Chisato Moritaka

ただし、収録曲については「初回生産限定仕様」も「通常盤」と変わりはなく、違いはと言えば、限定盤の方には「豪華48ページ別冊フォト・ブックレット」、「三方背ケース付スペシャル・パッケージ」、「ピクチャー・レーベル」といった特典が付加されているところ。

ちなみに、シングル全45曲は、デビュー曲の"NEW SEASON"からリリース順に「DISC 1 (1987~1991)」、「DISC 2 (1991~1995)」、「DISC 3 (1995~1999)」と、CD3枚に分けて収録されています。

 

▼ デジパックの表と裏

Digipak (front): The Singles / Chisato Moritaka    Digipak (back): The Singles / Chisato Moritaka

 

実は森高千里さんの曲に興味を持ったのはここ最近のことで、第一線で活躍されていた当時は「私がオバさんになっても」だけを何となく知っているといった程度で殆ど知らなかったんですよね。

ということで、この「初回生産限定仕様」もタイミングよく2019年にアンコール・プレスされたことから買えたのでした。

一応補足しておくと、2019年のアンコール・プレス版もパッケージ及び帯の表記は2012年にリリースされたものと価格の年代表記を含めて全く同じなので、どちらのものかの区別はつかないと思います。

 

▼ ブックレットと初回生産限定版特典の別冊フォト・ブックレット

Booklet (front): The Singles / Chisato Moritaka    別冊フォト・ブックレット:The Singles / Chisato Moritaka

 

興味を持ったきっかけとしては、これまでは漠然とアイドルの一人だと思っていたのが、実は、唯一知っていた「私がオバさんになっても」をはじめ、殆どの曲を自ら作詞していることや、アルバムでは様々な楽器を演奏しているといったことをたまたま知ったことが理由の一つとしてあるのですが、当初はまさかこうしてアルバムを買うまでに至るとは自分でも思っていなかったですね。

ということで、初期の頃を除き、殆どの曲の作詞を森高さん自身が手掛けていることもあって、先に挙げた代表曲の一つである「私がオバさんになっても」をはじめ個性的なタイトルの曲が多いのが森高千里さんの曲の特徴のひとつでもあります。

ちなみに、ウィキペディアによると、「自身の楽曲で自ら楽器演奏を行っているが、1998年に発売された泉谷しげるのアルバム『私には夢がある』でドラマーとして参加する等、他のアーティストの作品に参加する事も少なくない」とのこと。

又、そのウィキペディアには、他にも「一般的なドラマーに比べて、一定のパターンを刻む個性的な味のあるドラミングを村上"PONTA"秀一が自伝「自暴自伝」内で絶賛している」、「吉田拓郎はミュージシャンとしての森高を「我々ミュージシャンが、今まで何十年もの期間をかけて作り上げた詞の世界観を、森高が一瞬で破壊してしまった」、「その辺のドラマーより全然うまい」と高く評価しており、森高を吉田とLOVE LOVE ALL STARSとのアルバム『みんな大好き』にドラマーとして起用した。また拓郎のカバーである所ジョージの「恋の唄」でもドラムスを担当している」といったエピソードが記載されています。

 

▼ 初回限定版のみピクチャー・レーベル仕様

Disc 1: The Singles / Chisato Moritaka    Disc 2: The Singles / Chisato Moritaka    Disc 3: The Singles / Chisato Moritaka

 

調べてみると、森高千里さんはビートルズ・ファンであることでも割と知られているらしく、例えば、「渡良瀬橋」のプロモーションビデオは「レット・イット・ビー」へのオマージュとなっているそうで、ビデオも意図的にエフェクトをかけて粗い映像になるように編集されているとのこと。

又、その「渡良瀬橋」については、「公衆電話と床屋さんは、ビートルズの「ペニー・レイン」の歌詞に床屋や消防署が出てくるので、この曲もそんなどこにでもある街の風景を描きたいなと思っていました。」と本人が"YouTube"の公式チャンネルでコメントされていました。もしかしたら、間奏のリコーダーもビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」を意識してのものなのかも?

▼ イギリスでの映像
森高千里Liverpool未公開VideoClip ~♪Tony Slavin~
森高千里LONDON未公開VideoClip ~♪出来るでしょ!!~

 

▼ デジパック内側

The Singles / Chisato Moritaka

▼ デジパック外側

The Singles / Chisato Moritaka

 

▼ 森高千里 - 渡良瀬橋 (PV)

https://www.youtube.com/watch?v=hYUrBTYuhAQ

 

▼ 森高千里 - 私がオバさんになっても(ライヴ)

https://www.youtube.com/watch?v=GewWg-T29Js

 

▼ 森高千里 - 雨(ライヴ)

https://www.youtube.com/watch?v=iL4ajPA-he0

 

▼ 森高千里 - 渡良瀬橋(ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=Lztf90OPZw0

▼ 森高千里 - 私がオバさんになっても(ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=sY8IDjRCvwM

▼ 森高千里 - まひるの星(Blue Note Tokyo公演 サウンドチェック)
https://www.youtube.com/watch?v=Zh2GdxcASTE

▼ 森高千里 - SNOW AGAIN(@Blue Note TOKYO)
https://www.youtube.com/watch?v=E6RrXeqMJgk

 

▼ スリップケース+デジパック(表と裏)

The Singles / Chisato Moritaka    The Singles / Chisato Moritaka

 

TRACK LIST

DISC 1 (1987~1991)
1. NEW SEASON [作詞:HIRO / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫 / Keyboard solo:森高千里]
2. オーバーヒート・ナイト [作詞:伊秩弘将 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
3. GET SMILE [作詞:伊秩弘将 / 作曲:島 / 健 / 編曲:島 / 健]
4. ザ・ミーハー(スペシャル・ミーハー・ミックス) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
5. ALONE [作詞:森高千里 / 作曲:安田信二 / 編曲:安田信二]
6. ザ・ストレス -ストレス 中近東ヴァージョン- [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
7. 17才 [作詞:有馬三恵子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:斉藤英夫]
8. だいて(ラスベガス・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋諭一]
9. [作詞:森高千里 / 作曲:安田信二 / 編曲:斉藤英夫]
10. 青春 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
11. 臭いものにはフタをしろ!! [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
12. [作詞:森高千里 / 作曲:松浦誠二 / 編曲:斉藤英夫]
13. 勉強の歌 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
14. この街 (HOME MIX) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
15. 八月の恋 [作詞:森高千里 / 作曲:筒美京平 / 編曲:斉藤英夫]

DISC 2 (1991~1995)
1. ファイト!! [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋諭一]
2. コンサートの夜 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
3. 私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
4. 渡良瀬橋 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
5. ライター志望 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
6. 私の夏 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
7. ハエ男(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里]
8. Memories(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
9. 風に吹かれて [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
10. ロックン・オムレツ [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
11. 気分爽快 [作詞:森高千里 / 作曲:黒沢健一 / 編曲:高橋諭一]
12. 夏の日 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
13. 素敵な誕生日 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋論一]
14. 私の大事な人(シングル・ヴァージョン) / [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里 / 編曲:前嶋康明]
15. 二人は恋人 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]

DISC 3 (1995~1999)
1. 休みの午後 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
2. ジン ジン ジングルベル [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里 / 編曲:高橋論一]
3. SO BLUE [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将 / 編曲:高橋論一]
4. ララ サンシャイン [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将 / ストリングスアレンジ:高橋論一]
5. 銀色の夢 [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
6. Let's Go! [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
7. SWEET CANDY [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
8. ミラクルライト [作詞:森高千里 / 作曲:細野晴臣 / 編曲:細野晴臣]
9. SNOW AGAIN [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
10. 電話 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
11. 海まで5分 [作詞:森高千里 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:前嶋康明]
12. 冷たい月 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋論一]
13. 私のように [作詞:森高千里 / 作曲:河野 / 伸 / 編曲:河野 / 伸]
14. まひるの星 [作詞:森高千里 / 作曲:スガシカオ / 編曲:高橋論一]
15. 一度遊びに来てよ '99 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:前嶋康明]

 

The Singles / Chisato Moritaka

NOTES

• 初のコンプリート・シングル・コレクション
• 3枚組全45曲収録
• 2012年最新デジタル・リマスター
• 初回生産限定仕様
• 1. 豪華48ページ別冊フォト・ブックレット付
• 2. 三方背ケース付スペシャル・パッケージ
• 3. ピクチャー・レーベル
• 発売日:2012年8月8日 / 初回生産限定仕様のアンコール・プレス:2019年1月25日(21年ぶりの全国ツアー「この街 TOUR 2019」開催を記念しての再リリース)
• 品番:WPCL-11128/30(品番はアンコール・プレスも同じ)

▼ 森高千里 『ザ・シングルス』リリースコメント
https://www.youtube.com/watch?v=GN99xYsFAJM

 

シングル・ディスコグラフィー(No. / リリース日 / タイトル / オリコン・チャート / 売上枚数)

※ 売上枚数は2020年2月6日のウィキペディア掲載時点

• 1st - 1987年5月25日:NEW SEASON(23位 / 4.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 2nd - 1987年10月25日:オーバーヒート・ナイト(24位 / 2.2万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 3rd - 1988年2月25日:GET SMILE(28位 / 1.4万枚)
• 4th - 1988年4月25日:ザ・ミーハー(スペシャル・ミーハー・ミックス)(29位 / 2.9万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 5th - 1988年10月25日:ALONE(25位 / 2.6万枚)
• 6th - 1989年2月25日:ザ・ストレス -ストレス 中近東ヴァージョン-(19位 / 4.0万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 7th - 1989年5月25日:17才(8位 / 19.5万枚)
• 8th - 1989年9月25日:だいて(ラスベガス・ヴァージョン)(8位 / 5.7万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 9th - 1990年1月25日:道/青春(両A面シングル)(5位 / 16.3万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 10th - 1990年5月25日:臭いものにはフタをしろ!!(4位 / 11.7万枚)
• 11th - 1990年9月10日:(2位 / 18.0万枚)
• 12th - 1991年2月10日:勉強の歌/この街 (HOME MIX)(両A面シングル)(4位 / 18.4万枚)
• 13th - 1991年6月25日:八月の恋(6位 / 10.6万枚)
• 14th - 1991年10月25日:ファイト!!(10位 / 26.9万枚)
• 15th - 1992年2月25日:コンサートの夜(7位 / 10.4万枚)
• 16th - 1992年6月25日:私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン)(15位 / 22.8万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 17th - 1993年1月25日:渡良瀬橋/ライター志望(両A面シングル)(9位 / 31.0万枚) ▶ 森高千里 「渡良瀬橋」と私
• 18th - 1993年4月10日:私の夏(5位 / 38.2万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 19th - 1993年6月25日:ハエ男(シングル・ヴァージョン)/Memories(シングル・ヴァージョン)(両A面シングル)(12位 / 13.6万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 20th - 1993年10月11日:風に吹かれて(1位 / 38.1万枚)
• 21st - 1994年1月25日:ロックン・オムレツ(13位 / 10.0万枚)
• 22nd - 1994年1月31日:気分爽快(3位 / 43.8万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 23rd - 1994年5月10日:夏の日(5位 / 40.9万枚)
• 24th - 1994年10月10日:素敵な誕生日/私の大事な人(シングル・ヴァージョン)(両A面シングル)(1位 / 38.0万枚)
• 25th - 1995年2月10日:二人は恋人(5位 / 44.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 26th - 1995年10月10日:休みの午後(5位 / 21.9万枚)
• 27th - 1995年12月1日:ジン ジン ジングルベル(2位 / 25.6万枚)
• 28th - 1996年2月19日:SO BLUE(7位 / 27.0万枚)
• 29th - 1996年6月10日:ララ サンシャイン(5位 / 17.9万枚)
• 30th - 1996年11月11日:銀色の夢(9位 / 23.6万枚)
• 31st - 1997年2月25日:Let's Go!(19位 / 9.3万枚)
• 32nd - 1997年6月11日:SWEET CANDY(10位 / 9.3万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 33rd - 1997年10月15日:ミラクルライト(20位 / 3.0万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 34th - 1997年11月19日:SNOW AGAIN(9位 / 13.4万枚)
• 35th - 1998年3月4日:電話(17位 / 5.8万枚)
• 36th - 1998年7月15日:海まで5分(20位 / 3.2万枚)
• 37th - 1998年10月1日:冷たい月(33位 / 1.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 38th - 1999年3月17日:私のように(37位 / 1.1万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 39th - 1999年5月19日:まひるの星(41位 / 2.3万枚)
• 40th - 1999年10月1日:一度遊びに来てよ '99(60位 / 0.4万枚)

2019年10月25日

ESSENTIAL / KIM CARNES (2011)

Album Cover (front): Essential / Kim Carnes   Album Cover (back): Essential / Kim Carnes   CD: Essential / Kim Carnes

こちらは独特なハスキーヴォイスと「Bette Davis Eyes / ベティ・デイビスの瞳」(米9週1位 / Gold)の大ヒットで知られるアメリカのシンガー、キム・カーンズの代表曲を集めたコンピレーション・アルバム、"Essential"。

ちなみに"Bette Davis Eyes"がヒットしたのは、1971年のデビューアルバム"Rest on Me"から10年目となる1981年のことで、その"Bette Davis Eyes"が収録されたアルバム"Mistaken Identity"もシングルと共に米1位 (Platinum) を記録しています。なお、日本で発売されたアルバム"Mistaken Identity"(邦題は「私の中のドラマ」)のジャケットは、オリジナルに比べるとモダンで都会的な雰囲気のデザインに変更されています。

また、4年後の1985年には、"USA for Africa"の「We are the World / ウィ・アー・ザ・ワールド」にも参加(シンディ・ローパーに続いてヴォーカルをとっている)。

▼ U.S.A. For Africa - We Are the World (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=9AjkUyX0rVw

 

CD Cace (front cover): Essential / Kim Carnes

で、この"Essential"、シングル曲を中心とした主だった曲は収録されているものの、残念ながら、"More Love"(米10位 / 1980年)や、"Crazy in the Night (Barking at Airplanes)"(米15位 / 1985年)、それに、元イーグルスのランディ・マイズナーのセカンド・ソロアルバム"One More Song"に収録されていたランディ・マイズナーとのデュエット曲"Deep Inside My Heart (Randy Meisner with Kim Carnes)"(米22位 / 1980年)や、ケニー・ロジャースのアルバム"What About Me?"に収録のケニー・ロジャース、ジェームス・イングラム、キム・カーンズの3人が共演したタイトルトラック"What About Me? (Kenny Rogers with James Ingram and Kim Carnes)"(米15位 / 1984年)といったヒット曲は未収録。
それでも、米4位のヒットとなったケニー・ロジャースとキム・カーンズのデュエット曲"Don't Fall In Love with A Dreamer"(1980年リリースのケニー・ロジャースのアルバム"Gideon"に収録)が収録されているのは嬉しいところ。

個人的には、割と最近まで知らなくて驚いたのが「ベティ・デイビスの瞳」がカヴァー曲だったこと(オリジナルはカントリー調の曲で、アメリカのシンガーソングライター、ジャッキー・デシャノンの曲)。

※ 補足 - ベティ・デイヴィス(ウィキペディアより)
ベティ・デイヴィス(Bette Davis, 1908年4月5日 - 1989年10月6日)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ローウェル出身の女優である。キャサリン・ヘプバーンと並ぶ、ハリウッド映画史上屈指の演技派女優で、尊敬をこめて「フィルムのファースト・レディ」と呼ばれた。

 

▼ Kim Carnes - Bette Davis Eyes

https://www.youtube.com/watch?v=EPOIS5taqA8

 

▼ Jackie DeShannon - Bette Davis Eyes (1974)

https://www.youtube.com/watch?v=FAQsOJbs-yo

 

▼ Kenny Rogers with Kim Carnes - Don't Fall in Love with a Dreamer

https://www.youtube.com/watch?v=7d6F9jDVhKQ

 

そして、ハスキーヴォイスの女性シンガーといえば、キム・カーンズと共に思い浮かぶのがボニー・タイラー。ちなみに、ボニー・タイラーの方も1983年にナンバー1ヒット曲"Total Eclipse of the Heart"(米4週1位 / Platinum)を生み出しています。ただし、日本では「Holding Out for a Hero / ヒーロー」の方が有名かもしれませんね。

▼ Bonnie Tyler - Holding Out For A Hero (TV show 1984)
https://www.youtube.com/watch?v=cSL2ZfgPj1U

 

CD Cace (back cover): Essential / Kim Carnesy

TRACK LIST
1. Bette Davis Eyes / 2. Cry like A Baby / 3. Don't Fall In Love with A Dreamer (With Kenny Rogers) / 4. It Hurts So Bad / 5. Mistaken Identity / 6. Draw Of The Cards / 7. Break The Rules Tonite (Out Of School) / 8. Voyeur / 9. Thrill Of The Grill / 10. I Pretend / 11. Invitation To Dance / 12. Abadabadango / 13. Touch And Go / 14. I'd Lie To You For Your Love / 15. Chain Letter / 16. Gypsy Honeymoon

NOTES
• Label: EMI
• Made in EU (Import)

Chart Positions
1. Bette Davis Eyes (1981) - US 1位(9週) / UK 10位
2. Cry like A Baby (1980) - US 44位
3. Don't Fall In Love with A Dreamer (With Kenny Rogers) (1980) - US 4位
4. It Hurts So Bad (1979) - US 56位
5. Mistaken Identity (1981) - US 60位
6. Draw Of The Cards (1981) - US 28位 / UK 49
8. Voyeur (1982) - US 29位 / UK 68
10. I Pretend (1984) - US 70位
11. Invitation To Dance (1985) - US 68位
12. Abadabadango (1985) - US 67位

 

 

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2018年7月 9日

IMMIGRANT SONG 「移民の歌」 / LED ZEPPELIN (1970)

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (front): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin   Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin   Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Label: Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin

ラジオで聴いて、初めて知ったレッド・ツェッペリンの曲であり、その後に買ったのがこの「Immigrant Song / 移民の歌」のシングル・レコード盤。

野性味溢れる叫び声と、血湧き肉躍るような勇ましいギターのリフが印象的な2分半程度の短い曲なんですが、一度聴いたら忘れないほど強烈なインパクトを持った曲なんですよね。このレコードを購入した当時でも、リリースから随分と月日が経った割と古い曲だったものの、なんてカッコ良い曲なんだろうと繰り返し聴いていたことを今でも覚えています。

冒頭のロバート・プラントによる「ア~アア~ア~」の叫び声も印象的なんですが、実は、エンディング近くで抑え気味に歌う「ウウ~ウ、ウウ~ウ、ウウ~ウ」の部分がこれまたカッコ良くて、当時はその部分に最も惹かれていたような所もありました。

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin

振り返ってみると、このシングル「Immigrant Song / 移民の歌」と、この曲が収録されたアルバム「Led Zeppelin III / レッド・ツェッペリン III」がリリースされた1970年といえばビートルズが解散した年でもあるので、遡って考えると結構衝撃的ですよね。

ジャケット裏面に記載されている解説には、「レッド・ツェッペリン、デビュー以来わずか2年で、ビートルズを上回る人気を得てしまったグループ」とか、「さてここに紹介する"移民の歌"は彼等の最新アルバム"III"からのシングル・カット」といった文言もあり、発売当時の状況が見て取れて面白いです。

ちなみに、このシングル盤では、出だしにあるノイジーなカウントはカットされています。そして、B面の「Hey, Hey, What Can I Do / ホワット・キャン・アイ・ドゥ」は、オリジナル・アルバム未収録曲。

レコード盤のラベル(A面):Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin   レコード盤のラベル(B面):Hey, Hey, What Can I Do 「ホワット・キャン・アイ・ドゥ」 / Led Zeppelin

実を言うと、この"Immigrant Song"を知った後に、レッド・ツェッペリンの代表曲としてラジオ番組で紹介された「Whole Lotta Love / 胸いっぱいの愛を」を聴く機会があったものの、今イチその曲に興味が持てず、代表曲がコレなら趣味に合わないかもと思い、結局はその後にアルバムを買うことはなかったんですよね・・・。しかも、アナログ・レコードの時代はレッド・ツェッペリンのベスト・アルバムなんてものは一枚もリリースされていなかったので、初心者には何となく取っ付き難かったような所もあったように思います。でも、あの時、"Whole Lotta Love"じゃなく「Stairway To Heaven / 天国への階段」がかかっていたらどうだったんだろう?と、ふと思ったりもします。

一応、補足しておくと、レッド・ツェッペリンのシングルで最もヒットしたのが米4位(ゴールド)を記録した「Whole Lotta Love / 胸いっぱいの愛を」で、代表曲のひとつとしてピックアップされることも多い「Stairway To Heaven / 天国への階段」はシングルにはなっていません。

 

LED ZEPPELIN - BAND MEMBERS
• Robert Plant (ロバート・プラント) - Lead Vocals
• Jimmy Page (ジミー・ペイジ) - Guitars
• John Paul Jones (ジョン・ポール・ジョーンズ) - Bass Guitar
• John Bonham (ジョン・ボーナム) - Drums

TRACK LIST
Side 1: Immigrant Song / 移民の歌
Side 2: Hey, Hey, What Can I Do / ホワット・キャン・アイ・ドゥ

NOTES
• Format: 7-inch Vinyl Single Record
• 解説・歌詞付(対訳無し)
• Released in Japan

• 収録アルバム:Led Zeppelin III (レッド・ツェッペリン III)

• US 16位

 

▼ Led Zeppelin - Immigrant Song (Remastered)

https://www.youtube.com/watch?v=y8OtzJtp-EM

 

▼ レッド・ツェッペリン『移民の歌』 7歳女子ドラマーが叩いてみた

https://www.youtube.com/watch?v=7wl1MCzqNxk

2018年5月 4日

KAMA-SUTRA 「カーマ・スートラ」 / MICHEL POLNAREFF (1990)

CDの帯(初回プレス盤):カーマ・スートラ / ミッシェル・ポルナレフAlbum Cover (front): Kama-Sutra / Michel Polnareffこの「Kama-Sutra / カーマ・スートラ」は、現在でもライヴ活動を中心に、ライヴ・アルバムやシングルを時折発表しているフランス人シンガー・ソングライター、ミッシェル・ポルナレフが1990年に発表したアルバム。

とは言え、スタジオ・アルバムはこの"Kama-Sutra"以降発表されていないことから、今から30年近くも前にリリースされたこのアルバムが今でもミッシェル・ポルナレフにとって最新のスタジオ・アルバムということになります。(※ 追記:なんと、この記事を書いた6か月後の2018年11月に、28年ぶりのスタジオ・アルバム"Enfin!"がリリースされました)

ちなみに、日本盤の帯にはミッシェル・ポルナレフと表記されてはいるものの、ジャケットにはシンプルに"Polnareff"とだけ記されています。

日本では、LPレコードではなく、CDとしてリリースされた最初のアルバムがこの"Kama-Sutra"だったと思うのですが、自分の場合は、LPレコードで買った1981年リリースの「Bulles / シャボンの中の青い恋」が最後に買ったミッシェル・ポルナレフのアルバムで、1985年にリリースされた次作の「Incognito / アンコグニート」は日本未発売だったことから、当時はそのアルバムの存在すら知らず、その後は活動しているのかどうかさえ分からないままでした。

そんなこともあり、リリースされたばかりのこの"Kama-Sutra"をCDショップにてたまたま見つけたときは予期せぬ出会いに胸躍ったことを覚えています。何せ、この当時はベスト・アルバムさえCDとしてリリースされていなかったですからね(多分)。

ということで、何の予備知識も先入観も無いまま聴いたアルバムがこの"Kama-Sutra"だったのですが、かつて"Bulles"でも同様に感じたモダンなサウンド・アプローチに多少戸惑いのようなものはあったものの、過去の名曲に匹敵する"Goodbye Marylou"を聴けただけでそれはもう嬉しかったですね。しかもアルバムの最後に収録されている"Goodbye Marylou"のインストゥルメンタル・ヴァージョンがこれまた素晴らしくて、インストゥルメンタルで収録されているのも頷けるほど。

 

Album Cover (back): Kama-Sutra / Michel Polnareff   CD Csae (back cover): Kama-Sutra / Michel Polnareff   CD Case (inside): Kama-Sutra / Michel Polnareff

 

TRACK LIST
1. Les Boul' A Zero / 2. Besoin De Toi / 3. Toi Et Moi / 4. Kama-Sutra / 5. LNA HO / 6. Comme Un Tatouage (Et Je Matelot) / 7. Goodbye Marylou / 8. Amour Cachets / 9. Toi Sans Moi [Instrumental] / 10. Goodbye Marylou [Instrumental]

1. レ・ブラ・ゼロ / 2. きみが必要 / 3. トワ・エ・モワ / 4. カーマ・スートラ / 5. エルナ・ホ / 6. 刺青のように / 7. グッドバイ・マリルー / 8. カプセル入りの愛 / 9. トワ・サン・モワ / 10. グッドバイ・マリルー(インストゥルメンタル)

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: France 1位
• Singles: Goodbye Marylou - France 16位 / Toi Et Moi - France 45位 / Kama-Sutra - France 47位

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou

https://www.youtube.com/watch?v=sxGLcJgpcEg

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou (Live at AccorHotels Arena, Paris, 2016)

https://www.youtube.com/watch?v=-jwSzGZ-JV4

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou (Live 2007)

https://www.youtube.com/watch?v=fszspCPdSk4

 

 

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Passé Présent (2003) / Michel Polnareff

2017年12月10日

ENDLESS LOVE 「エンドレス・ラブ」 / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE (1981)

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (front): Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie   Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie   Japanese Vinyl Single Record: Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie

ダイアナ・ロスとコモドアーズのライオネル・リッチーによるデュエット曲であるこの「Endless Love / エンドレス・ラブ」は、イタリア出身のフランコ・ゼフィレッリ監督によるブルック・シールズ主演の同名映画「エンドレス・ラブ」の主題歌であり、米ビルボードチャートに於いては9週間連続1位となる大ヒットを記録しています。

実を言うと、当時、このシングル盤を買った理由は、B面に収録されている"Endless Love (Instrumental)"が目的で、珠玉のバラード曲を集めた自作のカセットテープの最後にこの"Endless Love"のインストを入れたかったからなんですよね。A面の"Endless Love"だとちょっとベタ過ぎな感じがあるのですが、インストだとちょっといい感じかなと。

ちなみに、ビルボードの年間チャートでも2位を記録するヒットとなったこの曲の作詞と作曲はライオネル・リッチーが手掛けており、そのライオネル・リッチーは、ソロ転向後の1985年には「USAフォー・アフリカ」のチャリティー・ソングである「ウィ・アー・ザ・ワールド」をマイケル・ジャクソンと共に作曲しています。

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie

Japanese Vinyl Single Record (Label): Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie

TRACK LIST
Side A: Endless Love / エンドレス・ラブ
Side B: Endless Love (Instrumental) / エンドレス・ラブ(インストルメンタル)

NOTES
• Format: 7-inch Vinyl Single Record
• 解説・歌詞・対訳付
• Released in Japan

• US 1位(9週間連続) / UK 7位

 

▼ Diana Ross & Lionel Richie - Endless Love (with lyrics)

https://www.youtube.com/watch?v=2XAi8qWysU4

 

▼ Diana Ross & Lionel Richie - Endless Love (Live at the Academy Awards)

https://www.youtube.com/watch?v=NDNlYho3A2Y

 

▼ Endless Love (Karaoke Instrumental)

https://www.youtube.com/watch?v=WPPuyNna5qA

 

こちらはピアノ・カヴァー

▼ Endless Love (Piano Cover by Mark Fowler)
https://www.youtube.com/watch?v=gWfUpGHFZOQ

こちらはサックス・カヴァー

▼ Endless Love (Sax Angelo Torres - AT Romantic CLASS #18)
https://www.youtube.com/watch?v=gRj83OcBbXc

 

 

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「Endless Love / エンドレス・ラブ」は第3位
'80年代のヒット曲ランキングの1位にオリビア・ニュートン・ジョンの"Physical"が選ばれる(米ビルボード)

2017年10月15日

GLORIA 「グロリア」 / LAURA BRANIGAN (1982)

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (front): Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan   Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan   Japanese Vinyl Single Record: Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan

アメリカでは100万枚を超えるミリオンセラー・シングルとなったこの「Gloria / グロリア」は、アメリカ以外の多くの国でもトップ10ヒットを記録したローラ・ブラニガンの大ヒット曲。

ちなみに、この"Gloria"は、イタリア人シンガーソングライター"Umberto Tozzi"(ウンベルト・トッツィ)が1979年にリリースした曲のカヴァーで(この"Gloria"にもソングライターのひとりとしとして"Umberto Tozzi"の名がクレジットされています)、こちらのオリジナル・ヴァージョンもまた世界各国でトップ10ヒットを記録しています。

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (front): Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan

私自身はといえば、映画「フラッシュダンス」の中でこの"Gloria"使われていたことが、この曲を知るきっかけであり、そして、自分がこのシングル盤を買った理由というのも、当時買ったその「フラッシュダンス」のサウンドトラックには映画の中で印象的だったこの"Gloria"が収録されていなかったからでした。

ということで、当時はその「フラッシュダンス」のサウンドトラックに、別途購入したアイリーン・キャラの「Flashdance... What a Feeling / フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」の12インチシングルと、マイケル・センベロの「Maniac / マニアック」の12インチシングル、そして、この"Gloria"を加えて録音したカセット・テープを「これこそ正に完璧なサウンドトラックだ」とひとり悦に入って良く聴いていたんですよね(笑)。

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan

Japanese Vinyl Single Record (Label): Gloria 「グロリア」 / Laura Branigan

 

TRACK LIST
Side 1: Gloria (グロリア) / Side 2: Living A Lie (リヴィング・ア・ライ)

NOTES
• Format: 7-inch Vinyl Single Record
• 解説・歌詞付
• Released in Japan

• US 2位 - Platinum (1995-RIAA) / UK 6位

 

▼ Laura Branigan - Gloria (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=7Hm6dL_AwjQ

 

▼ Flashdance Scene - Gloria (映画「フラッシュダンス」でのシーン)

https://www.youtube.com/watch?v=6DB-O_Gr7ZM

 

▼ Umberto Tozzi - Gloria (Live) (ウンベルト・トッツィのライヴ・ヴァージョン)

https://www.youtube.com/watch?v=zHBbJ_pKi5c

 

残念ながら、ローラ・ブラニガンは2004に脳動脈瘤により47歳の若さで亡くなられています。

▼ Laura Branigan - Forever Young (Live in Chile 1996)

https://www.youtube.com/watch?v=axjxa5gNKLQ

2017年2月 9日

PRIVATE INVESTIGATIONS - THE BEST OF DIRE STRAITS & MARK KNOPFLER / DIRE STRAITS & MARK KNOPFLER (2005)

Album Cover (front): Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler   Album Cover (back): Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler   CD Case with Promotional Sticker (front): Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler

この"Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler"は、ダイアー・ストレイツとバンドの中心人物だったマーク・ノップラーのソロ作品から代表曲を中心に選曲されたベスト・アルバム。

アルバムは2種類の形態でリリースされており、ここで紹介している2枚組みのCDの他に、背景の空がモノクロになっているジャケットの1枚物のCDがあります。又、2枚組みの方はヨーロッパ盤とアメリカ盤では収録曲に若干の違いがあり、自分が購入したのはアメリカ盤の方。ちなみに、日本盤では2枚組みはリリースされておらず、1枚物だけのリリースになっています。

どうせなら2枚組みの方を欲しかったので、輸入盤の方を選択したのですが、輸入盤にしては珍しく全曲の歌詞が掲載されていたのは嬉しい誤算といったところ。

なお、このアメリカ盤では、14曲がダイアー・ストレイツの曲で、8曲がマーク・ノップラーのソロ曲という構成になっています。収録曲数は"Disc 1"と"Disc 2"が共に11曲、合わせて22曲と、若干少ない印象もありますが、これは1曲当たりの時間が長い曲が比較的多く収録されているからで、例えば1曲目の"Telegraph Road"は14分を超える曲です。

ジャケットは名作の誉れ高い"Brothers in Arms"を模したようなアートワークで、先にも述べたようにブックレットには全曲の歌詞も掲載されています。

ダイアー・ストレイツのサウンドについて言えば、どちらかというと古風なスタイルで、世の中のトレンドとは無関係に我が道を行くといった感じで、バンド自体も多少地味な印象もあるのですが、本国のイギリスをはじめ、ヨーロッパやアメリカでは、これがもうスーパー・グループと呼んでも差し支えないほどのアルバム・セールスを記録しているバンドなんですよね。特にイギリスではリリースされた6枚のオリジナル・アルバムは全てトップ5のヒットを記録していますし、5作目の"Brothers in Arms"はイギリスの歴代セールスでも8位(2016年現在)にランクされるほどのビッグセラー・アルバムとなっています。

しかも、面白いのが、デビュー・アルバムの"Dire Straits"がリリースされた1978年といえば、1977年に公開された映画「サタデー・ナイト・フィーバー」が大ヒットを記録し、世は正にディスコ・ブーム到来といった時代だったということ。つまりは、そんな状況下でも、一方ではダイアー・ストレイツのようなこうした音楽も支持されていたというのが何とも興味深いところなんですよね。

まぁ、そんな一見不利とも言える状況下でありながらも好調なセールスを記録していたということは、世の中の流行といったものに左右されない普遍的な魅力がダイアー・ストレイツの音楽にはあったということなんでしょうね。

日本では欧米に比べると知名度が低い印象もありますが、それでも"Sultans of Swing"(邦題は「悲しきサルタン」)は日本でも割りとヒットしてラジオでも良くかかっていた記憶があるので、ダイアー・ストレイツという名前は聞いたことがあるという人はそこそこいるのかもしれません。

それにしても、この何とも言えない心地良さはいったい何処から来るのだろう。この心地良さは決して他のバンドでは得られないものなんですよね。更に渋みが増したマーク・ノップラーのソロ作品も落ち着いた雰囲気でダイアー・ストレイツ時代の楽曲に負けず劣らず好きですし、そういった意味でも良いコンピレーション・アルバムだと思います。

 

CD (Disc 1): Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler   CD (Disc 2): Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler   Promotional Sticker: Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler / Dire Straits & Mark Knopfler

 

収録曲のオリジナル・アルバムとチャート・ポジションは以下の通り。

Original Albums (Dire Straits)

■ Dire Straits - 1978 (UK 5位 - 2x Platinum / US 2位 - 2x Platinum)
• Disc 1-2: Sultans of Swing(UK 8位 / US 4位)

■ Communiqué - 1979 (UK 2位 - Platinum / US 7位 - Gold)
• 収録曲無し

■ Making Movies - 1980 (UK 4位 - 2x Platinum / US 19位 - Platinum)
• Disc 1-4: Romeo and Juliet(UK 8位)
• Disc 1-5: Tunnel of Love(UK 54位 / US 4位)
• Disc 1-6: Skateaway(UK 37位 / US 58位)

■ Love Over Gold - 1982 (UK 1位 - 2x Platinum / US 1位 - Gold)
• Disc 1-1: Telegraph Road
• Disc 1-3: Love Over Gold
• Disc 1-7: Private Investigations(UK 2位)

■ Brothers in Arms - 1985 (UK 2位 - 14x Platinum / US 7位 - 9x Platinum)
• Disc 1-8: So Far Away(US 75位)
• Disc 1-9: Money for Nothing (featuring Sting)(UK 4位 / US 1位)
• Disc 1-10: Walk of Life(UK 2位 / US 7位)
• Disc 1-11: Your Latest Trick(UK 26位)
• Disc 2-10: Brothers in Arms(UK 16位)

■ On Every Street - 1991 (UK 1位 - 2x Platinum / US 12位 - Platinum)
• Disc 2-1: Calling Elvis(UK 21位)
• Disc 2-2: On Every Street(UK 42位)

Original Albums (Mark Knopfler)

■ Local Hero soundtrack - 1983
• Disc 2-3: Going Home (Theme From The Local Hero)

■ Cal soundtrack - 1984
• Disc 2-4 The Long Road (Theme From Cal)

■ Golden Heart - 1996 (UK 9位 - Gold / US 105位)
• 収録曲無し

■ Sailing to Philadelphia - 2000 (UK 4位 - Gold / US 60位 - Gold)
• Disc 2-6: Sailing to Philadelphia
• Disc 2-7: What It Is   

■ The Ragpicker's Dream - 2002 (UK 7位 - Gold / US 38位)
• Disc 2-5: Why Aye Man

■ Shangri-La - 2004 (UK 11位 - Silver / US 66位)
• Disc 2-8: The Trawlerman's Song
• Disc 2-9: Boom, Like That

■ All the Roadrunning (Mark Knopfler and Emmylou Harris) - 2006 (UK 8位 - Gold / US 17位)
• Disc 2-12 All the Roadrunning - duet with Emmylou Harris

なお、マーク・ノップラーは、この"Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler"がリリースされた以降も、コンスタントにアルバムをリリースしています。

■ 2007年 - Kill to Get Crimson (UK 9位 - Silver / US 26位)
■ 2009年 - Get Lucky (UK 9位 - Silver / US 17位)
■ 2012年 - Privateering (UK 8位 / US 65位)
■ 2015年 - Tracker (UK 3位 / US 14位)

以下は、この"Private Investigations - The Best of Dire Straits & Mark Knopfler"に収録されていないその他の主なシングル曲。

• Lady Writer (UK 51位 / US 45位) - from the Album "Communiqué" 1979
• Industrial Disease (US 75位) - from the Album "Love Over Gold" 1982
• Twisting by the Pool (UK 14位) - from the EP "ExtendedancEPlay" 1983
• Heavy Fuel (UK 55位) - from the Album "On Every Street" 1991
• The Bug (UK 67位) - from the Album "On Every Street" 1991

 

DIRE STRAITS - BAND MEMBERS
• Mark Knopfler (マーク・ノップラー) - Lead Guitar, Lead Vocals (1977-95)
• John Illsley (ジョン・イルズリー) - Bass Guitar, Backing Vocals (1977-95)
• David Knopfler (デヴィッド・ノップラー) - Rhythm Guitar, Backing Vocals (1977-80)
• Pick Withers (ピック・ウィザース) - Drums, Percussion (1977-82)

• Alan Clark (アラン・クラーク) - keyboards (1980-95)
• Hal Lindes (ハル・リンデス) - Rhythm Guitar, Backing Vocals (1980-85)
• Terry Williams (テリー・ウィリアムズ) - Drums (1982-89)
• Guy Fletcher (ガイ・フレッチャー) - Keyboards, Backing Vocals (1984-95)
• Jack Sonni (ジャック・ソンニ) - Rhythm Guitar, Backing Vocals (1985-88)

 

TRACK LIST (US 2CD Edition)
Disc 1
1. Telegraph Road / 2. Sultans Of Swing / 3. Love Over Gold / 4. Romeo And Juliet / 5. Tunnel Of Love / 6. Skateaway / 7. Private Investigations / 8. So Far Away / 9. Money For Nothing / 10. Walk Of Life / 11. Your Latest Trick

Disc 2
1. Calling Elvis / 2. On Every Street / 3. Going Home (Theme From The Local Hero) / 4. The Long Road (Theme From Cal) / 5. Why Aye Man / 6. Sailing To Philadelphia / 7. What It Is / 8. The Trawlerman's Song / 9. Boom, Like That / 10. Brothers In Arms / 11. All The Roadrunning - duet with Emmylou Harris

 

NOTES
• Label: Mercury Records Limited
• Made in USA (Import)
• 歌詞付き

• Album: UK 20位 (2x Platinum)

 

▼ Dire Straits - Sultans Of Swing (Music Video)

https://www.youtube.com/watch?v=h0ffIJ7ZO4U

 

▼ Dire Straits & Sting - Money for Nothing (Live Aid '85)

https://www.youtube.com/watch?v=7ITnUpVhvTM

 

▼ Mark Knopfler - Why Aye Man (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=KrwSDX95wCs

 

▼ Mark Knopfler - What It Is (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=BvAUQsbKnLI

 

▼ おまけ

Dire Straits - Sultans Of Swing (Drum Cover by Sina)

https://www.youtube.com/watch?v=_q8s93klams

2016年8月25日

VERY COOL 「ヴェリー・クール」 / NAOKO TERAI (2014)

CDの帯(初回プレス盤):ヴェリー・クール / 寺井尚子Album Cover (front): Very cool / Naoko Terai (寺井尚子)   CD Case (front): Very cool / Naoko Terai (寺井尚子)   CD Case (back): Very cool / Naoko Terai (寺井尚子)

Very cool (ヴェリー・クール) / 寺井尚子

こちらは、ジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子さんの17作目(ベスト・アルバムを除く)となるアルバム「Very cool / ヴェリー・クール」。

アルバムはタイトルにもある「クール」をテーマにして制作されたそうで、そこには「情熱的」といった表現で語られることの多かったこれまでのイメージを打破し、更に一歩踏み出すという意味があったとブックレットに掲載された寺井尚子さん自身の解説に記されています。

自分が寺井さんの音楽に惹かれる理由のひとつにアンサンブルの妙といったものがあります。ヴァイオリン+バック・バンドのような感じじゃないところが良いんですよね。このアルバムだと曲によってはピアノやヴィブラフォンのソロがあったりもしますし。

まぁ、裏を返せば、寺井さんのヴァイオリンが一歩引く場面があることで、曲にメリハリができて、寺井さんのヴァイオリンもより引き立つという効果もあると思うのですが、ソリストのアルバムって、他の楽器はオケ扱い的なものが案外多いので、こういったそれぞれの楽器に存在感が感じられる一体感のあるサウンドっていいなと思うところ。

このアルバム"Very cool"はブルーノート関連の曲も然ることながら、ラテン系のナンバーが比較的多く収録されているのが特徴で、当初は、レギュラー・カルテットに加え、ヴィブラフォン奏者とパーカッション奏者がゲストで参加しているのもラテン系のサウンドに合わせてのことだと思っていたら、実際は逆で、ラテン系のナンバーが多くなったのはメンバーの個性や長所をどうすれば活かせるかを考えての結果だそうです。

それにしても、ヴィブラフォン奏者とパーカッション奏者がゲストで参加しているということもあり、何処となくフルーツを盛ったカクテルが似合いそうな、夏にピッタリのお洒落な南国風サウンドといった雰囲気がありますね。実際、私自身は今年も夏になってから良く聴いているアルバムで、夏に聴くと何となく心地良さが増すような感じがあるんですよね。それに車の中で聴いても雰囲気があって中々良いです。

CD Case (inside): Very cool / Naoko Terai (寺井尚子)   CD: Very cool / Naoko Terai (寺井尚子)

ブックレットにはそれぞれの曲について寺井さん自身の解説と、スタンダード・ナンバーについては曲の生い立ちが併せて掲載されています。スタンダード・ナンバーに詳しくない自分にとってはこういうのはありがたいところ。スタンダード・ナンバーの多くが自分が生まれる前に誕生した曲ですし、曲の歴史を知ることでそれぞれの曲をより深く楽しめますからね。

ちなみに、このアルバムでは、5曲目の「Dancing In The Wind / ダンシング・イン・ザ・ウインド」が寺井さん作曲した曲、そして9曲目の「Cool Vibrations / クール・ヴァイブレーションズ」がレギュラー・カルテットのひとりである北島直樹が作曲した曲がオリジナル曲になります。アルバムには毎回、寺井さんやレギュラー・カルテットによるオリジナル曲が数曲収録されているわけですが、このアルバムに限らず、スタンダード・ナンバーと並んでいても違和感が無いところは流石といった感じ。

車に誰かを乗せて、このアルバムをかけたら、好感度がアップしそうな・・・、そんなとってもクールなアルバムです。

 

▼ 寺井尚子 - カンタロープ・アイランド

https://www.youtube.com/watch?v=2Bl7YFHL6nA

 

▼ 寺井尚子 - キサス・キサス・キサス

https://www.youtube.com/watch?v=XLx_-uEK4FU

 

CDの帯:ヴェリー・クール / 寺井尚子TRACK LIST

1. Manha De Carnaval / 2. Quizas. Quizas. Quizas / 3. Cantaloupe Island / 4. Estrellita / 5. Dancing In The Wind / 6. Little B's Poem / 7. Tempus Fugit / 8. Everything Happens To Me / 9. Cool Vibrations / 10. Begin The Beguine / 11. Estrellita [CM Version] (Bonus Track)

1. 黒いオルフェ / 2. キサス・キサス・キサス / 3. カンタロープ・アイランド / 4. エストレリータ / 5. ダンシング・イン・ザ・ウインド / 6. リトル・Bズ・ポエム / 7. テンパス・フュージット / 8. エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー / 9. クール・ヴァイブレーションズ / 10. ビギン・ザ・ビギン / 11. エストレリータ(ボーナス・トラック)

 

NOTES

寺井尚子 (vln)
北島直樹 (p) - 11 抜ける
店網邦雄 (b)
中沢剛 (ds) - 11 抜ける
山本玲子 (vib) - 1, 2, 3, 6, 7, 9
松岡“matzz”高廣 (perc) - 2, 3, 5, 7, 10
ジャンゴ・リズム (g) - 11

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 寺井尚子さん自身の全曲解説付き

 

 

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HOT JAZZ...and Libertango 2015 「ホット・ジャズ」 (2015) / Naoko Terai (寺井尚子)

2016年8月17日

HOT JAZZ ...AND LIBERTANGO 2015 「ホット・ジャズ」 / NAOKO TERAI (2015)

CDの帯(初回プレス盤):ホット・ジャズ / 寺井尚子Album Cover (front): HOT JAZZ...and Libertango 2015 / Naoko Terai (寺井尚子)   CD Case (front): HOT JAZZ...and Libertango 2015 / Naoko Terai (寺井尚子)   CD Case (back): HOT JAZZ...and Libertango 2015 / Naoko Terai (寺井尚子)

HOT JAZZ...and Libertango 2015 (ホット・ジャズ) / 寺井尚子

私が初めて寺井尚子さんの音楽に触れたのは以前にリリースされたベスト・アルバムだったのですが、聴く前はジャズとヴァイオリンという異色の組み合わせに、これまでに耳にしたことがない何かしらを期待する反面、ジャズにヴァイオリンは合わないんじゃないのかという思いも少なからずありました。

ところが、これが奇をてらったようなものではないばかりか、全く違和感が無いというか、見事に融合しているように感じたんですよね。特に惹かれたのが、オリジナル曲の「Thinking Of You / シンキング・オブ・ユー」や、「All For You / オール・フォー・ユー」、「Pure Moment / ピュア・モーメント」といった曲だったことも、寺井さんの音楽に興味を持った要因でもありました。

どちらかと言うと、自分自身はあまりジャズといったものを聴かないのですが、そのベストに収録されていたジャズのスタンダード・ナンバーも、そんな自分でも楽しめるくらい聴きやすいものでありましたし、そういった意味では、もしかしたら寺井さん自身も、ジャズの裾野を広げるといったことを考えられているのかもしれないですね。

この「HOT JAZZ...and Libertango 2015 / ホット・ジャズ」は、前作の「Very cool / ヴェリー・クール」から約1年ぶりのアルバムということで、それほど前作とは間が空いたわけではないのですが、レギュラー・グループを12年ぶりに一新してレコーディングされたアルバムということもあり、そういった意味では、前作をひとつの区切りとして今後の方向性を示した門出となるアルバムとも言えそうです。

又、そのことは、寺井さんのライフワークとも言えるような長年演奏を続けられている「Libertango / リベルタンゴ」や「Spain / スペイン」といったスタンダード・ナンバーを改めて取り上げて、この新たな布陣でレコーディングされていることからもうかがい知れるのではないかと思います。

CD Case (inside): HOT JAZZ...and Libertango 2015 / Naoko Terai (寺井尚子)   CD: HOT JAZZ...and Libertango 2015 / Naoko Terai (寺井尚子)

アルバムは、寺井さん作曲のオリジナル曲が2曲と、寺井さんとは旧知の仲であり、今回からメンバーに加わったジャズ・ピアニストの佐山雅弘氏が作曲した曲が4曲で、その他の6曲はスタンダード・ナンバーやトラディショナル曲といった構成。ちなみに、「Fragile / フラジャイル」はスティングのカヴァー曲で、過去にも1999年のセカンド・アルバム「Pure Moment / ピュア・モーメント」でも取り上げられていた曲。

それぞれの曲については、寺井さん自身による解説がブックレットに記載されているので、是非ともアルバムを買って読んでいただければと思います。各曲での演奏に込められた想いなどが伝わってくる内容で、それらを知ることによって造詣も深まり、それぞれの曲をより深く熱く堪能できるのではないかと思います。

 

TRACK LIST
1. Tango Pour Claude / 2. Slow Dance Of Love / 3. Fragile / 4. Blue Bossa / 5. A Story Of Wind / 6. In The Velvet / 7. Spain / 8. Happy Bird / 9. November / 10. Ariake Dawn / 11. Libertango / 12. Shenandoah

1. クロードのタンゴ / 2. スロー・ダンス・オブ・ラヴ / 3. フラジャイル / 4. ブルー・ボッサ / 5. 風のストーリー / 6. イン・ザ・ヴェルヴェット / 7. スペイン / 8. ハッピー・バード / 9. ノヴェンバー / 10. 有明ドーン / 11. リベルタンゴ 2015 / 12. シェナンドー

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 寺井尚子さん自身の全曲解説付き

 

▼ 寺井尚子 - リベルタンゴ

https://www.youtube.com/watch?v=KDKPiR8ghR0

 

▼ 寺井尚子 - リベルタンゴ with Coba (Cobaさんとの共演)
https://www.youtube.com/watch?v=88GduC2P7Gg

▼ 寺井尚子 - リベルタンゴ with Richard Galliano (リシャール・ガリアーノとの共演)
https://www.youtube.com/watch?v=sulLOz98T4w

▼ 寺井尚子 - スペイン
https://www.youtube.com/watch?v=x8JWNCmJ85Y

▼ 寺井尚子 - ノヴェンバー 
https://www.youtube.com/watch?v=ErFSYnZVc4Y

 

 

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